藤村シシンぶろぐ


 

2010. 6. 9
      哲学の頂上決戦!黒川 vs はなこ
+黒川さんにこのサイトを教える事にした

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 
 
『私は黒川と一緒にはなこに誕生日プレゼントを送ったと思ったら、
なぜか黒川の罠にハメられていた。また黒川に負けた…と思ったら、いつの間にかその黒川もはなこに負けていた。 
 
  
 
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが 
私も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった… 
誕生日プレゼントだとか錬金術だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ 
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 
 
 
―――えー…アポロン祭の事など色々喋りたいことは多々あるのですが、 
まず纏めやすそうな事からお話させて頂きたい…! 
そう!前々回の日記で、「哲学科のはなこが、哲学科の黒川に負けた」という話をしましたが!!そのわずか2日後に!!全く同じ方法ではなこが黒川を打ち負かした…その逆転劇を!! 
 
哲学の頂上決戦!黒川 vs はなこ 
〜はなこに贈る誕生日プレゼント編〜
 
 
 
 
…さて、前回の日記の最後に、 
「Garden of Delights」のそらのはなこさんの誕生日に寄せて、   
『私と共同で、哲学科の黒川さんから、哲学科のはなこさんに誕生日プレゼントを用意した。』 
 
と書きましたが… 
 
何を贈ったかと言えば、これです!! 
 
 
 
 
マグカップ!!
 
私の友人の雑貨作家さんにはなこのイメージで作ってもらったマグ!! 
表側は、切手とかレースとか彼女が好きそうな物をあしらったデザインなんですが! 
 
裏はなんと!
黒川さんから、軍神アレス好きのはなこに贈る言葉!! 
 
 
 
   『not even the God of War withstands Love; 
   not of Love caught by Ares, 
   but of Ares caught by Love.』 
   
   (軍神アレスといえど、愛には敵しえず。 
    アレスが愛を捉えるのではなく、 
    愛がアレスをつかまえる。)
 
 
 
――そう、黒川さんがはなこにピッタリの言葉を古代ギリシャの哲学者プラトンの言葉から引用してくれました!!これははなこめっちゃ喜ぶだろーッ! 
 
私「黒川さん、ありがとう!!ちなみに、プラトン先生のどの本の一節なの!?」 
 
黒川「フフフ…大丈夫。
これは哲学科なら誰もが知っている言葉です。その人も哲学科ならすくに分かるはず。 
 
 …そして、続く文章を言ってくれると思います、 
 
 ――『…アポロンが医術、弓術、卜占術を編み出したのは周知の事実。 
    だが彼はそれらを愛に導かれて作り出したのだ。 
    アポロンといえど、愛の前では一人の弟子にすぎぬ。』 
 
 ってね。」 
 
 
――ありがとう…黒川さん!! 
「軍神アレスといえど、愛には敵しえず。アレスが愛を捉えるのではなく、愛がアレスをつかまえる」…!なんて素敵な言葉なんだ…!!しかも続く文章がアポロンだと…!!? 
超感謝だぜ…!!
 
 
 
 
そして予想通り、マグカップを受け取ったはなこさんもとっても喜んでくれました。 
が、ここで一つ大きな誤算が。 
 
はなこ「うおー黒川ありがとうー!!
で、これって、誰の言葉なの??」 
 
「え…?えーと…黒川さんは、この文章を読めば、哲学科の人間ならすぐに出典が分かるハズ、って…。」 
 
はなこ「えっ」 
 
私「なんか、プラトンの言葉らしいんだけど…」 
 
はなこ「……………。
すまん、黒川。全然分からん。プラトンのどこだ。」 
 
私「え〜とね、確か、この直後の文に、『アポロンは恋の奴隷』みたいな文章が続くらしいんだけど……」 
 
はなこ「アポロンが恋の奴隷!!!?何それ!?アレス×アポロンじゃね!!?私が大好きなアレアポじゃねこのマグカップ!!?!プラトン先生…あなたもか!!あなたもアレアポ信者だったのか――!!」 
 
 
私(やべっ…「恋の奴隷」じゃなくて、「恋の弟子」だったかも…) 
 
 
はなこ「まさか黒川さんにアレアポマグカップもらえるとは思ってなかったよーーー!!!ほんと有難うって言っといてよーー!!そして、出来たらこの出典教えてっつっといて!分かんねーから!!不勉強でごめんね!!私学生時代、哲学よりぷよぷよやってたから!!」 
 
 
――ここまでだと、一見、出典を当てられなかったはなこの負けに思えた… 
が、とてつもないどんでん返しがここから始まるのだった――!! 
 
はなこが出典を知りたがっている、 
という事を伝えるため黒川に電話をかけた私。 
 
私「…もしもし?黒川さん、この前ははなこさんのプレゼントの言葉どうもありがとうございました〜!めっちゃ喜んでました!!それで、一つ聞きたい事が…」 
 
黒川『喜んで頂けましたか。あれでしょ?出だし読んだだけで
「ああ〜!プラトン先生の「饗宴」だ〜!!私大好きなのー!!」って話になったでしょ?』 
 
私「…………え、ええ、まあ……(プラトンの『饗宴』なんだ…)」 
 
 
黒川『それで…怒られたんでしょ?「これ最後に何でアフロディーテ無いの!?」って?』 
 
 
「えっ?」 
 
 
黒川
『…え?』 
 
二人
「「……………え………」」 
 
 
……エ????
 
 
 
私「………
アフロディーテって…どういう事…?」 
 
黒川『え…え…?…だから…突っ込まれたでしょ?どうして最後の「of Aphrodite」の一文が欠けてるのか、って…。僕、それで藤村さんに赤っ恥かかせようと思ったんですけど……え…??』 
 
 
「………………詳しく説明してもらおうか。」 
 
 
曰く、黒川に教えてもらったこの英文、 
 
 
 
    not even the God 〜 
   but of Ares caught by Love. 
 
   (軍神アレスといえど、愛には敵しえず。 
    アレスが愛を捉えるのではなく、 
    愛をアレスがつかまえる。) 
 
実は最後に、 
 
  but of Ares caught by Love ---of Aphrodite. 
 
と、美の女神アフロディーテの名前が入り、訳としては 
 
   (軍神アレスといえど、愛には敵しえず。 
    アレスが愛を捉えるのではなく、 
    愛がアレスをつかまえる。――
そう、アフロディーテの愛が。) 
 
 
「何のつもりだ貴様!!?なんでわざと最後の一文を消した!?」 
 
黒川「僕はアフロディーテが大嫌いだからです。」 
 
お前さんの好みかい!!?
 
 
黒川「あと、…あと、そこを無くせば、はなこさんとやらから『お前、「アフロディーテ」の名前ないじゃねえかよ!!』って突っ込まれるかと思って…それで…」 
 
貴様…だから私に事前にプラトンの『饗宴』だと教えなかったんだな!? 
私に原文を確認されないように!? 
それではなこに突っ込ませるために!!
 
 
 
「……お前のその悪魔的な狡猾さにはいつも感服するよ……だが残念だったなサタンよ…今回、貴様は重大なミスを犯した…」 
 
黒川「何!?」 
 
 
「はなこさんの専門は古代西洋哲学じゃない……現代倫理なんだよ!!しかも学生時代、哲学よりもぷよぷよやってたぷよぷよ専攻なんだよ!!プラトンなんか知らねえんだよ!!」 
 
黒川
『な、なんと――!!?』 
 
「お前の予測とはまったく外れて、はなこさんは(あれがアレアポマグだと勘違いして)めっちゃ喜んでたからな!!お前は天才だっつってたかんな!!」 
 
黒川『ば、馬鹿なぁ――!!?』 
 
「お前は負けたんだよ黒川!!しかもお前が最も得意とする哲学で!!…良くわかんないけど多分そういうことだ!!そう、哲学でお前ははなこに負けたのだ黒川!!」 
 
 
黒川
『ぐわぁああああ〜〜〜!!!』 
 
 
見せてもらったぜ…哲学を極めし者同士の頂上決戦を…!!
 
 
 
 
――そんなわけで、ここまで黒川さんの思惑が逆の方面に働いたところを 
見た事なかったので、かなり爽快でした! 
黒川は「アフロディーテ」を悪意で抜いたはずなのに、 
それによってこの文章がアレアポになってはなこ歓喜!という…!! 
 
後日、はなこさんに「ごめん、最後の『アフロディーテ』って言葉をあいつ意図的に消してやがった。プラトン先生アレアポじゃなかった。アレアフだった。」ということ等を伝えたのですが、 
 
はなこ「いいよ!私、アレアフも当然のごとく大好きだし!!ってか、あれは黒川プラトンの最高の作品だもん!あれで十分美しいからいいんだよ!!」 
 
 
――黒川…おめえ…哲学科としてだけじゃなく、 
人間としてもはなこに負けてんぞ…
 
 
はなこさん、許してくれてありがとね…! 
またアレアポトークしましょう! 
 
 
ちなみにこの英文ですが、 
これは黒川さんに、 
 
私「友達に哲学科でアレス好きな子がいるんだけど、何かいい文章ないかな?女の子らしくて可愛いのが好きな子で…」 
 
と聞いて、すぐに「これがいいんじゃないか。」と 
黒川が返してくれた文章です。 
数秒考えただけで、この的確な文章を引いてきてくれた黒川さんの才能に感動…!! 
だって、多分これ以上にふさわしい文章はギリシャのどの文献を探してもないだろ…!! 
 
ほんとにすごいわ…!! 
なので、 
 
私「え、じゃあ、ついでにさ、私にぴったりの文章、って言ったらどこ?」 
 
 
黒川『…うーん…………、 
 
  Come and greet the gracious offering 
    of the seven-toned lyre.  
   Learn and become who you are.  
 
  (来りて迎えよ、七弦の竪琴が奏でる輝かしき調べを。 
   自分が何者であるかを学べ。 
   そしてその通りになりなさい。)
 
    
  ――ピンダロスのアポロン讃歌より抜粋。』 
 
 
…これ、自分が言われてみて初めて実感できるんですが……もう、ほんとここしか無いのよ!!ここ以上に私の胸に響く言葉は他のどのギリシャの古典の中にもないのよ!! 
 
ほんとこの才能はすごい!すごすぎる…!! 
 
Learn and become who you are. …!! 
(自分が何者であるかを学び、その通りになれ。) 
 
なんてシンプルで美しい英文…!!
 
いや、ギリシャ語の原文でもシンプルだけど、英語だとこの単純美がさらに引き立つんだ…! 
Learn and become who you are.…! 
まさにアポロンの言葉…!!黒川さん本当にすごいっ!!
 
 
 
 
……え〜今日はどうしてこんなに黒川をヨイショしているのかと言うと、 
  
実は近々、僭越ながら黒川さんを私のサイトにご招待させて頂こうと思っています。
 
 
色々考えた結果、それが一番いいのではないかと考えた次第です。 
なので、しばらく不自然なくらい黒川ヨイショが続きます。 
そして次回あたりものすごく真面目な日記を書かせて頂くと思います。 
 
やっぱさ…
第一印象って重要じゃん。最初は「あ、このサイトすごく真面目にアポロンのこと論じてるんだな」って思ってほしいじゃん。 
 
例えその他の部分が
チンコやホモや凌辱だとしてもだ…! 
第一印象が清楚だったらなんとかなる!!!
 
 
黒川さんには
「アポロンがヘルメスに凌辱されてたりするのっていいよね」とかはもちろん一言も言った事が無いので、 
このサイトを見てもらったら間違いなくドン引きされます。
 
 
だけど!! 
もし、これが一年前ならそのままフェードアウトされる可能性あるけど!! 
 
今となっては!! 
例え私が腐女子だろうが凌辱モノ好きだろうが、絶対に絶交されたりはしないはず…!! 
 
そしてそれは私も同じだぞー!見てるかー黒川ぁー!! 
黒川さんが例えスカトロマニアだろうが、ロリコンだろうが、植物性愛者だろうが、ターミネーターだろうが、シスの暗黒卿だろうが、全然大丈夫だぞ!! 
見てるかー黒川さーん!!
 
 
そんなわけで、私のこれからの戦法は…『肉を切らせて骨を断つ』!! 
「私のサイトを教えたからお前のサイトも教えてくれ、それがフェアってもんだろ?そしてお前のサイトで大笑いさせてくれ」戦法だ!!
 
 
――私がそんな事を考えているとは知る由もない黒川にはトップシークレットだけどな!!
 
 
あ、もちろんここを見て頂いてる方とか、 
何かと黒川さんにお気をかけて頂いている方に 
特別お気づかい頂く必要はありません。 
今までどおりに見て下さったら嬉しいです! 
 
 
さて、黒川さんからどんな反応を頂けるか楽しみです!! 
もちろん、「僕もアポロンがヘルメスに凌辱されてるといいと思ってました!」ってのがベストだけど!! 
 
多分それは万に一つも起こりそうにない…! 
だが、私は…その万に一つの可能性に賭ける!!
 
 
 
それじゃあサイトも少し改装します! 
第一印象を良くするために!(笑) 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
お返事等々大変遅れていてすみません! 
 
拍手のお返事は
4月3日分まであります! 
そして、4月1日のアポロンサイトに頂いた分ですが!アポロンにコメントを下さった方がほとんどだったので…これは私も悪ノリし返すしかない、と思ってこの日の分に関しては私ではなく、
アポロンがお返事しています。 
 
エイプリルフールに付き合って下さった方々ありがとうございました!みなさんの対アポロンコメント超面白かったです!!まさか楽しませるつもりのエイプリルフールで私の方が楽しませられてしまうとは…!迂闊!ありがとうございます!  
 

相変わらず黒川さんの頭脳が人間的な所が素敵過ぎますvv
でも、ぷよぷよ専攻のはなこサンはもっと素敵で魅力的ですvv
..6/9 16:07(Wed)

とりあえず、婚姻届を握って黒川さんの所に行こうと思います。
..6/10 15:53(Thu)

みなさんとても素敵…。輝いてみえます。
..6/11 2:58(Fri)

私も黒川さんの所に婚姻届持っていきとう思います…!
..6/12 19:23(Sat)

 

2010. 6. 13
      黒川さんをサイトにご招待、そして
ここにコメントを下さるとの事だが…

えーそんな訳で、私事で申し訳ありませんが、前回の日記でお話したとおり、 
私の終生のライバルこと黒川さん参照)をこのサイトにお招きさせて頂きました。 
 
えっ…お前、「いったん真面目ぶって第一印象を良くすることで、普段チンコとかホモとか凌辱とか言ってんのを取り繕う」とか言ってなかった!!? 
…って感じですが、色々考えた結果、 
 
そんな付け焼刃があの男に通用するとも思えない、 
むしろ第一印象で頭を吹っ飛ばして二度と立ち上がれなくした方が良いのではないか。 
バイオハザードで学んだが、あのタイプはヘッドショットで殺らないと絶対何度でも蘇る。
 
 
――という結論に至りました。 
 
 
そんなわけで、黒川さんが今この日記を見てくれているんですけど、 
なんでわざわざ今日の日記を新しく立てたかというと…… 
 
黒川さんが一言書きこみたい、ということで…この日記の下にコメントを下さる事になっています。 
 
黒川さん……何を書きたいのか知らないが、そして別に何を書きこんでもいいですが、これだけは肝に銘じておいてほしい……途中お前が溺れても、浮き輪のヒモがついてるヤツは絶ッ対投げない!!自力で陸まで泳ぎつけよ!! 
 
それでも良ければ、さあ、どうぞ、黒川さん。
 
 
(他の方はしばらく下にコメントを下さるのをご遠慮頂けるとありがたいです…何が起こるか分からないから。笑)
  
 

 最高のマゾヒストが最高のサディストであるのと同様、
 最高のアポロンもまた最高のディオニュソスだ。

 お招き下さり恐悦至極、黒川です。Diaryを拝読し貴女の文章表現力に驚愕しておる所です―――好戦的に見せかけて思慮深く、遊び心に溢れていながら冷静な修辞技法が行き渡る文体。

 ホメロスのごとき文頭のダイナミズムも見事だが、『ウソなし誇張ゼロで』――この誇張法の高度さときたら。『今こうして喋っているのは私ことアポロンだが、もうイメージ的に想像して欲しいのは秋田のなまはげだ』――これほど見事なピンダロス的緩叙法も見たことがない。そしてこの文が端的に表現しているように藤村さんは客体を装うデマゴゴスだ。

 あたかも自分は演説台に立っていないかの如く振る舞い、観客に紛れながら民衆を扇動する。だが分かっていても貴女の言葉に酩酊してしまう。一見無駄な贅肉だらけの誇張法や冗語法が心地よくさえある――貴女がピンダロスに傾倒する理由が良く分かった。この文章はエピニキアそのものです。貴女は古典的ピンダロスの技術を今の日常会話に活かし、「過去を未来に結び付ける」。――歴史学の真髄を見せてもらいました。


 さて、僕は思案しておる所です。この扇動的文章にどうやって対抗すべきか、貴女のディオニュソス的演出力をいかにして打ち負かすかを。それにはもちろん逆の力が必要だ。

 貴女は客体を装うデマゴゴス、アポロンを装うディオニュソス、
 だが扇動者は賢者にはなれない。

後ほど再投稿させて頂きます。失礼。

黒川拝
 [URL] ..6/13 2:13(Sun)

<藤村脚注>

※「ピンダロス的緩叙法」……上手く言えないけど、例えば、「この場にアポロンはいないのだ!」と言う事で、逆説的にアポロンの存在感を醸し出す技法。
※デマゴゴス…古代ギリシャ語で「民衆扇動家」の意。
※エピニキア…「祝勝歌」。詩人ピンダロスのものが有名。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すまん…すまん!!何か思ってたのと全然違うボールが来た!!ご、ごめん…文章の意味を理解するのにちょっと時間かかる…とりあえず訳注つけといた!!……ってだから言ってんじゃん!!溺れても浮き輪は投げねえって!!お前太平洋のド真ん中で遭難してる事に気づけ!!

それと…それと、[URL]の所に本心を書くのはやめてくれ!!
そこはツンデレこくためのスペースじゃない!!
 [URL] ..6/13 2:35(Sun)

黒川さん>……みんな騙されるな…、↑で黒川さんは私をデマゴゴス(民衆扇動家)と言っているが、これは印象操作です!!デマゴゴスは黒川の方です!!

上の文章、全部黒川の主観なのに、全て「断定」の形で書かれてるじゃん!
こういう文章が一番危ないんだ!

あと、上手く言えないですが…何か、文章全体で、「私=ディオニュソス」、「黒川=アポロン」っていう構図を刷り込ませようとしてないか?
なんか変な修辞法使って惑わそうとしてるだろお前…!上手く説明できないけど!!

黒川さん…私の修辞法をお前が見やぶれるように、
こっちもお前さんの手の内は視えてることを忘れるな…!!


そして、黒川さん、その出だしの文章何だ??「最高のマゾヒストが〜恐悦至極、黒川です。」の流れに腹かかえて笑わしてもらったんだが…あんたやっぱ天才だよ…!!どうやったらたった3行でこんな破壊力のある文章思い付くんだよ…。
そして、

 >貴女は客体を装うデマゴゴス、アポロンを装うディオニュソス、
   だが扇動者は賢者にはなれない。

お前はラッパーか?ってレベルで押韻と体言止めで文章にリズムをつける修辞法…本当にすごいです。しかも文体も簡潔でシャープなカンジだ…。
私の文をエピニキア(祝勝歌)と仰って下さってとても嬉しいですけど、黒川さんこそマルクス・アウレリウスやカエサルみたいな帝王の文体だと思います…。

それと、歴史学の真髄うんぬんのお言葉は本当に嬉しかったです…
ありえないくらい嬉しかったです…!!
黒川さんこそ哲学を真髄を持っていると思います。
人の本質を見抜く能力を…!!

そんなわけで、黒川さん、本当に書きこんで下さってありがとうございます!!
また書きに戻ってきてくれるとの事で楽しみにしております!
..6/13 3:12(Sun)

 「客体的デマゴゴス」ですが、藤村さんは自分を犠牲にして僕を持ち上げて下さっているという意味で悪意はありません。僕が溺れても助けないと言いながら、結局のところ浮き輪を投げて下さる――そういう事です。

 ですが貴女をディオニュソスと言った点には悪意がありました。撤回してお詫びいたします。攻め方を変える事にしますよ。ここは貴女の舞台、僕には分が悪いが、藤村さんを海に引きこむくらいは可能です。

 僕の文体をお褒め頂き汗顔の至り、ですが貴女の方が返す返すも素晴らしい。華美で装飾的な文体だがダイナミズムを失っていないし、扇情的でも秩序を保っている。見事です。
 ただ一つ気になるのですが、藤村さんは副詞と動詞を離れた場所に置く癖がありますね。感情的な文章を演出するには必要ですが、もう少し絞って使った方が効果的ではないでしょうか。

 兎にも角にも、次は藤村さんを煽れるコメントを投下します。返信では熱くなっている様に見せかけていますが、実は全くの冷静でしょうからね。
..6/13 4:43(Sun)

黒川>……すまん…これ…いつの間に勝負になったんだ…。
攻め方を変えるって…すでに十分返信に困るコメントだったんだが…まさかこれ以上に返信しづらいコメントが来るってことなの?


それと別にディオニュソス的だと言われる事は嫌じゃない!というか撤回すべき所はそこじゃ無えよ!!!ってか悪意あったのかよお前!!やっぱりか!やっぱりか貴様…!!

ごめん、もうなんかどこから突っ込んでいいのか分からないから、せめてもう少しコメントを短くして小刻みに送ってくれないか…!!


そして、私の文体にまた色々お言葉ありがとう!!
副詞と動詞の件、私ぜんぜん自覚なかった…!!
教えてくれてありがとう!気を付ける!

…それとせっかく指南してくれてるところ本当に申し訳ないんだが、もう文体の話は終わりにしよう。見てくれてる人絶対意味分かんないから!!また今度ゆっくり教えて下さい!

…えー…これだけコメントの応酬があって、未だに日記の内容には一切触れてません!ここまでずっと文章の構成の話です!!!お前どこに注目してんだ!!


何だろう、私としては、黒川さんの第一声は「ちょっと僕のこと何好き勝手に書いてんですか!」だと思ったんだけど…なんか次元が全然違った…。
お前には一体どんな風景が見えてるんだ…。
え…けっこう黒川さんの話題出させてもらってるんだけど…。
こういう事書くなよとか…そういうのは無いですか?


――ここまでの流れを要約しますが、
黒川さんの中では、最初に投稿したコメントで私を煽ろうと思ったんだけど、思いのほか私の食いつきが悪かったので、別の方法で私を煽っちゃうよ!という方向だと思います。

おう!やってみろよ!!
ただ……いいか、私を海に引きずり込もうとするのはいいけど、頼むから船自体を転覆させるようなマネだけはやめてくれ。……私の言いたい事は分かるな?
..6/13 5:10(Sun)

 ――貴女の日記を拝読すると涙が溢れそうになりますよ。
 貴女は現実で僕に気を使って下さっていますし、年長者として或いは男性として立てて下さいますが、日記の中でもそうとは思いませんでした。

 もっと自由にお書きになればいいのに、僕から迷惑を被った話などは全く書いてませんね。なぜ僕の功績ばかりを書いてご自分の功績をお書きにならないのか。

 貴女は僕が苛められている時に助けてくれたし、インフルエンザで寝込んだ時差し入れを下さったし、「タワーオブテラー」で嘔吐して吐瀉物まみれになった僕を拭いてくれたじゃないですか。なぜそれを書かない。
 大体ディズニーシーの時の夕飯は僕持ちに見せかけた割り勘でした。後で計算して気付いた僕の屈辱――察して欲しいものです。
..6/13 6:45(Sun)

黒川>なんで黒川さんのゲロを拭いた事が「私の功績」にカウントされてるんだ!!??「僕の失敗談」にカテゴライズしろよ!!

…ちょっ…ちょっと、朝起きてコメント読んでびっくりしたわ!!
そういう手で来たかお前!!



ってか、そこに挙げられてるものって全体的に「僕の失敗談」の方じゃね!!!?「私の功績」は黒川さんに勝った事とかだ!!
(それと、内輪の話になって申し訳ありませんが、ディズニーシーの時の夕飯は違います。だって後藤君の分はほぼ黒川さん持ちだったから、割り勘じゃないです。それに途中のポップコーン代とか計算に入れてないんじゃね?)

ゲロの話なんか書けるわけないじゃん!!なんて書くんですか?「黒川さんがゲロ吐きましたが、私が拭かして頂きました」って!?馬鹿じゃないの!!?ほんと馬鹿じゃないのかお前!!
..6/13 14:14(Sun)

 何故ですか。僕そのエピソード大好きですよ。貴女ときたら自分が鼻血を出した事は書くのに僕のゲロの話は書かない。貴女が書かないのなら僕が書きますが、

僕「うごぷっ・・・おえええええええぇえええ!」

クソ野郎(後藤)「うわ汚ねえっ」

藤村さん「だ大丈夫ですか!?」

僕「だ大丈…ゲエエエエエッーー!!」

ゴミ野郎(後藤)「ないわー」

藤村さん「これ(ハンカチ)で口元押さえて下さい。すみませんこの乗り物が垂直落下だって知ってたのに(半べそ)、本当にすみません(半べそ)。(僕の服についたゲロを拭いてくれてる)」

ゲロ野郎(後藤)「黒川先輩ゲロ臭いっス。パネエッス」

藤村さん(神)「私の香水で良かったら付けますか?匂いごまかせるかもしれないし(泣いてる)。これ、男性がつけてもそんなに変じゃない匂いですよ。」

 ――僕はと言うとその時お借りした貴女の柘榴の香水を嗅ぐたびに、このゲロのエピソードを思い出し心温まっております。
..6/13 16:36(Sun)

黒川>ウワアアアアーーーいやちょっと待ってーーーいやほんと待って!!!!こんなに返信に困るコメント初めてだ!!!

人の日記で勝手な事しないでくれないか!!???
貴様…貴様…私の文体を模倣して…私の武器で私を攻撃するつもりなのか…!?
お前はここで私と刺し違えるつもりなのか!?


ちょ…あのね、そのザクロの香水は友人の星彦さんにもらったもんなんだよ!!去年の11月の日記見てもらえば分かるけど!!大切な香水なんだ!!それをお前の変なゲロエピソードと関連付けないでもらえるか!!?星彦さん本当にごめん!!香水は大切に使ってます!!

あと、香水瓶そのものを渡したわけじゃないですから!
アトマイザーでその場でシュッシュしただけですから!!

(しかも今ちょうど星彦さんと電話で話してる所だった…なんというタイミング…!!もう私めっちゃくちゃ謝ったんだかんな!!星彦さんに!!快く許してもらえたから良かったけど!!)

……だから私言ったよね!!!?!私を海に引きずり込むのは勝手だが、船ごと転覆させるのはナシだって!!関係ない他のクルーを巻き込むなって!!!!!それともわざとか!?わざとやったのか!?言っとくけどお前が落ちてるのただの海じゃないぞ!!酸の海だかんな!!!!
..6/13 17:30(Sun)

黒川さんへ

初めまして星彦です。

柘榴の香水を嗅ぐたびに
今度から私を思い出してください。

いや、お二人のお役に立ててたのなら良かったですとも(笑)
シシンさん負けるな!!溺れたら私が貴女の岸になる!!

※シシンさんから特別にコメント入力を許可していただきましたので失礼しました。

..6/13 18:02(Sun)

星彦さんありがとーーー!貴女こそ私の岸だ!!!!
見たか黒川!!これが真の友情だ!!
..6/13 18:11(Sun)

 これが「客体的デマゴゴス」です。自分を貶めて相手を持ち上げる――あなたがいつも僕にやっている事ですよ。どんな気持ちになりました?

(藤村さんの岸こと星彦殿…申し訳ない。言葉が過ぎました。思い出してもいいですが、それだと貴殿のイメージが僕の吐瀉物と関連付けられますよ、それでもよろしいか?)
..6/13 18:27(Sun)

>黒川様

いいよ!私ふところエーゲ海並みに広いから!!
(いいですよ)
..6/13 18:59(Sun)

黒川>こ、これが「客体的デマゴゴス」……!すげー恥ずかしい。私、顔真っ赤だわ…だけど…ごめん、実はちょっと嬉しかった…!!ごめん、ありがとう!すげー嬉しい!ありがとう!!

私も本当はそのエピソード大好きだ!!
..6/13 19:04(Sun)

黒川>ごめん、今ノリで言っちゃったけど、別に私そのエピソード好きじゃなかった…。
..6/13 19:20(Sun)

 でしょう?恥ずかしいでしょう?僕はそれを何十回とやられてるんですよ。滅茶苦茶嬉しいに決まってるでしょう!僕の身にもなれ。

 だいたい今回お招き下さったのも僕へ浮き輪を投げたつもりでしょうがそれが本当に憎らしいんですよ。藤村さんを海に突き落とそうとするのは、そうでもしない限り僕が浮き輪を投げられないからだ。

(エーゲ海様…あの香水はいい匂いです。僕好きです。)
..6/13 19:24(Sun)

黒川>
>藤村さんを海に突き落とそうとするのは、
そうでもしない限り僕が浮き輪を投げられないからだ。

だからわざと隙だらけで甲板に立ってあげてるじゃないか!!感謝して欲しい!!さあ押せよ!!(笑)
..6/13 19:38(Sun)

貴女が僕と遊んで下さるのは日記のネタになるからでしょうが僕にそれを悟らせない。実に腹立だしいんですそれが。
..6/13 19:50(Sun)

黒川>なんで急にスネ態勢入るの??(藤村・星彦共通意見。)

いやいやいやちょっと待って、それは違うでしょうどう考えても!!別に日記書きたいから黒川さんと話してるわけじゃないっす!別に黒川さんが日記書くなって言うなら、二度と黒川さんの事書かないし、これまでのも全部消すよ!それだけは分かってほしいな。頼むから!!
..6/13 20:05(Sun)

実は今、貴女が浮き輪を投げて下さるだろうと分かっていてわざと溺れました。
..6/13 20:10(Sun)

黒川>そうだろうと思って、一番デカい浮き輪を投げてあげたんだよ。感謝しろ。

他に言いたい事は?
..6/13 20:19(Sun)

 だから僕に浮き輪を投げさせてくれって言ってるでしょう!
 貴女の日記ですが、完成されすぎているから逆に乱れている所が見たいんですよね。予定調和にないイレギュラー要素が。この秩序をどうにかして乱せないですかね。
..6/13 20:28(Sun)

黒川>うん、私、黒川さんにゲロの話されることも予定の内にあった!!……ってねーよ!!!アポロンか私は!!輝けるアポローンの君だったのか私は!!!

私だって浮き輪投げて欲しいんだけどオメーが明後日の方向に投げてんだよ!!!

もうほんと次どんなコメント来るかとか全然分かんねえから!!
..6/13 21:10(Sun)

貴女は海を渡る術を得ている

星を読み方角を知り
風を読み速度を測り
大陸が返す波で距離を感じる

僕の浮き輪は必要ない
..6/13 21:18(Sun)

黒川>

だけど だけどね黒川さん

私 浮き輪ほしい

あなたの浮き輪 ほしい 
..6/13 21:26(Sun)

貴女恐ろしい人
普通は「ポエムかよ」と返す所をその機転

我は知る
真砂の数と海の広さを知る方を

しかし真に賞賛すべきはかの神に非ず
それを歌いしピンダロスなり
..6/13 21:44(Sun)

黒川>

それは違う なぜならば

我は知る
深い空はけがれを知らず 大海の水は腐る事なし

アポロンもまた同じ
穢れを知らず 滅びる事なし

詩人はそれをただ知り 言葉に乗せるのみ


――だから私も知っている、
黒川さんは私が良く見せているわけじゃない。
実際に黒川さんはいい人だ。
私はそれをただ知っていて、言葉に乗せているだけ。
..6/13 21:59(Sun)

 ――藤村さんには勝てません。
 これは出会った当初からの僕の一貫した主張ですのでお心に留めおいて頂きたい。

 貴女は僕のほのめかしを正確に理解し、バッキュリデスのパロディを織り交ぜながら僕の詩に返答した。この機知にどうやったら太刀打ちできるって言うんですか。考えましたが無理です。

 でも傍から見たら貴女が溺れているように見えるんでしょう。そういう風に見せるんでしょう。それが何より憎い。

 アポロンなんて絶対ただの引きこもりのニートでダメ男ですよ。ピンダロスが居なければ。
..6/13 22:33(Sun)

 申し訳ありません言い過ぎました。マルクス・アウレリウスの日記を読んできて冷静になりました。僕は一つの死体を担ぐ小さな魂でした。申し訳ありません。

 藤村さんの日記はマルクス・アウレリウスの日記と並行して読まないとどんどん飲み込まれてしまいます。
..6/14 1:10(Mon)

黒川さんへ

初めましてこんばんは。

先日は素敵なプレゼントを本当にありがとうございました。
シシンさんの許可をいただきましたので、お礼を言いたく、コメント失礼いたします。

↓の記事では何故か私が逆転したことになっていますが、
ただ(自分に都合よく)勘違いして喜んでいただけなので完全に黒川さんの勝利だと思います。ぷよぷよ専攻でした…不勉強ごめんなさい。

ということでアレアポマグ美しいです。大切にしております。

お礼と言ってはなんですが、私が掴んだ情報によると、貴方の宿敵は今まさに優雅に風呂水に浸かり、必殺の一手(コメント的な意味で)を考えているようです。

それではこれからも二人の死闘を楽しみにしてます。失礼しました。
..6/14 2:23(Mon)

 貴女か…現代倫理ぷよぷよ専攻のはなこさんとやらは。お噂はかねがね、西洋哲学専攻・ぷよぷよ副専攻の黒川です。

 貴女こそ勘違いは止めて頂こう。あれは藤村さんが僕に花を持たせようとしてした事でマグカップ代も全て彼女持ちです。そして日記では貴女に花を持たせているんですよ。お礼を言うべき相手は僕じゃなく藤村さんです。貴女も僕も藤村さんの客体的デマゴゴスに嵌っています。知を愛する同胞よ、悔しくないのか?

 もう一つ言わせて頂けるならばアポロン誕生祭に差し入れたワインですが、あれは半分藤村さん持ちです。悪いからと言って千円札捻じ込まれました僕の財布に。でもどうせ僕の全額おごりとか吹き込まれたんでしょう!魔女ですあの女は!

 しかも風呂…風呂だと?僕が何回更新ボタン押してると思ってるんですか?知を愛する者よ頼む、あの女をここに連れて来い!!
..6/14 3:19(Mon)

 どうして僕に浮き輪を投げて下さらないのか…。藤村さん今日は朝まで起きてるって言ってましたよね。寝てないはずですよね。

 はなこ氏は藤村さんと裏でつながってるはずですよね。そういう文章の書き方です。
 知を愛する方、頼む。力を貸してほしい。アレアポマグカップを美しいと言ってくれるなら。僕は溺れてると伝えて下さい。
..6/14 3:51(Mon)

恐れることはない古代の叡智を愛する者よ!!
溺れずにまて、若き哲学者よ!!貴公の太陽今まさに此処に登らん!!


ってヘルメスっぽくカッコよく言って来い、って言われてきました・・・。
シシンさんは書きこむのが遅くなるので、クロールの練習でもしながら待っていてください^^
浮き輪の代わりにドーナツで我慢しろと…ドーナツでも食って血糖値あげて首を洗って待ってろ!!と貴方の宿敵がフカしておりました。頑張ってください!
..6/14 4:14(Mon)

黒川>
――黒川さんが「『一つの死体を担ぐ小さな魂』?

否!神々に誓って、否!!
そなたは過去を悲しみもせず、現在に押しつぶされてもいない。そして未来を恐れてもおらぬ!」


……マルクス・アウレリウスの日記より抜粋!!

――遅くなってごめん、でもマルクス・アウレリウスを再読する時間ぐらいは私にくれてもいいんじゃないか!!?

黒川さんが引用した『一つの死体を担ぐ小さな魂』をマルクス・アウレリウスの長大な日記から探し出すのにどれだけ時間かかったと思ってんだ!!?
私もローマ哲学は専門外だからいきなりは無理だ!

私だってプライドがある…中途半端な浮き輪は投げられない…
…分かるな?

…そして黒川さんよ…。はなこさんと星彦さんは、私がマルクスの日記を再読する時間を稼いでくれていたんだ。悪く思うな、別に何か企んでたわけじゃないんだ。助けてくれたんだ。
..6/14 6:18(Mon)

(つづき)黒川>そして勘違いさせて申し訳ないんだが、はなこさんは黒川さんに頂いたワインを飲んでません!ワインを開けた日に彼女はいなかったんだ。だから、お前さんの指摘はちょっと違うんだ…。

それと…それと、なんだかさっきからずっとお金の事を気にしてるみたいですが…。黒川さんは私を本気で殴らないし、私の家に泊まったりしません。それは私に女性として配慮を頂いているからです。だから、私が黒川さんを男性として立てるのは当然です。それが思慮分別ってやつじゃね?

もしそれが嫌なら、まずは私を本気で一発殴れ。話はそれからだ。私、最近ビリーズ・ブート・キャンプやってっからガチの殴り合いでも勝てる気してるよ!

ですがもし、それができないのなら、私が黒川さんを立てる事に関しては黙認してもらえると嬉しいです。

さて、私は明日朝一で学校があるので今日はもう寝かせてもらおうかと思う…。
また明日ゆっくり話しましょう!!
はなこさんと星彦さんもありがとう!!

「いついかなる時も自分の指導理性の元へと馳せ参じよ!」

――私もマルクスの日記大好きだ!!2000年前に更新止まってっけど!!(笑)
..6/14 6:20(Mon)

あの。なぜお電話に出て下さらないのでしょう。直接お詫びしたいのですが。

それと申し上げたいのは――冒頭の貴女の引用文ですが――ぜんぜん違います。それ僕の欲しい浮き輪じゃないです。
『一つの死体を云々』は皇帝がエピクテトスの言葉を日記に引用したもの。

だからここで貴女が引用すべきは
『一つの死体を担ぐ小さな魂、奴隷なる哲学者、
イロスのごとき貧者、だが神の友』。

といったエピクテトスの言葉が正解だったのです。だが貴女の努力に免じて許して差し上げてもいい。

はなこ氏らにはお詫びいたします。てっきりまた悪巧みをしていると勘ぐっておったので。貴女の友は信用ならない。

ビリーをやってらっしゃる?しかし先日お会いした時は腹筋も割れてない雰囲気でしたし、しゃけの瓶詰めの蓋を開けることもままならない感じでした。
じゃあ腕立ての最高記録は?僕は3回です。

それと僕を立てて下さるのは嬉しいのですが、ならば普通に奢らせてくれませんか?
..6/14 21:14(Mon)

黒川>オメーほんとにマルクス・アウレリウスの日記好きなの!!?
日記の中でアポロンが「他人に不可能を求めるな」って言ってたよ!!
お前全然アポロンの言う事聞いてないじゃんよ!!

エピクテトスとか察するの不可能だからホント!!


それと…お前の言う「電話」とは、早朝6時53分にかけて来た奴と、
21時02分にかけて来た電話のことか?


――なぜ私が出なかったのかをお教えしましょう、前者は寝てたから、後者はワールドカップを観てたからだよ!!
だけど申し訳ない、朝6時53分に電話をくれたって事は、やっぱ上の私のコメント待っててくれたか…待たせてすまん…!!

>てっきりまた悪巧みをしていると勘ぐっておったので。貴女の友は信用ならない。
悪だくみとかしてねえから!!ただ…三人で「たぶん黒川さんは吸血鬼。愛を知ると灰になる。」とか言って盛り上がってたのは認める。
はなこさんたちは、お前さんの非礼は全然気にしてないよ!って言ってた。
いい連中だろ。己の卑小さを恥じよ。

ビリーはちゃんとやってるよ!!今私の腹筋なんか12個に割れてるし、黒川さんの首くらいならねじ切れるよ!!
腕立ての最高記録は 0.5回です。

>ならば普通に奢らせてくれませんか?
なんで友達におごってもらわなきゃならないんだ?年上だからとかそういう事?割り勘に決まってんだろ。
..6/15 2:22(Tue)

では僕は吸血鬼ではないようです。
貴女の返信を読んでも灰になってません。
..6/15 3:11(Tue)

黒川>なんかその言葉すごく感動した。ありがとう。

(次の日記に続く。)
..6/16 3:18(Wed)

 

2010. 6. 15
      黒川座談会 2

すみません、下のコメントがあまりにも長くなりすぎたので、続きはこっちに置きます!! 
 
よかったら引き続きお楽しみ下さい。
  
 

度々申し訳ありません。黒川です。
貴女の日記やブログを読んでいてどうしても分からない事が――貴女の使う

『ヘルメス×アポロン』
『アレス×アポロン』

この表現についてなのですが、これってアポロンがエロメノスという意味なのですか。そしてヘルメスやアレスがエラステスという?

貴女がアルカイック期よりも古典期のアポロンを愛している事は存じ上げておりますし、古典期のアポロンのパイデラスティアには全く疑問がありません。
しかし――アポロンをエロメノスに?

それと貴女が度々使う『アポロンを凌辱する』というこの「凌辱」はヒュブリスって意味ですよね普通に。

非常に興味深い!アポロンは常にエラステス、ヒュブリスを行うのは常にアポロン――この固定観念の外へと彼の神を置く。なんと面白い試みか。聞かせて頂きたい、これによってアポロンに一体何を見出そうとしてるんですか?

そしてそのエラステスがアレスというのは納得できるのですが、ヘルメスは何故ですか?ヘルメスはこういったスノビズム的慣習には――どの時代・どの地域を通しても――従っていないと思います。なぜヘルメス?これも聞かせてほしいです。
..6/15 23:50(Tue)

<…藤村注釈>

※エロメノス……受け。
※エラステス……攻め。
※パイデラステイア……同性愛。
※ヒュブリス……凌辱。強姦。
※スノビズム……貴族趣味?って事?

――つまり要約すると「藤村さんはどうしてアポロンを受けにしてるの?詳しく聞かせてほしい」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
……すまんこのコメント……私のサイト人生において最も困るコメントナンバー1だわ。私吸血鬼じゃないけど灰になるとこだった今!!!(一番痛い所を突かれた的な意味で)

その…その………いや、アルカイック期のアポロンとか古典期のアポロンとかは関係ねえんだ。私はただ……アポロンがぐっちゃぐちゃになってるトコ見てえんだ。それで、その……ご、ごめん、やっぱちょっと待って。ちょっと考えてから返信させてもらう。

そして私も一つ聞きたいんだが!!!!!

>そしてそのエラステスがアレスというのは納得できるのですが、

なんでアレスがアポロンを凌辱することは納得できるの?詳しく!!!お前何一人で納得してんだ!!詳しく話せってんだよ!!なぜアレス×アポロンはおかしくないんだ!!!?
..6/15 23:50(Tue)

「同性愛に熱中するのは主に好戦的な者」――プルタルコス。
アレスは好戦的でしょう?

それに同性愛はドリス人によって盛んであったと聞きますが、アポロンもアレスもドリス系の神ではなかったですか?(ここは貴女のご専門なので何とも口を利きにくいですが)

また古代ギリシアの同性愛は「戦友のよしみ」による結びつきが源にありますが、アレスとアポロンは戦友です。(トロイア戦争の時の話なので、古典期ではなくアルカイック期の話ですけど。)

――そう思って納得したんですけど違ったんですか?あなたの見解は?
..6/16 0:15(Wed)

――みんな…今の聞いた…?ア レ ア ポ は 公 式。

…いや黒川さんスマン…ただ、アレスみたいな筋肉隆々の美男子にアポロンが組み敷かれてたらいいな、って…アレスの包帯をアポロンが換えてたりしたらいいな、って…ただそれだけなんだ…。
..6/16 0:50(Wed)

あ、申し訳ない。ヘルメスもドリス系なら問題ないかもしれませんね?自分の癖でイオニア系のヘルメスを思い浮かべていたのですが。

ヘルメスがアポロンを従えている神殿か祭壇がドリス地方にあると貴女も言っていました。それを想定していますか?「ヘルメス×アポロン」は?
..6/16 0:50(Wed)

ヘ ル ア ポ も 公 式。

――と言いたいところだが、そして黒川さんが色々考えてくれてる所申し訳ないんだが……

ヘルメスとアポロンの二重祭壇とか、ドリス系のヘルメスだとかは全く関係ねえ…
ただ、ヘルメスに組み敷かれてるアポロンが見てえんだ。


何というか、私の好みの問題で、美しい男性同士が絡み合う姿に、ある種の倒錯的な美を感じるというか……。

例えば……黒川さん、ギリシャ神話の女神だとペルセポネーとヘカテーが好きだって言ってましたよね?

ペルセポネーとヘカテーがいちゃいちゃしてたら、ある種の倒錯的な美を感じませんか?
..6/16 1:10(Wed)

ん?僕がハデスだったら、という事?
..6/16 1:19(Wed)

え?どうして黒川さんがハデスになる必要があるの?そのポジション取り何なの??

いや、その…別にハデスになってもいいけど……
冥界でペルセポネーとヘカテーが絡み合ってる所をハデスが視姦してる、って事?
高度すぎやしないか、そのプレイ?

それとすまん…今日はもう寝かせてくれ…!!
お前さんことハデスがどんな風な変態プレイを楽しむのかは、また明日ゆっくり聞かせてほしい…!!

(朝まで余計な事は書きこむなという事だ。分かったな?)
..6/16 2:05(Wed)

いや僕はハデスではなくアポロンになりたいんですが…。

それと困惑させてしまったようですが、僕は古代ギリシアの同性愛には全く不快感はありません――むしろ哲学と結びついている分、藤村さんよりも興味がある分野だと認識しています。

『同性愛は、神聖なる哲学と共に発展した。』
『同性愛は、哲学的飛翔のための不可欠な出発点。』
『同性を愛する事は感性豊かな高貴なる精神の特性である。』

またこれはプラトニックなものではなく、肉体的な快楽も当然伴ったでしょう。

『アフロディテ(肉体の愛)がそばに居ないエロス(魂の愛)がいるとすれば、酒が無いのに酔うようなもの。』

僕の疑問はただ一つです。なぜアポロンが「受け」なのか。

古代ギリシア人が男同士で結婚したり、新婚旅行をしたり、エロメノスに対して「俺の子を孕んだか」といった冗談を飛ばしても――僕はそれをアポロンに適用しようとは思った事がないものですから。

なぜアポロンを凌辱したいんですか?
なぜヘルメスに組み敷かれてるアポロンが見たいんですか?
..6/16 6:42(Wed)

私だってヘルメスとアポロンが結婚したり新婚旅行したり、ヘルメスがアポロンに「もう僕の子を孕みましたか?」つったりするシーンとかはまだ考えたことねーよ!!!オメーに言われて今適用したわ!!!!
何インスピレーション与えてくれてんだお前!!?


分かった。よく分かった!
ちゃんと説明する。
ちゃんとアポロンをどうして凌辱したいのか説明する。

ただ、今は黒川さんと二人きりで話してるわけじゃないんだ。
いろんな人がここを見てくれてるんだ。ギリシャに詳しくない人とか、高校生の人とかさ!
だから、なるべくもっと一般的な言葉で話して欲しい!

黒川さんだっていきなり「アレアポはアポロンの襲い受けでリバ無し」とか言われても何の事か分かんないだろ!

それと同じで、なるべく、専門用語は使わないでくれ、協力しろ!!
「古典期」のアポロンとか「アルカイック期」のアポロンとかはナシだ。
だけどその考え方は必要だから、ちょっと待って。後で書く!

あと私、昨日のコメントで「朝まで書きこむな」って書いちゃったけど、
お前さんの投稿時間を見る限り、本当に朝まで正座して待っててくれたんですね。
その愚直なまでの純粋さ!本当にまぶしいわ!!カッコイイなお前!!
..6/16 14:55(Wed)

そりゃ、裏で電話で「男同士の同性愛の話で不快にさせちゃったかな?ごめんねごめんね黒川さん。私今夜はもう寝るからまた明日書きこんでくれないですか。待たせちゃったら悪いし。ごめんねごめんね。」

と言われたら誰だって待ってますよ。その愚直なまでの思いやり。本当に温かいです。カッコイイです貴女。

専門用語は禁止――善処します。
アルカイック期や古典期やヘレニズム期という用語を禁止されたら何も話せない気がしますが。

あなたの説明とやらを伺いましょう。
..6/16 17:21(Wed)

ばらすなよ。


分かった、例えばさ…みなさん、「便器」を思い浮かべて欲しい。

今、私たちが思い浮かべた便器って…「水洗でウォシュレットが付いてて音姫が流れるヤツ」だと思うのよ。
だけど、100年前の人に、同じ事を聞いたらきっと「くみ取り式のボットン便所」を思い浮かべると思う。

つまり、100年間の間に同じ「便器」のイメージが変わってる、って事ですよね。

それと同じで、「アポロン」のイメージも古代世界の中で明らかに変わっています。

しかも、古代ギリシアでギリシア神話が信じられていた期間は1000年間くらいあります。鎌倉幕府ができてから今くらいまでの期間がある。そりゃあ「アポロン」のイメージも全然変わる。

そこで、その1000年間を大まかに3つの時期に分けて
区別することにします。

初期・中期・後期
(…これが専門用語で言うところの
アルカイック期/古典期/ヘレニズム・ローマ期 です。)

私は「中期」のアポロンが好きなのですが、
じゃあ初期・中期・後期でアポロンのイメージがどう違ったかと言えば、

初期アポロン …荒々しい疫病の神(ホメロスの叙事詩にあるような)
後期アポロン …耽美で感傷的な恋多き神 (オウィディウスの『変身物語』)

じゃあ黒川さん、その間の中期のアポロンはどういうイメージ??
..6/16 21:15(Wed)

フォイボス・アポローンをまさか便器に喩えるとは……。

なんという鮮やかな比喩法!あなたの見事な文章表現法について懇々と語らせて頂きたいところでありますが、
―――中期のアポロンのイメージ。

第一にはやはり「秩序の神」「光明の神」でありましょう。
"The God of Order"、"The God of light"。

『神々の中で最も偉大にして神聖なる遠矢の神。』――アリストテレス。

そして貴女の言をお借りすれば、「オリンピアのゼウス神殿の破風に立つアポロン像のように、右手を掲げるだけで混沌たる世界に秩序をもたらす。」

僕もこの時期のアポロンが一番好きです――ピュタゴラスやソクラテスの目に哲学の光明を与えたのはこの時期のアポロンですから。
というのは建前で、藤村さんと話すようになってからアポロンが好きになった口ですので単に貴女の影響です。

――それでこの中期アポロンは凌辱とどんな関係が?
..6/16 21:58(Wed)

あ、それと「中期のアポロンはものすごい賢いんだけど、思慮深すぎて一周回って白痴みたいな表情をする」

という藤村さんの言も好きでしたね。先日オリンピア博物館に赴いてアポロンを見た際、「一周回って白痴」の意味がやっとわかりました。
..6/16 22:03(Wed)

つまりだ…ダイアモンドは美しい台に乗せられているから美しいんじゃないと思うの。

ダイアモンドは例えボットン便所の中に落としても光り輝く!!
こえだめの中でもダイアモンドの本質を失わない!!


だからね、右手の一振りでどんな混沌も鎮める、秩序と調和そのもの……
そんな男が、混沌のるつぼの中に堕ちた姿が見たいんだ!!

でもその混沌の中でも…もう涙まみれ精液まみれのぐっちゃぐちゃの状態でも!全てを悟った白痴のまなざしで…右手を掲げる!オリンピアの破風の基台の上そのままに!!

そんなアポロンが見てえんだよ!!


――分かるだろ!?だから古代ギリシャの同性愛にアポロンを当てはめてるんじゃない!!
これはアポロンの秩序への挑戦であり、その神聖さの確認なんだ!!分かるか!!
..6/17 0:29(Thu)

…感動で心が震えました……アポロン凌辱論ではなく、あなたの文体に…。

貴女は………貴女は今、ご自分がどれだけ素晴らしい修辞技法をお使いになったかお分かりか?
貴女はアポロンを「便所」に比較しておいてから「ダイアモンド」に喩えた。

冒頭に置かれた「便器を思い浮かべて欲しい。」――この言葉で後半の「便器に落としたダイアモンド」の喩えが読者の脳裏にどれだけ鮮やかに浮かび上がる事か!

しかも僕がオリンピア破風のアポロン像を持ち出す事は貴女にとって予想外のはず。
なのにそれを見事に自分の論に組み込んでいる!

一番最初に申し上げましたが、藤村さんの言葉になら酩酊しても良い、その情熱に煽動されても良い。そう感じさせる何と見事な修辞技法か!


あなたのコメントの内容は「要するにただアポロンを凌辱したい」だけですのに、華美かつ扇動的な文章で見事に飾り立てたてられて――「アポロンを凌辱することは是だ」と思わせられてしまう。
心が震えました…。
..6/17 1:22(Thu)

度々黒川ですが……すみません……涙が出てきました……。何度読んでもすごい文章だ……。『枕草子』に並んで国語の教科書に載るべき名文。
特にこの文章。

「でもその混沌の中でも…もう涙まみれ精液まみれのぐっちゃぐちゃの状態でも!全てを悟った白痴のまなざしで…右手を掲げる!オリンピアの破風の基台の上そのままに!!」

――この部分!「アポロンは凌辱されても気高いまま」という概念的な表現を使うより、この具体的な視覚的表現を使う方が何倍もインパクトがある。

もっと貴女の修辞法を聞いていたい。もっと喋れ!
..6/17 2:03(Thu)

黒川さんってあれだろ……物を中身や使い勝手考えずに見た目のカッコよさだけで買っちゃって後で後悔するタイプだろ…?

この前持ってたガイコツのカバンとかまさにそれじゃん。
あのイボイボがいっぱい付いててガイコツが煙草吸ってるカバン……「歩くたびにイボイボが手に当たって痛い」つってたじゃん。

「どうしてそんなの買っちゃったの?」って聞いたら、
「だってイボがカッコイイから」だったじゃん。

あのさ…もし仮にあのイボがカッコイイとしてもだ。(※仮定の話です)
持ち手がイボイボしてるカバンなんかカバンとして何の役にも立たないじゃん!!

それと同じで、黒川さん、私が一番見て欲しいのは修辞法じゃねえんだ…
文章の中身なんだ…。
イボじゃねえんだ…
カバンの機能美なんだ…。

もう眠いから、「どうしてヘルメスが攻めなのか?」についてはまた明日ね!
..6/17 2:40(Thu)

ああああ!素晴らしい!貴女の文章!僕は一種のエクスタシスすら感じました!この見事な比喩表現!全く関係なく見える僕のスカルトートの話から見事に修辞法の話につなげました!完璧です。完璧な上に、高度なユーモアも備わっています!

(あ、スカルトートは手袋して持てば大丈夫でした!)
..6/17 2:50(Thu)

<藤村訳注>

※エクスタシス……忘我。恍惚。
※スカルトート……気持ちが悪いイボイボがたくさん付いた黒川の骸骨のカバン。手袋をしないと持てない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寝ろ。くそ野郎。
..6/17 2:54(Thu)

…黒川です…。申し訳ありません…昨日は興奮しすぎました…。不愉快にさせて誠に申し訳ありません。今画面の前で正座をしております。

でも貴女の文体が…朝の日差しに洗われた僕すら酩酊させる…
..6/17 6:38(Thu)

「不愉快になんてなってるわけないじゃん。乱暴な事言ってごめんねごめんね黒川さん。文体褒めてくれてすごい嬉しかったんだ。でもこの事は日記では内緒にしておいてね。恥ずかしいから。ありがとね。」

という藤村さんからの電話がきて安心しました。


さてアポロン凌辱論の内容を吟味しておったのですが、つまり貴女は退廃美や背徳美をアポロンに添えようとしてるわけではない。
アポロンの崇高さを確認するために凌辱するという事なのですね。いや「確認」よりもさらに――さらにアポロンを崇高な位置に押し上げるために凌辱する。

非常に納得がいきましたよ!
それがなぜ中期のアポロンでなければならないのかも!
つまり、正の方法でアポロンの崇高さを高める試みは――すでに古代ギリシア時代に完成しています。初期から中期アポロンに切り替わる段階でね。
それ以上アポロンを高めるためには――負の方法で行うしかない。

アポロンを凌辱することでその崇高さを逆説的に高める……古代ギリシア人では不可能な手法!なんと面白い試みか。僕も大変興味があります。


そうするとヘルメスがなぜ「攻め」なのかも理解できます。
主要な神々の中でヘルメスは最も「崇高では無い」存在ですから、その彼にアポロンを凌辱させることは貴女の試みにとって重要です。

加えて貴女がいつも仰っていることですが――「ヘルメスの一番の魅力はその庶民っぽさにある」。
ヘルメスは決して貴族的な行為を行わないし、アポロンの教養的叡知に対してヘルメスが行使するのはいつも「今日を生き抜くための生活的知恵」。

そのヘルメスに貴族的慣習である同性愛を行わせる――面白い。
非常に面白いですよ!これ、ヘルメスのアイデンティティも逆説的に浮き彫りにできるのではないですか?
..6/17 19:54(Thu)

だから電話の事はバラサナイデータノムカラー

…今、「なんでヘルメス×アポロンなのか」って事を屁理屈こねて何とかそれっぽいこと言ってみようと思ったんだけど…黒川が全部説明してくれました。って感じだ…。

つまり、↑で黒川さんが言ってくれた事を要約すると、「アポロン様はスゴイです!あなたは綺麗でかっこよくて誰にも汚せない!」ってヨイショしてアポロンを持ち上げる、という方法は、古代でやり尽くされてるからこれ以上発展性がない。

だからむしろ逆に「ったくおめえ一人じゃ缶ジュースも買えないくせによ!」ってアポロンを批難することで、逆説的にその浮世離れした高貴さを浮彫りにする、という方法をとる。と!

しかもそれを言うのが庶民感覚のヘルメスだと効果倍増、と!

黒川…お前のその考え方神だろ…!
改めまして、ヘ ル ア ポ は 公 式。


それと、もう一個、私が加えたいのはね!ほら、『ヘルメス讃歌』の中だとアポロンとヘルメスって親友じゃん!!(もちろんこれが一般的に受け入れられてる神話だったとは言わないけど!)

それでね、なんかさ、プラトン先生が「友情はセックスのない恋愛」とかそれっぽい事言ってなかった??
..6/17 22:58(Thu)

貴女の表現がうろ覚えすぎて分からないが、少なくともプラトンは「セックス」とか言いません。
もしかして、最も純粋な友情は相手を見つめるだけで満足するといった話ですか?

ああ『ヘルメス讃歌』。
なるほど、あの歌ですとヘルメスはアポロンのキタリステス(竪琴を教える者)としての役割を演じています。
つまりアポロンを凌辱できる立場。そういう事?
..6/18 0:00(Fri)

いや、そういう事を言いたいわけじゃなかったんだけど、「つまり(ヘルメスは)アポロンを凌辱できる立場。そういう事?」と言われたら……もちろんそういう事です!!って言うしかねえだろ!!
黒川さんあざーーっす!!


ヘ ル ア ポ は 公 式 !!
大事な事だから三度言いました!!

そうそう、アポロンとヘルメスが親友だったらさ、セックスしてても全然おかしくねえだろ、って!そういう事だよ。私が言いたいのはよ!

――そんなわけで、コメント遅くなってごめんよ。また待っててくれた??ごめん、ワールドカップのギリシャ戦見てた。あとメッシ。
他に何か言いたい事は?
..6/18 3:49(Fri)

貴女のサイトについてはまだまだ言い足りない事がたくさんあるんですが。
また新しい記事立ててくれませんか?
貴女が寝てる間に書きこんどくんで。
..6/18 4:25(Fri)

 

2010. 6. 18
      黒川座談会 3

下の日記の続きです! 
 
またまた長くなりすぎたので、もう一個立てておきます!(笑) 
良かったら引き続き黒川座談会をお楽しみ下さい!
  
 

黒川です。

さてと。今の時間(午前6時)藤村さんは絶対に寝ています――というのもあの魔女は11時から大学院があるからです。加えて帰りが遅くなる事も分かっています――その間パソコンが触れない事も。
(朝起きた時にここを確認する事もまずあり得ない。彼女は朝が弱くていつもギリギリの時間にしか起きられない。)

つまり今から十数時間余り、僕が何を書いてもあの魔女が止める術はない。

数日間のやりとりで僕はやっとこの場における藤村さんの信頼を勝ち得たわけだが、今あなたにこの言葉を贈ります――

cautor captus est.
(用心している者ほど罠にはまる――プラウトゥス。)
..6/18 6:08(Fri)

さてこの空白の十数時間を利用して僕が何をしたいかと申しますと――ここを読んでいる方に真実をお伝えしたい。

この日記だと僕が善い人間として描かれていますが、それは藤村さんが創り出したまやかしです。

現実の僕は卑小な人間です。日記で藤村さんが引用していたように「僕の部屋の窓辺にある月桂樹くらいですよ!僕を好きでいてくれるのは!」
――これが真実なのです。
(そしてその月桂樹も先日カイガラムシの被害で枯死しました。)

ですが藤村さんはいつもそれを隠して下さいます。
そしてあの恐るべき修辞技法でもって僕を立てているのです。
..6/18 6:34(Fri)

だからもし日記を見たお方々が僕に好感を覚えたのなら、それは僕に与えられるべき賞賛ではない。
藤村さんの功績なのです。


――彼女自身はこういう事を言われるのが最も苦手だと思いますが。
だが今ここで言わなければなりません。

なぜならあの見事な修辞技法は――僕ではなくアポロンに使われるべきなのです。
僕に対する浮き輪はもう十分です。もう十分救って頂いた。
貴女はアポロンに浮き輪を投げるべきです。貴女が愛するアポロンに。
..6/18 6:37(Fri)

僕がギリシアから持ち帰った「アポロン神殿の設計図」に鼻血を出して喜んだ、との日記――あれは事実ですが真実ではない。
藤村さんは体調不良の時よく鼻血を出しますが、この時は非常に体調が悪かった。無理を押して僕の呼び出しにやって来て下さったのです。だが彼女は一言もそれを書かない。
..6/18 7:46(Fri)

僕は日常で嘲笑の的ですが、それも彼女は一言も書いていません。また彼女に嘲笑された事も一度もない。

ある時僕は教授にも嘲笑され、「お前のやっている研究はただのオナニーだ」と罵られました。
僕は自宅に引きこもって外にも出られないくらい落ち込み、誰に『オナニーなんかじゃないよ』と慰められても逆効果でした(僕にもオナニーの自覚があったからです)。

しかしその時に藤村さんが言った言葉は――

「人に見せようとしてするオナニーは『公開オナニー』と言ってプレイの一種だ。だから堂々とオナニーすればいい。『お前らにこのオナニーができるか?』っつって見せつけてやればいいよ。」

――この言葉が本当に嬉しかった。こういう事こそを書いて頂きたい。
このアポロンのごとき美しい言葉を。
..6/18 8:02(Fri)

――よし、9時。藤村さんは家を出なければ大学に間に合わない時間。

この時間になっても何も言って来ないという事は、やはり寝坊→サイトを確認せず大学に急行の流れか。僕の読み通り。

続けます。
..6/18 9:12(Fri)

今回サイトにお招き下さった事情にしても、藤村さん自身の利己的な理由ではありません。(むしろ僕にここを教える事は嫌だったと思います。)
これは僕が現在落ち込んでいることに起因して、元気づけようとしてくれているためなのです。

6月9日の日記で「真面目な日記を書いてから黒川を呼ぶ」と書いているのに、実行されなかったのは現実での僕の事情がその時に悪化したからです。もちろん彼女は書きませんけどね。
..6/18 9:52(Fri)

以前から藤村さんに「サイトだと黒川さんに好意的な人多いよ」という話は聞いていて僕自身不思議でした。

ですがその理由はようやく分かりました――あの人は自分を犠牲にして僕を持ち上げています。もし僕に好意的な人がいるとしたら、それは藤村さんへの好意が屈折され僕に当てられているからだという事を理解してください。
..6/18 10:11(Fri)

なぜ藤村さんが築き上げてくれたイメージをわざわざ壊すのかと言えば――最初に言いましたが――僕に対する浮き輪はもう十分だからです。

僕に対する心配はもう十分なので自分の事を心配して頂きたい。
僕は今まで友人も居た事がないし、本や論文としか向き合って来なかったので今藤村さんに必要な言葉をかけることができません。

ですが幸いここは藤村さんの善き友が――先日話させて頂いた星彦さんやはなこさん達はじめ――多くいらっしゃるようなので書いておきたい。

藤村さんは今大変な苦境にあります。
助けてあげて下さいませんか。
僕では無理なのでどうかお願いです。
..6/18 10:25(Fri)

それではこの言葉を持って閉めさせて頂きたい。

「自分が何者であるかを学び、その通りになれ。
ラダマンティスは幸せだった。
なぜなら彼は神に知恵の果実を授かって、
かどわかしに心惑わされる事がなかったからだ。

自分が何者であるかを学び、その通りになりなさい。」

――ピンダロス。

また一緒に「ヒトカラ」行きましょう。

     黒川 拝
..6/18 10:37(Fri)

…この日記な…携帯からでも見れんだよ……それと大学にはな…昼休みってものがあるんだよ!覚えとけ黒川このクソ野郎!!

なんでこんなに早く貴様の企みに気付いたかというとな!!みんなから「お前の日記で黒川がやらかしてんぞ(笑)」ってメールを携帯にもらったからだよ!!なので今携帯からだ!

ああ黒川さん。私はお前さんを信頼してこの場を預けた。私の大切な場所のこの日記をだ。
いきなり「新しい日記を立ててくれ」って言うから、おかしいとは思ったんだけど…まあ黒川さんになら何を書かれてもいいですが、

…まさかこんな事を書かれるとは思っていなかった…
私の悪口とか書くのかと思ってたのに……

泣いたよ。

本当に泣いた。


黒川さんの文章は煽動的でもなければ感情的でもないのに…でも泣いた。

「君の文章はあらゆる修辞的装飾を、さながら衣服を脱ぎ去るごとくに捨て、まっすぐで美しい。」――キケロ。

黒川さんの愚直な純粋な言葉に対抗する言葉を私は持ってないです…だがこれだけは言わせて欲しい……

お前が投げてくれた浮き輪、空気入ってねえぞ!!

ああーもう黒川さん…ちょっと待って!!今から電話かける!
..6/18 12:35(Fri)

お前どうして肝心な時に電話出ないんだよ!!まさかこのタイミングで寝てるのか!!?「コイツ一体いつ寝てるんだ」とは前々から思ってたが、さてはこの時間帯か!!?

あのね、さっきから修辞法使って私がお前をどうこうしてるって言うけど、正直ぜんぜん自覚ねえんだ。
だから、私が変な修辞法のテクニック使って黒川さんを持ち上げてるとか、そういう事じゃねえんだ。私の眼には黒川さんがこういう風に映ってるんだ。分かってくれ、たのむから!!分かってくれ!!
..6/18 13:00(Fri)

電話に出ろ!!!!

それとね、「『アポロン神殿の設計図』」を見て鼻血を噴いたのは私が体調悪かったから」っていうのも事実ではあるけど、それこそ真実じゃねえから!!

あれはね、体調悪くても早く黒川さんの「ギリシャ土産」見たかったからだ!すっげー楽しみにしてたからだ!!だから行ったんだ!!だから、鼻血が出ても良かったんだよ!!黒川さんもティッシュ貸してくれたじゃん!!
..6/18 13:05(Fri)

黒川!!今お前の横でブルブル鳴ってるやつ!それ電話っていうやつだから!!出てくれ頼むーー!!


というかお前さんの月桂樹枯れたの!?
あんなに大切にしてたのに……アポロンだったら自殺してるな…。

もしかして、この前ウチに来て月桂樹の立ち枯れ直してくれた時にはすでに枯れてた…?そう、「やけに専門的な農薬持ってるな」って思ったんだ…もしかしてあの時にはもう弱ってたから農薬持ってたのか?なのに私の月桂樹を治してくれたんですか…黒川さんありがとう…。
私の月桂樹(ってか黒川さんに頂いたやつですが)で良かったら一本差し上げますよ!二本あるから!!

そして「苦境」って書かれるとほんと私が大ピンチみたいじゃないか…。そんな大したことないから大丈夫だ!それに、苦境や苦しい事は誰にだってあるから大げさだ。

それと、ここ見て下さってる方!!
不快な気持にさせたらすみません。ご覧の通り、黒川さんは空気がまったく読めない人です。ですが、ご覧の通り思いやりはあるんです!!だから許してあげてくれ!!たのむ!!本当にすみません!!!授業に戻ります!
..6/18 13:48(Fri)

黒川です。すみません寝てました。
やっと「貴女の日記の秩序を乱す事ができた」と。そういう理解でよろしいか。

月桂樹の事はご心配には及びません――確かにちょっと寂しいですけど、また新しく買います。藤村さんの月桂樹を頂いたりするはずがない!あれでアポロンの月桂冠編むんでしょ。一本では足りませんよ。
..6/18 20:08(Fri)

お前なに10時間も寝てんだよ。寝すぎだよ。

「やっと貴女の日記の秩序を乱す事ができた」って…それで今、画面の向こうで勝ち誇ったどや顔してるならいいけど、多分そうじゃないだろ? 今画面の向こうで泣いてるだろお前…。

黒川さんがどんな気持ちで↑の長い文章を書いてくれたかは分かるから、素直にこう言わせてほしい……本当にどうもありがとう。
いや、黒川さんにだってたくさん救ってもらってるわ…本当にありがとう。

月桂樹だが、確かに私の月桂樹は大きくなりすぎで、そっちまで運ぶのは無理だ。
でも、今調べてみたら 「挿し木」っていう方法があるらしいぞ。
つまり、幹の上の方を切って土に挿しておくと、根が出てもう一本月桂樹ができる!っていう私も黒川も丸もうけの戦法だ。

今は挿し木にもちょうどいい時期らしいし、この戦法で行こう!
..6/18 20:23(Fri)

待ちなさい!切ったら駄目です!

挿し木は特別な土と薬が必要ですし、難しいと思います。だいたい藤村さんの月桂樹を切らせるわけには参りませんから、お気持ちだけ頂戴します。
..6/18 20:34(Fri)

月桂樹ならすでにバッサリ切って、今私の横のバケツで寝てるぜ。

そんなわけで、もう切ってしまった…すまん。
で、今ホームセンター行って来たんだけど、「特別な土」っていうのは「赤玉土」の事でいいんだよな?
それで「特別な薬」っていうのは、「発根促進剤」の事?それ売ってなかったんだよね。

まあなんとかなると踏んでいる。
..6/18 23:07(Fri)

貴女はどうしていつもそうなの。どうして後先考えずに海に飛び込むの。

挿し木などという高度な園芸技術は――藤村さんには無理です。
貴女はサボテンは枯らすわ、エアープランツも枯らすわ、果てはオリーブが枯れていた事にも気づかない。

無理です。
..6/18 23:21(Fri)

月桂樹を枯らした男に 言われたくないな。

今、一応鉢に挿したとこだ!!
もう明日には根が生えて大木になってんね。
トトロの「夢だけど夢じゃなかった!」のとこのドングリ成長させる動きやっとくわ!!

じゃあさ、これここで言っていいかどうか分からないけど……

もし、月桂樹がちゃんと根をはって成長したらさ、
黒川さんに渡したいから、
その時には東京に帰ってきてくれるかい???
..6/19 0:32(Sat)

すでに鉢に挿してしまっているという時点で駄目でしょう。
挿し木する枝は水の中に半日浸けて置くのが定石だと思うのですが。

分かりました。月桂樹を受け取りに必ずそちらに戻ります。
僕もまたここにお邪魔していいですか。
..6/19 0:59(Sat)

たりめーだよ!!いつでも書き込んでよね!!!そのために呼んだんだからさ!!!

それでさ、またこういう感じの会談しようよ!
ほら私、あれ聞きたいんだ!
大の男3人をチビらせたという、黒川の伝説の「闇のディオニュソス」(※古代ギリシャの怪談話)を!!


あれ夏になったらやろうぜ!もちろん、ディオニュソスが出てくるまで!!(笑)アテナイとテーバイの国境の深い森(※怪談の舞台)の写真をバックにして!!
面白そうじゃない!?
..6/19 1:13(Sat)

『友よ、あなたはステュクスの水に沈められた者を再び引き上げた――

いつも思い出しています、いかにあなたが支えてくれたか、
いかなる援助であなたが友を慰めたかという事を。
――ご自身が慰めを必要としておられたのに。』

――オウィディウス
..6/19 2:01(Sat)

「あなた オウィディウスじゃない あなた 黒川

自分の気持ちは 自分の言葉でお語りなさい
確かに オウィディウスは 流刑の身の上
今のあなたと 重なる部分は あるかもしれないが

あなた 罪人じゃない あなた 潔白」

――藤村シシン
..6/19 2:12(Sat)

貴女の詩は何故いつもカタコト?

すみません。今号泣しておるので冷静に文章を組み立てる自信がなく……

もちろんまた座談会やらせて下さい。夏の怪談最高に面白そうです。ええ!ええ本当に!
僕こそ貴女の話をまた聞きたい。特に古典期アポロンの話――貴女が愛する「誰にも嘘をつかない」アポロンの話を――あとそれを凌辱する話も。
一週間楽しかったです。

月桂樹を心から楽しみにしております。
..6/19 2:30(Sat)

申し訳ない。言い忘れてました。

「僕もアポロンがヘルメスに凌辱されてるといいと思ってました!」
..6/19 2:36(Sat)

最後のくだり要らないだろ!!!!何が「言い忘れてました」だ!!完全に言わされてるだろそのセリフ!!

せっかく私も感動の涙で終われる所だったのに…!!
..6/19 2:46(Sat)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まとめ◆

そんなわけで、約一週間ほどの黒川座談会。
ここまで追って下さった方はどうもありがとうございます。最後なんか湿っぽい話になってしまって申し訳ありません。私と黒川さんは一人っ子同士ということもあり、顔を合わせるとこういう陰々滅々とした話で盛り上がってしまう傾向があって……「昔、一人ウノとかしなかった?」「あ、それ僕今でもやってます」的な!(笑)

ですが、黒川さんはこれでも大変気を使って書いてくれたというか………すみません、実は先ほど電話で「最後に僕のフォローとか始めたら殺す」というお言葉を頂きましたので、フォローはしたいけどできませんが!(笑)なので、座談会を読んで下さった人のお心にお任せします。

が、今日の午前中の黒川の一人語りは、この日記をメッチャクチャにしてやろうとか私を困らせようとか、そういうものではなく、私を心配してくれた行動らしい、という事はどうぞご理解頂けたら幸いです。

つまり、思いやりはあるんだけど、空気は読めない。
この一言に尽きる!!(笑)

そして、黒川さん一人舞台の時に、「お前の日記で黒川が暴れまくってるぞ」とか、「黒川がこんな事言いだしてるけど大丈夫?」「殺せ」などのご心配のメールを携帯にくれた友人よ、どうもありがとう!!!
大変嬉しかったです。

そんなわけで……ここまで読んで下さった方、どうもありがとうございました!
..6/19 3:00(Sat)

だからそれがフォローだって言ってんですよ!
「フォローはしたいけどできません」と言った直後にフォローの言葉を置く事でそれとは思わせない――そういう錯覚の修辞技法を使ったつもりだろうが、僕に通じると思うなよ!

――黒川です。
さて、午前6時。この時間藤村さんは寝ている。
(敵の生活習慣を頭に入れて置く事は重要。)
ようやく落ち着いたので僕からも◆まとめ◆をさせてもらいたい。

僕の修辞技法は藤村さんよりも絶対に勝っているはずですよね。僕それだけは自信がありますのに、最後は彼女の意思通りに会話を誘導されてしまうんです。これって何故なんでしょう。ずっと疑問です。

ここを読んでいる方、どうぞこれだけは知っておいて頂きたい。会話中も彼女は水面下で僕に助け舟を幾度となく出して下さいました。でもそれをここを見ている人には感じさせない。僕をいい人に見せるためにね。彼女が描いてくれるイメージのように僕自身もなりたい。

彼女はもっと寛容で優しい人だが、それは友人にしか見せない姿なのでしょう。そして僕がその友人の一人である事を誇りに思います。

一週間どうもありがとうございました。
藤村さんの月桂樹を切らせてしまって申し訳ない。ですが本当はもしかしてそうしてくれるんじゃないかと…心のどこかで期待したから「枯れた」と書いてしまったんです。許して下さい。

彼女がこのコメントに2年後くらいまで気付かない事を祈ります。
..6/19 6:30(Sat)

〜〜2年後〜〜

>藤村さんの月桂樹を切らせてしまって申し訳ない。ですが本当はもしかしてそうしてくれるんじゃないかと…心のどこかで期待したから「枯れた」と書いてしまったんです。

そうだろうと思って、一番デカい浮き輪を投げてあげたんだよ。感謝しろ。
..6/19 14:38(Sat)



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

お仕事のご依頼 euermo★gmail.com
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書籍『古代ギリシャのリアル』発売中。




★よく出てくる宿敵「黒川君」については
【黒川wiki】をご参照下さい。



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2010. 6. 13 黒川さんをサイトにご招待、そ....
2010. 6. 09 哲学の頂上決戦!黒川 vs は....

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