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Name: ayachinn
Date: 2014/04/28(月) 15:29
No:5077
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Title: 主人のお位牌について
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もうすぐ主人の三回忌を迎えます。 主人が亡くなるまでは宗教・宗派等には全く関心がなく、 信仰もありませんでした。
義母たちも、それまで信仰するものはなかったんですが…。 真言宗ということになりました。(義母たちの生家が真言宗だったため) 檀家ではなく、葬儀屋さんに紹介してもらったお坊さんにお経を唱えてもらいました。
お位牌ですが お位牌は主人を右側に、私が左に入れるように空白で作りました。 三回忌が近づいた先日、義母から 『お位牌を作りたい。○○と一緒に入れるお位牌を』(○○は主人です。) と言われ困惑しています。 パカッとお位牌を開くと小さい塔婆のようなもので祀るらしく・・・ 私たちが死んだら同じ位牌に名前を刻みたいと・・・
義母たちを蔑にしようというのではありませんが 夫婦のみでお位牌を持ちたいと思っています。
二つお位牌を持ち義母たちと私で持つということも有りなのですか? お位牌が二つあると、裂かれてしまう気もしますし なんかどうしても納得がいきません・・・
主人を祀りたいという気持ちはわかろうとは思いますが 私たちから主人を取り上げられるようで困惑しています。
長男・長女の結婚でした。
長男の主人でしたが、私と結婚するときには家を出て、夫婦で所帯を持ちました。 結婚して20年でした。義母たちに援助は受けておりません…。
どうしたらいいのでしょうか?
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Name: 誠邦
Date: 2014/04/29(火) 13:16
No:5078
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Title: Re:主人のお位牌について
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真言宗の僧侶です。位牌に夫婦位牌はありますが、親子位牌は聞いたことがありません。葬儀屋さんに紹介された真言宗のお坊さんに再び登場していただいて、義母を説得していただくのが得策なのではないでしょうか?
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Name: 天台沙門
Date: 2014/04/30(水) 09:43
No:5079
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Title: Re:主人のお位牌について
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
位牌を選ぶにあたっては、個人の趣味やお祀りする場所という条件が大切です。仏具屋さんに行って色々な物を実際に見ながらお話をしてみてください。
>パカッとお位牌を開くと小さい塔婆のようなもので祀るらしく おそらく「繰り出し位牌」と呼ばれる物と推察されます。厨子の中に板位牌を納める形式です。一基で十体ほどを納めることができるので、たくさんの位牌をひとつにまとめることができます。 http:=www.rakuten.co.jp/kb-hayashi/639833/641727/ 「楽天 繰り出し位牌」で検索したサイトの一例です。等号をダブルスラッシュに替えてご覧ください。
※
なお、位牌を複数お持ちになる件については問題はないと考えます。親が子さんの位牌を、妻が夫の位牌を、それぞれに持ってお祀りするというだけのことです。 いわば位牌とは「あの世」というクラウド上にある「たましい」という情報を想いだすターミナルです。ネットワーク(=人の縁)の中に情報(=人格)が存在するのであって端末機器(=位牌)に個別具体的な情報が封じ込められていうわけではありません。ちなみに「今上天皇宝祚無窮」という生者の位牌を本尊さんと一緒にお祀りする寺院は少なくありません。 また、私が預かる寺の位牌堂には、先祖代々(それこそ江戸末期に天寿を全うされた方から、明治初期に夭折されたお子さんまで)の十数名さんの戒名が刻まれた位牌が数家分あります。親子兄弟・一族郎党の名を刻んだ位牌があってもよろしいのではないでしょうか。
以上、ご参考までに。
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Name: sharan
Date: 2014/04/20(日) 00:11
No:5073
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Title: 仏壇の魂抜き、魂入れについて
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仏壇を買い替える際の魂抜きと魂入れをお願いする住職様に関する質問です。 同じ宗派の住職様にお願いしないとダメでしょうか? ちなみに宗派は曹洞宗ですが、お墓はお寺ではなく市営墓地です。
私(一人娘)が結婚し、主人と暮らすために賃貸アパートに引っ越すことになりました。 父がいるのですが、先日老人ホームに入居したので実家は空になります。 そのまま放置するわけにはいかないと思いますし、アパートも施設も大きな仏壇を置くスペースがないためミニ仏壇などに変え、ご本尊様の掛け軸もスタンド型の小さい物にして私がアパートで祀ろうかと思っています。 位牌はなんとか収まりそうなのでそのまま持っていこうかと思っています。 なので買い替えは仏壇、ご本尊様、位牌以外の仏具です。 ちなみに位牌だけ変えないというのは問題ないですか?
新しい仏壇はネットで購入するつもりで、その業者さんは古い仏壇を供養して処分してくれるそうですが、その前に魂抜きをしてもらってくださいとのことです。
千葉から都内の目黒区に引っ越すのですが、魂抜きは千葉で、魂入れは引っ越し先でそれぞれ行うのですよね? 両方同じ住職様にお願いした方がよろしいでしょうか? それとも千葉と都内だと遠いのでそれぞれの近場の住職様にお願いした方がよろしいでしょうか? その際、曹洞宗にこだわる必要はありますか?
一応母の法事(17回忌まで)をやってもらった曹洞宗のお寺が文京区にあるのですが、千葉に来てもらうには遠いですよね・・・ 祖母の代からお世話になってるお寺さんで、本家のお墓はそのお寺にありますが、私の家は分家で前述のとおりお墓はそこにはありません。 それに住職様も私のことは認識してないので、わざわざこのお寺に頼まなくても近くの住職さんで大丈夫ならその方がいいかなと思いまして・・・
また、新しい仏壇を千葉に送ってもらい、魂抜きと魂入れを一緒にやってもらってから新しい仏壇と共に引っ越すというのもありでしょうか?
大変恐縮ですがお返事よろしくお願いします。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/04/23(水) 10:01
No:5074
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Title: Re:仏壇の魂抜き、魂入れについて
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から
ご縁のあるお寺さんがいらっしゃるなら、まずはそちらにご相談することをお勧めします。
Q1:位牌だけ変えないというのは問題ないですか? A1:問題ありません。位牌というものは死者の象徴物ですから、祀る側の愛着というものも重要な要素です。
Q2:曹洞宗にこだわる必要はありますか? A2:こだわる必要は皆無ですが、本尊さんや仏壇のしつらえが宗旨宗派によって変わってきますから、同じご宗旨の僧侶さんに依頼するほうが無難です。
Q3:魂抜きは千葉で、魂入れは引っ越し先でそれぞれ A3:場所にこだわることはないと考えます。以下、私の預かる寺での実例です。 (1)法要前日に新しい仏壇・本尊を業者が届けてくれる。 (2)当日に檀家さんがご自身で古い仏壇・本尊を持ってみえる。 (3)開眼と発遣の法要を行う。 (4)業者さんが新しいものを檀家さんの家に届けに行く。 (5)業者さんが古いものを引き取りに来る。 という手順を踏みました。ですから現在のお住まいでもご新居でも(お寺の本堂でも)問題はないでしょう。
Q4:近くの住職さんで A4:いまお持ちのお位牌の魂入れをなさったのはどなたでしょうか? その方に魂抜きと新しい魂いれとをお願いすることがスジかな、とおもいます。
以上、ご参考までに。
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Name: sharan
Date: 2014/04/24(木) 15:17
No:5075
| 解決
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Title: Re:仏壇の魂抜き、魂入れについて
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天台沙門 様
こんにちは。 お忙しいところお返事いただきましてありがとうございました。 大変参考になりました。 それでは一度に法要をしていただこうかなと思います。
今のお位牌の魂入れをしてくださったのはどなたか分かりません・・・ 葬儀にいらした住職様は本家がお世話になっているお寺さんではなく、葬儀社さんのご紹介で来てくださった方です。 宗派もお寺の名前も分かりません・・・ しかも、お通夜と告別式で別々の住職様がいらっしゃいました。 ですが、もう30年以上前の話でして、葬儀を取り仕切った祖母は既に他界していて、私も当時まだ10歳だったのでほとんど何もわかりません・・・ なので、一応法事をやっていただいたお寺か宗派は違いますが主人の実家がお世話になっているお寺さんに聞いてみようと思います。
どうもありがとうございました。
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Name: はるきち
Date: 2014/02/27(木) 01:27
No:5059
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Title: 両家の位牌のない簡易的な仏壇
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自分と同棲相手両家の位牌のない簡易的な仏壇を作ろうと思いますが、注意すべきことがありましたらお教えください。 自分が手を合わせたい人がひとり、同棲相手が手を合わせたい人が3人います。いずれも位牌はなく写真を置くことになります。
おりんや花瓶、蜀台、香炉などは1セット共通で使い、全員の写真をひとつの机に置くのはいけないでしょうか?その場合、写真同士を衝立みたいなもので仕切る必要はありますか?
もしかすると非常識で罰当たりなことだと気を悪くする方もいるかもしれませんが、アドバイスよろしくお願い致します。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/03/01(土) 19:59
No:5060
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Title: Re:両家の位牌のない簡易的な仏壇
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
大切なことは、日常空間に「神聖な場所=非日常空間」を設けるという心がけです。ですから、それを示すモノ(ご質問の場合は仏器とご遺影とそれらを置く机)があれば必要充分ということになります。 ご遺影の間を物理的に区切るなにものかを設けるを必要はありません。 かつてのように、本家分家や婚家実家の区別をせねばならない社会ならともかく、現代ではそこまでの配慮は不要でしょう。
※
なお私個人は遺影を位牌の代わりとすることをお勧めしていません。なぜなら、遺影のイメージによって故人の人格(=たましい)が意識的・無意識的に固定化されることとなるからです。
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Name: izumi
Date: 2014/03/22(土) 13:30
No:5072
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Title: Re:両家の位牌のない簡易的な仏壇
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仏壇の中心にはご本尊様をおまつりすることは御存知ですよね? 念のため。
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Name: むじゅん
Date: 2014/03/13(木) 00:00
No:5067
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Title: 予知能力??
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こんにちは。 職場のお付き合いで、「妙智会」なるものに入会しました 当初は先祖供養で、年間600円といいわれ、まあいいかと入会しました。そのうちに、エスカレートして、喜捨料も高くなり年間10万円以上になりました。 当方が、転職しご縁も遠ざかり月一度の法座にも参加が困難になりました。退会希望を昨年の春先にそれを伝えたました。 幹部から大会は認める返事。ただ 今のあなたがとても気になる。「今までのご修行が・・・」などと メールが来ました。
そこで、このような内容に対しては、どのように対応したらよいのでしょうか? 皆様のお知恵をよろしくお願いします。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/03/15(土) 16:30
No:5069
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Title: Re:予知能力??
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から
まず「今のあなたがとても気になる。今までのご修行が云々」という物言いは、予知能力でも何でもありません。 先物取引などで「ここで損切りの手仕舞をすると今までの投資金額が無駄に云々」という勧誘手法と同様に、行動心理学におけるプロスペクト理論(人は目前の損失を被るリスクを回避する行動をとる)に基づき、相手の意志がリスクをもたらすと認識させて相手の意志の撤回を勧めるための一般的な手法です。 そもそも不安を煽るような物言いに対しては懐疑的になっておいたほうが安全です。 はっきり申し上げますが、ご自身が選んで入会したのではなく職場のお付き合いで入会したのですし、ライフスタイルの変化によって集会に参加しなくとも特段の不都合を感じられていなかったのですから、貴方ご自身にとって妙智会教団さんとの縁は「あってもよいが、なくてもかまわない」ものです。 したがいまして「退会する私を気にかけていただきありがとうございました」とご返事なさるだけでよろしいと考えます。
※
基本的に修行というものは自分が自分のためにするものです。例えば、比叡山の千日回峰では堂入りまでの七百日を「自行」とし、以降の二百余日を「化他行」とします。自行ありき、なのです。 また修行の方法も人それぞれです。仏弟子の周利槃特が掃除の実践で阿羅漢果を得た話にある通りで、釈尊のように修行者に適した修行法を指南することが師匠の役割です。さらにいえば、信仰というものは神仏という偉大な存在と個々人とが一対一で向き合うことで成立するものですから、教団などというものは経験的規範としてのモノサシにすぎません。モノサシも尺貫法・メートル法・ヤード/ポンド法など多様なものです。腑に落ちる使いやすく納得できるモノサシを選ぶことが修行の結果としての幸福と安心につながります。
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Name: むじゅん
Date: 2014/03/16(日) 11:46
No:5071
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Title: Re:予知能力??
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天台沙門様
貴重な時間を使われての、回答、ありがとうございます。 幹部からのメールに関して、幹部が、私を心配しての、誠意でないことが、具体的な事例で、理解できました。
活動している際には、幹部からは、「ここの先祖供養が、一番正しい。」修行に関しても、先祖が喜ばれるのは、 「一番いいものを、他の人にお導きすることである」と何度も集会で言われていました。 修行には、順番をつけるものでなく、各人に適したもの という内容に、私自身が、納得できました。
今思うと、私自身が、「洗脳」されていたんだと思います。
私が、冷静に考えられる内容に関して、感謝しております。
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Name: どりー
Date: 2014/03/10(月) 10:03
No:5063
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Title: 家解体の不安
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迷った時に頼りにさせて頂いております、よろしくお願い致します。今回家の解体に対しての不安です…。実家が借地を地主に返す為に家を解体します、実家は私の母方で私の父は養子です(昨年亡くなりました)、そしてその解体する家は元を辿ると私の祖母の実家であり、祖母は結婚して実家をでましたが戦災で住むところを無くし、嫁ぎ先(私の名字)家族でこの家に出戻り暮らし続けていた家らしいです。で、祖母が女兄弟のみで男が無くて祖母実家を継ぐものが無く、その流れのその家で私は生まれました。その家を間もなく母の希望で取り壊してしまう事が何とも不安です。祖母実家をさかのぼればその家にどれだけの人が生まれては亡くなりの想像もつかない程の沢山の方の魂が宿っていると思います…、その家を壊す権利が母にあるのか疑問で身勝手傲慢の様な気がしました、そしてその旨は当初から両親に伝えてはいましたが通りませんでした。もう決まってしまってる事で、近づくにつれて不安が高まります、何か今自分にできる事が無いか、祖母実家の魂に対して行う正しい方法等が無いか、どなたかお教え頂けます様、何卒宜しくお願い申し上げます。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/03/15(土) 09:37
No:5068
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Title: Re:家解体の不安
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
貴殿の「家の解体に対しての不安」とは、いわば先祖霊の神聖所が解体されることへの無念さと言い換えることができます。したがって、解体工事に際し何らかの宗教儀礼を行ってもらい、そこに参加することをお勧めします。その儀礼は神式でも仏式でもかまいません。解体工事の安全祈願でも、ご実家をそのものを仏像と見なしての発遣供養でも、家を建てさせていただいていた堅牢地神への報恩供養でも、なんでもよいでしょう。
※
仏教の本質は「縁起説」にあります。 哲学的に言えば「全ての事象は直接・間接の原因・結果という関係性の中に生じる現象である」ということで、これは日本の文化においては「諸行無常」や「空」という言葉で表現されます。具体的には、家という物理的構造物(=果)はなにごとかの必要性(=因・縁)によってたまたま存在しているだけで、その因が失われれば家が失われるという果も自然なことであるわけです。それだけではなく、万人が信じている「たましい/霊魂」という存在も人間関係という因と縁によって生じる個人の内的な現象(=果)であって、固定した実体をもつ存在ではないということが仏教の正統的思想です。 さて。 借地を返還するときにその上の建造物を撤去することは、少なくとも現代日本社会では貸方借方の共通認識(=縁)です。そこに家を建てることを目的とした借地契約という「因」により、契約終了時(=縁)には家を壊すという「果」が定められたということです。ですから「その家を壊す権利が母にあるのか」は逆に言えば「借地を利用する権利(=因)により母には家を壊す義務(=果)が生じた」ということになります。 ひるがえるに、御母堂を「身勝手傲慢」とする貴殿の感情の基底には「家への執着」があるのではないでしょうか?
※
仏教の修行の目的は常住なるものへの執着からの解放といえます。 上記の通り、家という物理的構造物は常住たりえませんし、また、タマシイも個々人の人格的紐帯が本質であってやはり常住たりえません。そういった、常住たりえないものからの解放のための思想が縁起説であり、実践過程が仏道修行または宗教儀礼であるといってよいでしょう。葬祭儀礼は生き残った者が亡くなった方への執着から解き放たれることが目的です。
そこで前述の宗教儀礼の実施と参加をお勧めする、ということになるわけです。
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Name: どりー
Date: 2014/03/15(土) 21:50
No:5070
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Title: Re:家解体の不安
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天台沙門様、又有り難いお教えを頂き誠にありがとうございました。先日に母親が依頼して、地域の神社の神主様に来て頂き、お祓いの式を行って頂きまして私も参加致したところでした。神主様からも天台沙門様と同じ様に有り難いお言葉を頂き、自然に涙が出ました。平日だったのですが、たまたま中学一年の私の長男のクラスが学級閉鎖になり、長男も一緒に式に参加する事ができ、結果的に非常によかったと思っております。天台沙門様のお教えで又心が救われました、本当にありがとうございました。
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Name: s
Date: 2014/03/08(土) 00:02
No:5061
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Title: この場合の離壇について
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檀家をやめる予定です。 30年以上同じお寺さんに来てもらっています。 (毎月のお経、過去に親のお葬式、法要など)
お寺からの金銭(懇志料、お寺の修繕費、何とかかんとか料)が家計の負担になり、離壇を考えています。
たびたび、お寺からですとピンポーンと年配者がきて、5千円、3千円、7千円、3千5百円、とびくびくしています。
そのお寺には墓地はありません。 我が家の墓地は町営の墓地にあります。
親戚等の意見は大丈夫です。
一番最初は電話でやめますだけでOKかなと思っていたのですが、ネット上で調べてみると、
・戒名を戻す?返す?消す?おつとめ? ・過去帳(これ何?)から消す代金? ・離壇料? ・お寺内での私の親のおつとめをしなくなるのでその為の何とか?
よく分からないのですが、いろいろお経をよんでもらったり書類を書いたり、戒名をなくしてしまったり、多額のお布施がいったりとするのでしょうか?
さすがに電話で檀家やめますでは30年の付き合いだしちょっとなあとは思っていたのですが、そんなにいろいろ大変なことで1日で終わらず、言われたりまたしないといけないのでしょうか?
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Name: 水波坊
Date: 2014/03/09(日) 17:10
No:5062
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Title: Re:この場合の離壇について
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離檀にお金がかかるかどうかは寺によりますが、基本的にはかかりません(ただし、永代供養をお願いする場合は別です)。ただ、お墓がある場合はそれを更地にして戻す必要がありますし、寺に位牌堂のようなものがあれば、それらはすべて引き揚げる必要があります。 当然、ご両親や先祖代々の御供養はその寺ではやらなくなりますし、寺で管理している過去帳からは抹消される事になろうかと思います。檀家ではなくなるので、今後その寺では法事・葬儀などもお願いは出来ません。
ただ、30年も曲がりなりにも供養をしてくれていた寺に対して、電話一本で「やめます」というのは、お金云々以前に、非常に失礼ではないかとは思います。電話一本でももちろんやめられますけれども、出来たらちゃんと出向いて挨拶するのが、大人としての礼儀ではないかとは、思うんですが。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/03/11(火) 02:15
No:5065
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Title: Re:この場合の離壇について
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
わざわざ離檀などせずとも、単純にお布施をお渡しになるときに「家計が厳しいもので、お布施の額を減らします。悪しからずご了承ください」でよろしいのではないでしょうか。もっとも、そのお寺の方針が意に沿わないとか宗旨や信仰そのものを変える、というのならば話は別ですが。 私は、立場上、年回法要や盆・彼岸など仏事一般を止めること目的とした「離檀」はお勧めいたしません。
※
Q1:いろいろお経をよんでもらったり A1:寺墓地でないなら、離檀にあたっての法要はしないと考えられます。
Q2:書類を書いたり A2:うーん。寺院側が離檀を求めたのではない、等の念書らしき物の署名捺印は求められるかもしれません。
Q3:戒名をなくしてしまったり A3:離檀後は、宗教行為を依頼したとして依頼先が故人をどう呼ぶかという問題ですから、現在の菩提寺とは関係がなくなります。戒名とは、実質、死者としての名前(=諱)ですから、非宗教式で追悼行事を行うなら俗名で行えば善いことですし、別の宗教システムで追悼をするならそのシステムに則った名をつけることとなり、これも現在の菩提寺とは関係はありません。
Q4:多額のお布施がいったり A4:寺墓地の場合は墓所の撤去費用が間違いなく発生します。もっとも墓所の有無とは関係なく「離檀料」との名目で金銭を請求する事例もありますから、その場合は「なぜ必要なのか・なぜその金額なのか」を訊いて納得がいかなければ、その旨を主張して支払わずともよいでしょう。
※
まずは、「これこれの理由で離檀したい」とご親戚ともども菩提寺さんにお申し出ください。次いで「町営の墓地」の使用規約(のようなもの)を確認してください。土地が寺院の境内地だったり管理組合が寺のすると寺墓地と同様に墓所の撤去の義務が発生する可能性もありますので。
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Name: s
Date: 2014/03/12(水) 11:18
No:5066
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Title: Re:この場合の離壇について
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ありがとうございます。
離壇ではなく、月命日のおつとめをまずは断ることにしました。 それから少しずつ離れていこうと思っています。
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Name: もも
Date: 2014/02/23(日) 08:20
No:5057
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Title: 本願寺派について
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浄土真宗本願寺派について教えて下さい。本願寺派の納骨堂(大谷本廟)に祖父の回忌法要を申し込もうと思いサイトを確認したところ懇志10万円以上とあったのですがこの懇志とは御布施のことでしょうか。それとも御布施とは別に懇志なる物が必要ということでしょうか。詳しくおわかりの御住職様がおられましたらお教え下さい。
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Name: 電話してみた
Date: 2014/02/24(月) 15:40
No:5058
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Title: 電話してみた
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ホームページに出ている懇志というのは、よそのお寺さんのお布施と同じですか?
はい、そうです。
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Name: いちご
Date: 2014/01/25(土) 20:36
No:5054
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Title: ある宗教について
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お坊様に質問致します。真如苑とは何宗ですか。仏教って勝手に信仰宗教を作ってもよい宗教ですか。この宗教は仏教と名乗り実際は開祖家族を崇める異宗教ですが何故このような宗教を放置しているのですか。勝手に涅槃像を作ったり開祖家族の銅像を作って崇めさせたり異宗教としか思えません。仏教でもなんでもない宗教。この宗教について普通宗派のお坊様はどうお考えですか。信者を使って関係無い人を勧誘する行為も許せません。放置していたら仏教が汚れていきますよ。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/01/27(月) 11:48
No:5055
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Title: Re:ある宗教について
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から
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真如苑はいわゆる伝統的仏教教団から「真言宗系新宗教」と認識されています。例えば天台宗系新宗教である念法眞教・孝道教団等と同列ですね。 真如苑さんご自身によれば「真如苑は、伊藤真乗(1906-89)が1936年、宗教専従の道に入り、京都・醍醐寺にて出家得度、1938年、東京都立川市に燈檠山真澄寺を建立したところに始まる仏教教団です。」とのことですし、Wikipediaによれば「真如苑は、東京都立川市柴崎町に総本部を置く、仏教系新宗教。真如苑では、自らの特色として「出家仏教の修行を基礎とした在家仏教教団」としている。」とのことです。
※
Q1:真如苑とは何宗ですか。 A1:上記の通り、真言宗系新宗教ですが、強いていえば「真如苑宗」でしょう。 宗教という言葉のもともとは「宗の教え」すなわち仏教という信仰体系の中の一宗の教えということです。例えば、天台大師という人の修行体系に基づくシステムなので天台宗教と表現する、という使用法が本義です。明治になって仏教・神道・基督教・回教などの個別の信仰システム全体を包括する言葉として「宗教」が底上げ採用されました。ですから後者の観点から「真如苑宗」という言い方が可能となります。
Q2:仏教って勝手に新興宗教を作ってもよい宗教ですか。 A2:勝手に新宗派を立ち上げてもよい宗教です。伝統仏教の御祖師、例えば日蓮さんも親鸞さんも天台座主の許可を得て一宗を開いたわけではないですから、まあ、仕方ありません。 キリスト教の世界では「破門」されるでしょうが、破門されたからといって社会一般からも疎外されるかどうかは別次元の問題(例:マルティン=ルター)です。日本の仏教というカテゴリーならば、その新しい一宗が全日本仏教会に加盟するとか、地域近隣の伝統行事に参加するかは別問題ということです。 なお、司馬遼太郎が新聞記者だった時代に奈良の大寺の僧侶が天台・真言を新興宗教と表現していたエピソードを記しています。鎌倉仏教も当時は新興宗教であったからこそ平安仏教から迫害されたと考えることもできます。
Q3:この宗教は仏教と名乗り実際は開祖家族を崇める異宗教ですが何故このような宗教を放置しているのですか。この宗教について普通宗派のお坊様はどうお考えですか。 A3:世俗的には日本国憲法に規定される「思想・信教の自由」に基づき、教団の存在そのものは認めることが当然です。宗教的には宗教団体が政治権力等の俗世の力を用いて自身の信仰を他者に強要しようとさえしなければ、国民個人の信仰心(もちろん宗教を信じない自由を含め)とは関係はありませんので、キリスト教やイスラム教を始め異教との相違点を問題視する必要などありません。 もっとも真言宗さんからすると法義や教学に関する批判はあるでしょうが、天台宗徒としての私個人は(私個人を第一目標とした)喧嘩を売られれば買うがそうでなければ捨て置くだけのことです。
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なお「勝手に涅槃像を作ったり開祖家族の銅像を作って崇めさせたり異宗教としか思えません。」……「信者を使って関係無い人を勧誘する行為も許せません。放置していたら仏教が汚れていきますよ。」につきましては貴殿のご意見でありますから、私から特に言及はいたしません。
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Name: サイの角
Date: 2014/01/30(木) 08:30
No:5056
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Title: Re:ある宗教について
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日本の仏教宗派もすべて伝統仏教からみると異宗教でした。 キリスト教もそうです。 キリストは異宗教が故に旧教によって磔はりつけで殺されました。
いつの世も人の心は同じですね。 だからキリスト教は2000年もの間、その磔のシーンをシンボルにしています。 仏教はどんなものも否定しないので、十字架が要らないのです。
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Name: はるか
Date: 2014/01/05(日) 19:18
No:5048
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Title: 無題
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年忌供養についておうかがいします。
法事は本来、命日までにするのが常識(しきたり)なのでしょうか?
命日の10日後では非常識なのでしょうか?
我が家では命日までを考えていますが、親戚のものが「先祖供養は故人をしのぶため、生きているもののためにする」という考えがあるようで、しきたりにはお構いなしです。
親戚のものとは喧嘩をしたくありませんので、言うとおりにするしかないかなと思っているのですが、菩提寺の方から何か言われないかと冷や冷やしています。
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Name: 尊明 [URL]
Date: 2014/01/08(水) 07:36
No:5050
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Title: Re:無題
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通常は、命日を過ぎて行うことはありません。
> 年忌供養についておうかがいします。 > > 法事は本来、命日までにするのが常識(しきたり)なのでしょうか? > > 命日の10日後では非常識なのでしょうか? > > 我が家では命日までを考えていますが、親戚のものが「先祖供養は故人をしのぶため、生きているもののためにする」という考えがあるようで、しきたりにはお構いなしです。
おっしゃることもわかりますが、他の親戚の方からは、非常識だと批判されるかもしれません。
> > 親戚のものとは喧嘩をしたくありませんので、言うとおりにするしかないかなと思っているのですが、菩提寺の方から何か言われないかと冷や冷やしています。
御住職がやってくださるか? 悩むより、早めの相談されることをおすすめします。
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Name: はるか
Date: 2014/01/08(水) 16:04
No:5052
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Title: Re:無題
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そうですよね。 命日後では非常識ですよね。
主人の弟が言いだしたことですが、分家の叔父が「それはやはり命日前にするもの」と言って下さいました。
菩提寺の住職とも相談したのですが「基本は命日前ですが、弟さんが怒り出すなら命日後でもよいですよ。」とのことです。
でも一応、叔父の言いつけどおり命日前にします。
ご回答ありがとうございました。
先祖供養は残された人間の心の慰めのためではなく、亡くなった人のためにするものですよね。
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Name: 水波坊 [URL]
Date: 2014/01/18(土) 20:29
No:5053
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Title: Re:無題
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>先祖供養は残された人間の心の慰めのためではなく、亡くなった人のためにするものですよね。
そうですね、そこがもっとも大切だと思います。 最近は葬儀や法事も「遺族の為」と言って憚らない人が増えていますが、少なくとも私はそういう気持ちでやったことはありません。結果として遺族の心が癒されることはあるでしょうし、法話などは遺族の方達のために行いますが、法儀そのものはあくまでも故人の為です。故人ではなくて遺族の癒しの為…だとすれば、たぶん、カウンセラーに頼むか、旅行にでも行った方が良いでしょう。法事だってみんなで集まってお話するだけでいいでしょう。 故人の為に供養はあるのであり、そうでなければ、そもそも遺族は結果としても癒されることはないでしょうしね。私が遺族で、僧侶に「故人ではなくて遺族の癒しの為だ」と言われれば、そんな寺には頼まないでしょう。大きなお世話です。 もちろん生きている人の為の仏教でもありますが、生きている人のため「だけ」の仏教ではありません。 …と言う事を、御住職がみなさんにお話されれば良いのですが。
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Name: anika
Date: 2014/01/02(木) 10:35
No:5047
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Title: 位牌の院号について
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院号についてお尋ねします。 菩提寺は、真言宗です。 実父が他界し、今年3月に三回忌を迎えます。先祖代々亡くなった人の位牌には院号が刻まれています。父の戒名には、院号がついていません。お寺、お墓に行く度に父にだけ院号がついていないことに母も姉も胸を痛めています。 菩提寺で永代供養をするという取決めをした折に、お寺と同じ地区の檀家には院号をつけるという約束事があったと、後になって母から聞かされました。菩提寺の住職はまだ修行中の大学生だった時に先代が急死し、いろんな引継ぎができなかったと思われます。 今から戒名に院号を付けてもらうことは可能でしょうか?
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Name: 尊明 [URL]
Date: 2014/01/08(水) 07:28
No:5049
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Title: Re:位牌の院号について
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引継ぎでバタバタしていたから・・・という理由だけでしょうか。
戒名は、通常葬儀の時に授与されることが多いのですが、 その時に、お話しされなかったのでしょうか?
最終的に、院号は、追贈することは可能ですが、御住職の判断によります。 どうぞ、率直にご相談されることをお勧めします。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/01/08(水) 10:08
No:5051
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Title: Re:位牌の院号について
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某政令指定都市に所在する天台を宗とするものの立場から
>菩提寺で永代供養をするという取決めをした折に、お寺と同じ地区の檀家には院号をつけるという約束事があったと、後になって母から聞かされました。
尊明師も記されておられますが、一般的には戒名(法名・法号)の授与は葬儀前に行われるものですから、その時点でのご事情はいかがだったのでしょう? 院号をお望みなら、ご住職に率直にご依頼することから始めるべきです。
あとは「永代供養をするという取り決め」という件ですね。文脈(や寺院側の慣例)からすると「永代供養料として一定以上の金額を納めた家は、以降、永代に院号格の家として扱う」という約束が寺と近所の檀家さんとの間でできていたと理解できます。そのことを、ご尊父が亡くなられた時点ではご家族も当代住職さんもご存知でなく、後からご近所さんに教えられたということでしょうか? この「永代供養料」の意味も寺院側の考える一般的な意味と貴殿の使われている意味とで異なっているような気もします。
※
当山の例では (1)いわゆる家格が院号格の場合、葬儀それ以降の布施料が高額になるため、あえて院号を辞退される (2)院号格の家ではないが、寄進をいただいたり寺院行儀など熱心に参列されていたので、当方の義務として院号をお授けする (3)あらためて院号を授けて欲しい、とのご依頼に応じて相応のご寄進をお願いして院号をお授けする ということがあります。
以上、ご参考までに
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