++舎外日記++

2020年 9月
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 2020. 9. 5. 土
https://www.joyvalley.jp/shop/pigeon/netherlands/Janssens-Hausoul/01/index.html 
ヤンセン ハズール ペルピナン インターナショナル エースピジョン1位の子 
北野鳩舎で子を飛ばしたいので雛を預けてください 
 
 
ドイツからチップが来たと思い開けてみたら何かの電子部品が入っていました 箱はジョイあてですが中のインボイスは別の会社のものでした 急ぎ連絡をしたら同じ日の送りで箱の送り状を間違えて張ったとのことですぐに別のチップを送るとのことです 3日ぐらい遅くなってしまいますがお待ちの方にはご迷惑をかけてしまいます ごめんなさい 
 
既にチップは送られましたので明日が明後日に日本に着きます 
 
20cnの餌箱です 青い方はジョイントできるようななっていていくつもつなげることができます 白い方はしっかりできていて高級感もあります
  

ちから様 T.INOUE 様
返信が遅くなりましてすみません。
4in1は毎レースごとに使っているのではなくて狙ったレースの前に使います。私が見た4in1の内容はどれもロニダゾールと抗菌剤のフラルタドンです。両方ともベルギーでは古典的な薬として長く使われているように思います。耐性菌の件はレース成績と拮抗する頭の痛い問題です。
宜しかったらお電話下さい。
090-5196-2333 若林
若鳩 ..9/4 18:55(金)

若林様
返信ありがとうございます。小生の所属する連盟にも抗生剤を使ってレースで好成績を上げていた人がいました。理由は分かりませんが、最近パッとしません。
抗生剤を使ってレースで好成績を上げて、どういう意味があるのでしょうか?抗生剤等の薬品は、本来病気や怪我を治す為に自己治癒力をサポートする役割をするものと小生は理解しています。薬で好成績を上げても、子孫には遺伝しません。耐性菌が増加して計り知れない弊害が出てからではどうしようもないと考えます。価値観は人其々ですが、一時の名誉心?の為に抗生剤を使うことには、小生は理解出来ません。
抗トリコ&抗コクシ剤のように、その鳩本来の力を出させる為の薬品なら分かるのですが…如何でしょうか?    井上毅
T.INOUE ..9/4 20:17(金)

抗生剤には鳩の飛翔能力を増大させる力はありません。健康な鳩に抗生剤を与えてもそのことによってレースで好成績をあげることはないでしょう。
レース参加前にすでに病原菌に感染している鳩をそのままレースに出せばその鳩の飛翔能力を100%発揮することができないばかりか帰舎後に病原菌が増殖して発病することもあります。
私の鳩舎は密飼い状態で鳩舎内の一羽一羽をチェックできないような管理をしています。
病原菌に感染して発症している鳩を持ち寄ることはありません。
感染していても未だ発症していない鳩もいるだろうと推測してレース前に全鳩に投薬して、感染しているかもしれない病原菌をクリアしてから持ち寄っています。

鳩舎に見合った鳩数を飼って一羽一羽の健康状態を把握できる管理がよいのでしょうが、いろいろな鳩を飛ばして楽しみたいのでどうしても管理能力以上に鳩数が多くなってしまいます。

若林 ..9/4 22:16(金)

若林先生、井上様
4 in 1についての投稿を拝読させて頂いております。
若林先生のおっしゃるとおり、薬は適切に使われれば鳩が能力を発揮するのに役立つと思います。井上様がおっしゃっている「抗トリコ&抗コクシ剤のように、その鳩本来の力を出させる為の薬品」の製品の一つが4 in 1、と理解できます。4 in 1(一つの製品で4つの病気に対処:トリコモナス、コクシジウム、大腸菌、サルモネラの4種の病気に効く;成分はトリコ治療薬のロ二ダゾールとニトロフラン系抗菌剤のフラルタドン)
フラルタドンという薬は知りませんでしたが、同じフラン系のフラゾリドンは昔、養鶏分野で、コクシジウム対策にも使われていました。
レース中、500qぐらいを過ぎると、疲れが出て、涙が出たり(片目風邪)、糞中にコクシ原虫オーシストが増えたりした鳩を観察した経験があります。以前、レースに参加していた頃は、レースシーズン前と、シーズン中1〜2回、トリコとコクシ対策の投薬をしていました。涙が出た鳩には、個別に錠剤(ドキシサイクリンあるいはニューキノロン剤)で対応しておりました。
細川和久
細川和久 ..9/5 8:08(土)

“人生の楽園 お父さんの夢 鳩レース〜埼玉”
のテレビ放送が今日夕方6時からありますね。
同じ趣味の人が増えれば良いですね!
山口 ..9/5 9:27(土)

北野さん
通関の段階で、品名・数量・価格・使用目的などを税関は細かくチェックしますので、通関業者が申告する過程で普通の通関業者であれば中身の確認の連絡を必ずしてくると思うんですけど。ちゃいますか?
運び屋 ..9/5 9:54(土)

その通りです その際個人で使う量をはるかに超えていれば廃棄か送り返しのどちらかを選ばなければなりません 私の鳩舎は1000羽ぐらいいますので100gが数個ぐらいであれば何とか通ると思います ラベルにも
Exclusive for KITANO loft. Not for sale. と印刷しました  今までに台湾から送ったトリコモナスの薬と抗生物質が2回送り返しになりました どうしてもアスゾールとフラジールでないものが欲しかったのです ベルギーから持ち帰る時でも自分で使う分ぐらいなら問題なく税関で開けられても大丈夫でした 犬の薬も首の後ろに垂らすダニ退治は何度か個人輸入したことがあります ラベルまで作ったら高くつきますが私には鳩レースも生きてることも遊びです
北野 ..9/5 10:09(土)

私も昔、乳牛の子宮洗浄にフラゾりドンを使っていたことがあります。
4in1のフラルタドンも同じ黄色の粉剤なのでフラゾりドンと同系の物と思っています。

数年前、ニューカッスルの発生状況を知りたくて最寄りの家畜保健所に行きました。その時に退職してから診療施設を開設しましたかと聞かれたのでNoと答えたら、獣医師の資格を持っていても診療所に所属していなくては例え自分のハトでも治療はできませんと知らされました。
自分の鳩が治療できないのも困りますが、連合会や連盟のワクチンの手配や注射の指導もできなくては困るので往診診療施設を開設しました。
旧知の薬屋さんからも獣医師免許証のコピーの提出を求められました。
必要が生じて診療施設を開設しただけなので業務としての鳩の診療はしていません。鳩は好きで飼っているだけで特別鳩病を勉強したことはありません。
先生と書かれると毎回赤面しています。非常にプレッシャーを感じていて精神衛生上好ましくありません。私あての書き込みは次回からは呼び捨てで結構ですので若林だけでお願いします。北野さんも宜しくお願いします。
若林 ..9/5 10:12(土)

若林様
 私も、以前、自鳩舎用の薬を入手するために、「往診専門動物病院」として届けを出しております。
細川和久 ..9/5 10:59(土)

北野様
北野ブログをまたお借りします。

若林様、細川様
ご丁寧な回答ありがとうございます。
若林さんの鳩舎事情は良く解かりました。当鳩舎も偉そうには言えませんが、1.7坪の選手鳩舎に120〜130羽を収容する超過密鳩舎です。獣医師資格をお持ちの若林さんに畏れ多いのですが、感染しているか分からない鳩に抗生剤を投与することによる耐性菌の増殖を危惧しているのです。細川さんの言われる通り、発症or感染している個体毎に抗生剤を投与することは正しい対応と認識しています。ウィルスや細菌は、この世の中から無くなることはあり得ません。従って、ウィルスや細菌と共存せざるを得ないと考えます。ウィルスや細菌に対する免疫力を高める方策を見つけることが大切なことではないでしょうか?当鳩舎はここ十年以上善玉菌の効用を信じ、現在常用しています。この場をお借りして情報交換出来れば有難いと思います。      井上毅
T.INOUE ..9/5 11:32(土)

私がベルギーの鳩の獣医に聞いた話は、鳥類は哺乳動物と比べると近親交配の弊害も少ないし薬に対しての耐性も哺乳動物ほどではないとのことです トリコなどの同じ薬を長い間続けるよりは半年に1度くらいは変えた方がより効果が上がる程度でそれとしても驚くほど変わるということはないと言われました 私たちが自分や哺乳動物に使うほど鳥には気にしないでもよいということでしょう 犬や猫では考えられない近親交配も鳩ではするし、レースのたびに薬を使っても成績が落ちないのは腸が短くで薬が体内にとどまる時間が短くほとんどが腸内を通過してしまうからと思います 弊害があれば鳩の健康は保てないしレースで良い成績を上げられるはずがありません うまく鳩の健康を維持することは即レースの成績につながります そのための薬ですのでほどほどに使えば役に立ちます 私は毎日6種類の薬を飲んでいます その他に鼻の中にシュッと噴霧するステロイドと同じようなステロイドを灰の中にも送り込んでいます おかげで元気です
北野 ..9/5 13:59(土)

井上様
私よりも超過密なようで毎日の健康管理も大変ですね。
私も長いこと善玉菌を使用していますが有効と感じています。

選手鳩が100羽以上いると1羽づつの健康診断はできないので鳩舎毎の群としての管理をしています。涙目や鼻コブが黒ずんだ鳩は気がつきますので個別管理はできますがトリコ、コクシ、サルモネラ等に感染していても未だ症状の出ていない鳩は外見では診断ができません。又、1羽症状の出ている鳩がいれば同じ鳩舎内の鳩にも感染している可能性があります。
鳩舎内での外見だけでは感染の有無は分かりません。もし無症状の感染鳩がいてレースに出して鳩に負荷をかければ大きなダメージを受けます。
非感染鳩に投薬することのリスクよりも大きなリスクになると思っています。

レース後に抗菌剤を投薬されている方も多いようですが、長時間の飛翔で内臓の弱っている状態での抗菌剤の投薬は心配なので控えるようにしています。

耐性菌も無視できませんが1シーズンに数回位の投薬は許容範囲内と思っています。
若林 ..9/5 22:32(土)

こんばんわ。「腸を制する者は、鳩レースを制する。」?

若林先生、久保田先生、治療薬、抗生剤の話が色々とあり、大変勉強になりました。ありがとうございました。

別の視点でのこのことを考えました。(薬のことは、素人です。) 30年前ぐらい前に保健の授業で耐性菌の怖さについて指導する際に下記のことを考えましたことを思い出しました。

●食用動物(家畜)に使用する抗菌薬には、大きく二つのカテゴリーがある。
@医療用と同じく感染症の治療に用いられる動物用医薬品としての抗菌薬で、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)の規制を受ける。
A家畜特有のもので成長促進・飼料効率の改善・生産性向上目的に使用され「飼料添加物」と呼ばれる。飼料添加物としての抗菌薬を特に抗菌性飼料添加物がある。「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」(飼料安全法)により規制されている。

●抗菌性飼料添加物を与えると与えない家畜より肉付きが良くなる結果が出ています。成長促進効果がある。良くメカニズムがわってないが、低濃度でも抗菌薬なので腸内細菌を減少させ、発酵生産物の生成を抑制することで、解毒のためのエネルギー消費を軽減することが考えられる。と言われている。また、腸管内の有害細菌を減少させ細菌が産生する毒素などの成長阻害要因を抑制することなども考えられている。成長促進効果をもたらすエネルギーを飛翔のためのエネルギーに変換することは可能でしょう。

◎このことから
鳥類は、空を飛ぶために腸が短いといわれています。ここに抗菌性飼料添加物を投与すれば、より効率的に栄養を摂取でき、敷いては、効率よく大胸筋燃料タンクにエネルギーをパッキングできると考えました。
ブドウ糖と混ぜて与えたら効果が上がるのでは、ないでしょうか。如何でしょうか。
しかし、大きな問題は、耐性菌だと思います。しかし、大きなお金が動くのであれば、耐性菌の問題など考えない人もいると思います。
EUでは、「予防の原則」で抗菌性飼料添加物を使用禁止にしたと聞いています。
鳩の色々な楽しみ方 ..9/5 23:24(土)

https://www.schroeder-tollisan.com/produkt/fungi-powder/?lang=en
ベルギーではこれを使っていると聞きました。
pipaで広告宣伝していた獣医の、オリジナル商品と聞きましたが。
テクニックもイロイロ ..9/6 11:12(日)

北野様&若林様&雨森様
皆さんの為になるご高説・情報、ありがとうございます。
当鳩舎は、超過密状態ですが善玉菌を使用している所為か健康状態をある程度キープ出来ていると思われます。(抗生剤は基本的に使用していません)レース成績も連合会&連盟では程々の実績が挙がっていると自負しています。抗生剤と耐性菌のの問題は、悩ましいですが、雨森さんの説&EU情報の通り、小生は抗生剤本来の使用法以外の使用は避けるべきと考えます。  井上毅
T.INOUE ..9/6 11:48(日)

こんにちは。
井上様ありがとうございます。
うちは、井上さんより超過密環境だと思います。ここ2年、「腸を制するものは、鳩レースを制する」と思い、善玉菌を使っています。状況は、良いようです。

⚫近親の強い鳥は、病気に弱い傾向があります。セレクトの目安としています。そんな中、スーパーな鳥がいます。
04年生16歳の雌です。今年も産卵しました。この飼育環境で、善玉菌使用前から、今まで一度も体調を崩したことがありません。凄い生命力です。500kRg4千余羽総合3位に成っています。種鳩としてもスーパーな実績を積み上げ中です。毎日、餌を食べ、必ず一番、二番に水を飲みに来ます。病気に強いということとレース成績の良いということは、通じるものがあるのでしょうか。

鳩の色々な楽しみ方 ..9/6 13:34(日)

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