++舎外日記++

2020年 7月
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 2020. 7. 2. 木
ヌーベンも今日シャトローに持ち寄りです 違うのは目標が長距離なので今はそのアプローチ、徐々にエンジンをかけていくための550kmです 参加はブールジュやその他先週参加していなかった鳩48羽でこの鳩たちはシャトローから帰るとじっくり休んで超長距離レースに向かいますので今回の順位も気にしません しかし、ヘルボッツを始め多くのベルギーの鳩舎が目指している中距離から長距離のレースはもうすでにシーズンの真っ盛りに入り勝負の時です ですから連荘は当たり前でくたびれている鳩では勝ち抜くことはできません 毎年450〜600kmぐらいのレースが20回もあり長距離の鳩とはまた違った高い評価を受けるので日本みたいに長距離の方が威張っているということは全くありません 先日のブールジュナショナル9位も当然のようにシャトローに参加していきそのような鳩の中から子孫に期待の持てるエースピジョンが誕生するのです 去年訪問したエリックリンブクフのトリプル3はバルセロナナショナル5位が2回とペルピナンナショナル5位と落ちたらどうするのというチャレンジをしています 今回の2位はエンゲルス、マルセルウータースが7位、リンブルフが11位、ロニーメンテンが15位とおなじみの強豪が名をつ慣れていますがその入賞鳩のほとんどが次のレースにチャレンジしていきます 中には落ちてしまう鳩もいると思いますが一発の鳩はあてにならないのでみんながエースピジョンを目指しオリンピアードを目指します 人間のオリンピックでも1回ぐらい勝っても候補選手にもなれないのと同じです 
  

ベルギーやオランダでは宮井さんの鳩をヘルボッツが飛ばしたりみんなの鳩をヌーベンさんが飛ばしても問題ないのでしょうか?大きな鳩舎が大羽数で参加することは何か問題があるのでしょうか?
斎藤 ..7/3 9:16(金)

大羽数はどこでも大歓迎です 日本と違うのは足環の値段が違うことです 150個までは安いのですがそれを超えて足環を買うと高くなります 小さな鳩舎の保護は足環の値段で行いますが誰の鳩をどこで飛ばそうが問題ありません 例えば日本の足環の鳩をベルギーで飛ばすこともできますし足環の無い鳩もレースに出た記録もあります レースの時に大鳩舎とは一緒にやりたくないなんてことを言う人はいません 場所が悪いとぼやく人はいますがその地域でも強い人はたくさんいます 自分の気に入らないことを排除したがるのは島国根性の悪いところでそれでは鳩レースにはなりません あいつとは一緒にやりたくないという人も鳩レースをする資格がありません 鳩レースは嫌いな人やとんでもない大鳩舎とも戦わなければなりません それが鳩レースです ヘルボッツ鳩舎は初戦のブールジュは毎年130羽以上参加しますが多すぎるという人はいません 数が多くなると管理が難しくなり多ければ勝てるというものでないのはみんなが知っています 自分が不利になると思い込むのは頑張る鳩舎を邪魔にする感覚で鳩レースをする資格がありません 1000羽を超えるような大きな委託鳩舎はレースの目的が違うので別の形で存在していました 1着賞金500万円とかのレースも面白いし有名鳩舎も自分の鳩の性能検定のために出していました ベルジアンマスターはたくさんの鳩と人を集めて盛大に行われていましたが赤字続きで廃止になりました 広大な土地を用意してもベルギー政府から認可されたのは1500羽が限度でした 鳩レースは相手が風下にいようが大羽数だろうがそれを打ち破るためにするのです
北野 ..7/3 10:19(金)

1500羽しか入れられないわけがあるのでしょうか? いろいろ興味のある話ありがとうございます。
斎藤 ..7/3 10:42(金)

ベルジアンマスターの鳩舎はかなり広い敷地でしたがそれ以上鳩舎を大きくする場合はもっと広大な土地が必要とのことでした その後中国の人が5000羽の申請をしたと聞きましたがダメだったようです 都会でも鳩は飼えないし田舎でもある程度の制約があり鳩舎を作っています 日本では隣の人と喧嘩をしながら鳩レースをしている人も多くその辺の行政の決まりもあやふやです
北野 ..7/3 10:58(金)

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