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2009. 11. 6 【途中経過】手のひらの上の戦争
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※前回の話からちょっと続いてます。 ――今日大学に来たら、哲学の先生から、 先生「…藤村君、聞いたよ。○○大学の黒川君と、何か面白い戦いをしてるんだってね?」 私「エエッ!?誰からその話を!?」 先生「黒川君本人から。」 ――そう、この先生は私も黒川も お世話になっている先生だったので、 先生「それで、『藤村さんが白い箱を持って何か聞きに来ても、絶対に答えないで下さい』と言われたよ、黒川君に。」 私「……!!」 先生「…そんな訳で、私からは君に何のヒントも与えられないんだ。ごめんね。」 ――いや…先生…!! 先生のその言葉こそが最大のヒントじゃないですか…!! 私「…黒川がわざわざ哲学が専門の先生の口止めをした、ということは…やっぱりあの箱は哲学に関係している、ということでしょ!?」 …しかも、もし先生の最大の専門が関係しているとしたら、 それは…… 私「プラトン…!!」 ――先生はいたずらっぽく笑いながら、 先生「まあ、公平な私としては、黒川君だけを贔屓するわけにはいかないからね。」 あああーーーッ!!先生ーーッ!!ありがとうございますーーー!! ふふふ…貴様のその根回しの良さが仇になったな、黒川よ…!! 先生「…気を付けなよ、藤村君。プラトンにも解けない問題はあるんだからね。」 ――私はそのまま急いで図書館に走った! もちろん、プラトン関係の文献を調べるために!! プラトン…!!哲学者プラトン!アポロンと誕生日が一緒の男!! ああ!プラトンが関係あるとしたら、これは…!…この箱の持ち主はおそらく…!! 私(アポロンだ…!!) アポロン…!!この箱を使ってプラトンに何らかの謎かけをしたのね!? アポロンのプラトンに対する「問い」!! だがそれは「人類が2000年かけてやっと解いた問題」! 私(…先生が「プラトンにも解けない問題がある」と言っていたことにも合致する…!!) さあ、追い詰めたわよ!! 黒川を!アポロンを!! あとは…そう、タイムリミットに間に合うかどうか…! タイムリミットは11月7日。明日まで!! 今日一日に!私は全てをかける!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ――そんなわけで、前回「私の力だけで解くからヒントは要らない」と言っておいて、早速先生にヒントもらっちゃうという体たらくですみません…!だが!これは不可抗力だ!アポロンが私に授けてくれた神託だ!ということでお許し下さい! 拍手ありがとうございます! コメント、大変嬉しく拝読しております。 お返事はメニューの「re」のところです。(〜11月4日まで)
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