藤村シシンぶろぐ


 

2008. 7. 2
      今夜決めよう!「一番エロいと思うギリシャ神話」

【古代ギリシャ・神話関係のエロ話とか絵があるのでご注意】 
 
…みなさん、先日のこのニュース見ました!? 
 
――――――――――――――――――――――――――― 
「世界一好色だと思う国ランキング」…1位:ギリシャ 
 
主な理由:ギリシャ神話には情愛をテーマにした話がたくさんあるから。 
――――――――――――――――――――――――――― 
 
まずはギリシャおめでとうだよ。 
でもさ…そんなに世界中からギリシャ神話がエロいと思われてるんだったら、その中でも一番エロい神話って一体どれなんだ?! 
 
そんなわけで、
今夜決めようぜ!ギリシャ神話の中でどれが一番エロいのかを!! 
 
 
●私が思う「エロス」の定義 
…まず前提として、「エロスとは何か?」、「古代ギリシャ人自体のエロス観とは何か?」ってことを考えよう。 
古代ギリシャ人なんて
みんなの集まる広場のど真ん中でオナニーするのは当たり前、広場でセックスしてる人たちに対しては「ちょっと珍しい連中」くらいのトーンなのよ!そんなレベルの連中に、そもそも、「エロい」なんて観念が存在するのかよ! 
 
そして私の方も、残念ながらエロスに対してギリシャ人ばりに耐性がついてしまっている…! 
古代ギリシャの壷絵にはエロいのがたくさんあるわけですけど、乱交とか、獣姦とか、同性愛とか、ちんこの先にワイン注ぎこんでる絵を見ても、 
 
私「先生、この絵ですけど…
ギリシャ人は、男性器の先からお酒入れても平気なんですか?」 
 
先生
「いえ、死にますね。」 
 
バカですよね…。「バカでしょ…?」――くらいのトーンなわけ! 
 
「古代ギリシャ史専攻たるもの、ちんこに酒を突っ込む場面に遭遇しても動じてはならぬ」と。 
そんな私なのですが…一つだけ、忘れられない壷絵がある。 
 
 
一人の女の人が草原に立っている絵なんですけど、よく見るとその草が
…全部男根なのよ…!もう見渡すかぎりの男根畑なの!男根の総決起集会が始まっちゃってるの!! 
 
で、その男根畑で女の人が何をやってるかっていうと、
水をまいてる!すごい朗らかな顔で地面からニョキニョキ生えてる男根にお水をまいてる!! 
 
私「…先生!この絵すごくないですか!?アイロニーが効いてるっていうか…エロい題材なのに、すごく綺麗というか…!」 
 
先生「うん、むしろ哲学的ですらある!」 
 
 
…それで私は思った。
真のエロスというのは、グロテスクで直接的なものじゃなくて、美しい情景の中にほのめかされるものだ。 
 
――この考えを踏まえて、独断と偏見で私が思うエロいギリシャ神話を2つほど挙げさせてもらいたい! 
 
 
 
●その1:冥王ハーデスがペルセポネーを冥界にさらう神話で、別れ際に柘榴の実を食べさせるシーン 
 
 
もー神話学のお偉いさん方が「こ、このシーンはハーデスがペルセポネーにフェラチオを強要したことの暗喩だッ!!」と興奮する気持ちが本当にわかるわ。すごくエロい。 
 
…まずさ、ハーデス様が彼女を地上からかっさらって来て冥界に閉じ込めてるから、もちろん地上と天界は大混乱なんですよね。 
 
ゼウス「このままだとマジでマズイ。今すぐ冥界に行ってあのバカを止めてくれ。
…頼んだぞ、ヘルメス」 
 
とゼウスから丸投げされて、伝令神ヘルメスが冥界にやってきて、ハーデス様の寝室に踏み込むわけ!!ヘルメスすげェ!私だったら絶対イヤよ!セックスしてるって分かりきってる男の寝室に殴りこむなんてのは! 
 
ヘルメス「ハーデス様!あんたもういい加減にしてくださいよ!!」 
 
バーン!!…と、まあ寝室のドアを蹴破ると、案の定ベッドの上にハーデス様とペルセポネーが一緒に寝ている。が、
ペルセフォネーの方はとにかくハーデスのことを激しく嫌がっている、というヘルメス視点の情景描写が入って、 
 
ヘルメス「ハーデス様、彼女を離してください!ペルセポネー様の母君のデメテル様がもうカンカンです!!」 
 
――ものすごい修羅場よ。 
ベッドで女とニャンニャンしてるところを部下に殴りこまれたのよ?私がハーデスだったら、もう
半ベソかきながら股間の部下ともども土下座だよ! 
 
でも、実際のハーデス様はそうしなかった。 
 
 
『しかし、冥王アイドネウス(ハーデス)は眉だけを上げて笑った。』 
 
ハーデス「エクセオ、ペルセポネー、」 
     (帰るがいい、ペルセポネー、(母のもとに)) 
 
 
しゃべった…!!登場してからこの360行の間、一言もしゃべらなかったハーデス様がしゃべった…!
ノッポさんがしゃべった!!くらいのトーンで驚きですが、 
 
ハーデス「…エーリオン・エン・ステーテッシイ・メノス・カイ・トゥモン・エクーサ: 
    (でもその胸の中に私に対する優しさと情を持ってくれ、) 
メーデ・ティ・ドゥオートゥマイネ・リエーン・ペリオーシオン・アローン」 
(そして、どうかそんなにひどく悲しまないでほしい) 
 
そして、そばにいるヘルメスの目を盗んで、 
 
アウタル/ホ・ガウトス/ロイエース・ココン/エドーケ・パゲイン・ 
しかし/ハーデス自身は/柘榴の実の一粒を/(彼女に)食べさせた 
メリエーデア  / ラスレー 
(その実は)甘美で/(その行為は)秘めやかだったのだ 
 
――ああ、
このシ−ンほんと男根の花畑でお水まいてる状態。 
 
上手くいえませんが、本当に性的でエロくないですか? 
 
しかもこのシーンで柘榴の粒を食べちゃったから、ペルセポネーはハーデスから離れられなくなっちゃってる。 
それを考えると、ハーデスの言葉「そんなにひどく悲しまないで」は、「今までひどいことしてごめんね」よりも、
「これからひどいこと(冥界から離れられなくなるように)するけど、許してほしい」という風にも取れる。 
 
そして、柘榴の粒を食べさせるシーンは、元のギリシャ語読む限りでは、口移しで食べさせてるような感じもする。ヘルメスの目を盗んで食べさせてるなら、手で食べさせるよりキスするふりして口移しした方が上手くいきそうじゃない? 
 
でもこのシーンが本当にフェラチオの暗喩だとしたらすごいよ。 
 
ハーデス様、部下にベッドシーンを踏み込まれた挙句、全く動じることなくその目の前でフェラチオしてもらってんのよ!? 
あんた金メダルだよ!!エロス界の金メダリストだよ!! 
 
(この神話全体を通して、ハーデスがペルセフォネーとセックスしてる、という直接的な表現は一つもない。でも、たくみにそれがほのめかされている。例えば、途中まではペルセフォネーのことを「デメテルの娘」、「処女(おとめ)」と書いているのに、ある時点からは、「ハーデスの妃」という表現が使われるようになってる。そういうほのめかしってすごくエロい。) 
 
 
●その2:アテネ人によってもみ消された神話:「アポロンとアテナが夫婦」 
 
普通にアテナに刺されちゃうんじゃないの?アポロン。 
ギリシャ神話界一のプレイボーイ・アポロンと、神話界一身持ちの固い処女神・アテナが夫婦だとする神話が昔あったらしい。そしてこの二人の間に生まれたのが医神アスクレピオスだったらしい。 
しかし、ある時点から、アテナの崇拝者(多分特にアテネ人)に
「俺たちのアテナたんはセックスなどしない!」と否定され、この神話自体がもみ消されてしまった。 
 
獣姦、乱交、男根にワインぶち込みはOKで、アテナがセックスするのはダメとな?どういう倫理観なんだそれは? 
 
…もちろん、これは古い神話で、後の古代ギリシャ人によって隠された神話なので、詳しい内容は全然わかりません。 
 
でも、想像するだけですごいドキドキしない!? 
公共広場でオナニーOK・セックスOKで性に対する倫理観なんてほぼゼロのようなギリシャ人が、「アテナがセックスするシーンは耐えられない」なんてさ! 
 
しかも、
相手はあのアポロン!あのド変態アポロン!! 
アテナなんてどうやって口説いたのよ!? 
しかも、上手く事に持ち込めたところで、アテナって、 
 
アテナ「アポロン。
その股間にぶる下がっている.さやえんどう大のものが…まさか貴様の男根か?」 
 
…くらいのこと言ってアポロンをドン凹みさせそうじゃない? 
そう思うのはアテネの連中の「アテナたんはセックスなどしない!」理論に私が毒されているからでしょうか? 
 
いや、でも待てよ…アポロンって、いつもけっこう強引に事におよぶじゃない? 
とすると、アポロンがアテナに、こう、強引に… 
 
イヤ、でもそんなアテナにのしかかった時点で男根ねじ切られるよ。 
絶対アポロンよりアテナの方が強いもん! 
むしろ、持ってきた性具で逆にケツを掘られそうになって、あわてて逃げ帰ってくアポロンの背中に、
「忘れもんだコノヤロウ!!」っつってその性具を叩きつける!ってかんじ!アテナは! 
 
 
――と、こんなふうに想像するだけで面白い! 
ぜったい似合わないカップルだから、もう想像するだけでエロいよ!ああ!本当に、その神話はどんな内容だったんだろうなあ!もう永遠に読めないだろうけど、だからこそ暴いてみたくもなるよ!! 
たとえばこんな感じとか? 
 
 
アポロン「なあアテナ、まだ寝ないのか?…って、今度は一体何を作ってるんだ?」 
 
アテナ「ん?いや、私の槍にな、毒を塗って攻撃力を上げようと思ってるんだ。――今、その毒を作ってる最中だ、話しかけないでくれ」 
 
アポロン「君の槍は軽く刺しただけで地球が滅ぶレベルだからもうカスタマイズはいいんじゃないだろうか。そんなことより、アテナ――」 
 
アテナ「うーん。ヒュドラの毒とピュトンの毒を混ぜた方がいいかな?それともこっちの毒を…」 
 
アポロン「アテナ!そんな物騒なものより、もっといいものを混ぜよう。」 
 
アテナ「え?」 
 
アポロン
「今から、ベッドの上で――私の水と君の水を混ぜよう。アテナ。 
 
 
うわあああああ俺のアテナたんはセックスなどしないーー!! 
…本当、そう言うアテネ人の気持ちが分かるわ!! 
やっぱり、崇拝する女性には処女でいてほしいものかも。
(きっと色々な要因があって「アテナは処女じゃなきゃダメ」っていう思想が生まれたんだろうけど…アテネ人は、自分たちに有利になるようにギリシャ神話を書き換えることがよくある。ある神話を必死に隠そうとしたり、逆にある神話を誇張しようとしたり。そういった、神話が作り変えられた跡を見つけて、それがどうしてなされたのか?その社会的・宗教的理由は何か?を考えるのが神話学の一つの手法です。そして私はこの手法が一番好き!…すみません、こいつは余談でした) 
 
 
●まとめ 
…と、いうことで、色々話が脱線してしまいましたが、私が一番印象に残っていて、「エロい!でも美しい!」と感じるような神話は上の二つでした。 
まあ、アポロンが出てくる神話って基本的にエロイですよね。あの人は歩くエロスだよ! 
ダフネーとお花畑で追いかけっこしたり、死んで花になったヒュアキントスに口づけたり…っていうシーンは、めまいがするほど美しいしエロかった。 
 
逆に、ちょっとこのシーン、エログロだなあ…と思うような神話で印象に残ってるのは、
ゼウスが蛇に変身してペルセポネーと交わる(そして、そこから酒神ディオニュソスが生まれる)神話です。獣姦だし、ゼウスとペルセポネーって実の父娘だからすごい近親相姦だし、それ以前に強姦だし、もっとそれ以前に人妻じゃないの?ハーデス様の。っていう…。 
なんでしょうね?同じ変身モノでも、ゼウスが黄金の雨になってダナエと交わるシーンは美しかったのに。 
 
――ってかこういうのはただの好みですよね。 
神話にくわしい他の人に聞いたら、「
アンドロメダが素っ裸で鎖につながれてるシーンがいい」とか、「プロメテウスが鎖につながれてもだえてるシーンが好き」とか、いろんな答えが返ってきた。 
 
…そうだ、鎖につながれて…で思い出したけど、私はアポロンがゼウスに神性を取り上げられて人間の奴隷になっちゃうシーンがすごくエロくて好きだった! 
だってあのプライドの高いアポロンが…!鎖につながれて、人間の奴隷になっちゃうのよ…!!すごいエロいよ!! 
 
 
――え〜ということで、今回独断と偏見ながらも、一番エロいギリシャ神話について考えてみて分かったこと。 
 
自分がエロいと思う神話には、自分の性癖がにじみ出る。 
 
そして、
どうやら私は「男根畑でつかまえて!」みたいなのが好き。 
 
みなさんは、どんな神話がエロいと思いますか? 
 
(※ちなみに、男根等にワインを流し込むのは危険ですので絶対にやらないでね。 
古代ギリシャ人は、ワインを水で割って飲むのが普通です。水で割られたワインなので、男根に流し込んでもある程度大丈夫だったのでしょうが、現在の濃いワインでそれやったら急性アルコール中毒どころじゃすまないぜ!) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
●近況 
●テレビでやってた「マトリックス」を見たのですが、登場人物の名前がギリシャ神話からとられたものが多くてちょっと嬉しくなりました。
メロビンジアンの奥さんの名前、「パーセフォニー」は「ペルセフォネー(Persephone)」の英語読みじゃん!最初見たときは気づかなかった。確かに、ペルセフォネーっぽいなあ!メロビンジアンも、ハーデスを意識してるとか。確かにポジション的にはそんな感じ。 
●インディー・ジョーンズ観に行ってきました!以下、感想なので反転(
相変わらずドキドキワクワクしました!インディの登場シーンとあの音楽を聴くだけで興奮したし、「あんた、教授なんだろ!?」「時々ね!」の掛け合いとかは最高にたのしかった。でも最後の方はあんまり納得できませんでした…。そりゃないだろ!?インディの世界観で!っていう。
●今、夏にギリシャに行くかどうか迷ってます。というか死ぬほど行きたい。夏のギリシャ…!素晴らしいんだろーな!ミコノス島とか、サントリーニ島とか、クレタ島とか、ロドス島とか、デロス島とか巡りたいなあ…!ああ、行きたい! 
 
 
拍手どうもありがとうございます!! 
お返事は次の日記に書きます!遅くなってすみません! 
..3:29
  
 

 

2008. 7. 5
      七夕+「エロい神話」のおまけ+拍手お返事

うちの大学の学科棟の七夕の笹に、「黄金聖闘士になりたい」という短冊をかけたのは、一体どこのどなただ!? 
 
もう、昨日見つけてほんとびっくりこいた!!うちの大学内、しかも私のすごい近くに、黄金聖闘士になりたいレベルの星矢好きがいる…! 
うわー!どうにかしてお友達になれないかなー! 
 
しかも、私の短冊のすごい近くにかかってたんだ…! 
「ギリシャ神話の力になれますように」と書いたやつなんだけど、ああ〜向こうはこっちに気づかなかっただろうな…!もう、
ここは彼女の短冊に、「私はサガ様になりたいです」っていう付箋をつけるくらいのアピール行っていいんじゃねぇか? 
しかし、あそこは学科の先生方が一番通るところだから、さすがの私も
「サガ様を私の性具に」というお願い事は我慢したというのに…!勇敢すぎるだろ!!くそー七夕が終わるまでになんとか見つけてお話させてもらいたい!!絶対すごい近くにいるはず!! 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
…ところで、ちょっと話は変わって、前回の日記の「一番エロいと思うギリシャ神話」の補足です。やっぱりこのシーンもエロいと思う!! 
 
●アポロンがゼウスに反逆した罪で、1年間、神の座を取り上げられて人間の奴隷の身分に落とされるシーン。 
 
最も誉れ高い神の地位から、一番下の人間の奴隷に落とされたのよ? 
環境変わりすぎ。熱帯魚だったら死んでる。 
 
この事件の直接の原因を作ったのはハーデス様ですが…私がアポロンだったら
「ハーデス〜〜ッ!!貴っ様のうわばき燃やしとくっかんなァアーーッ!」ってなるよ! 
 
しかし、この誇り高い男が奴隷…ご主人様の足にキスとかしちゃうの?ドキドキしちゃう。 
しかも、愛した女コロニスを自分の手で殺して、彼女との息子アスクレピオスを自分の父ゼウスに殺され、その過程で大親友のヘルメスにハーデスを裏切らせて…、ああ…絶対心身ともにボロボロだよ、この人!見てられないよ!ああっ、アポロン!私だったらお前にそんな表情させやしないのに…!! 
 
それに、この神話のヘルメスのポジションがすごくいいんだ! 
死ぬほど悲しむ親友を救うために、自分の上司のハーデスと冥界を裏切る。その行為が、後でアポロンをもっと苦しめる結果になると分かっていても、あの火の中に飛び込んじゃうのよ!!ああ!ヘルメスーっ!! 
そして、ゼウスはハーデスとの約束を守るために、自分の一番愛する息子アポロンの息子を殺す…。空回りだなあ。 
 
全然詳しく説明できてなくてすみませんが、この神話は、私はギリシャ神話の中で一、二を争うほど大好きです!なので、いつか神話コーナーあたりで語らせてもらいたいなあ!もう何もかもすっごく好きです! 
 
 
拍手送ってくださった方、どうもありがとうございます! 
ところで、いつの間にか、一回で送れる文字の制限が、
200文字から一万文字になっていることに驚愕した。 
一万文字って!!そ、そんな長いコメント送ってくれる人いるかなァ…。それに、一度に10拍手までできるから、最高十万文字まで送れんじゃね? 
十万文字のコメントなんかもらったら、嬉しすぎておしっこジョバジョバもらすわ!! 
 
そんなわけで、以下、拍手のお返事です! 
→続きを読む
  
 

 

2008. 7. 21
      ついに降臨!本物のハーデス様! (+ポニョの感想とか)

(Special Thanks for たけうち様!)
 
―ある時は、 
先輩「ねえねえ、
藤村さんが好きなハーデス様って、頭が山羊でオッパイあるやつだよね?」 
 
「それは
バフォメットじゃないでしょうか…。ハーデス様にはオッパイとか無いです。」 
←悪魔バフォメット 
 
―またある時は、 
友人「ハーデスって、あれだっけ?
陰気なところにいて、全体的に茶色っぽくて、触角があって、体中まだらの模様があるんだっけ?」 
 
「フナムシかよ!!」 
←フナムシ 
 
もうこういう事が起こるたびに、私は自分の携帯の待ちうけ画面(↓)を開きながら、 
(←ハーデス、ペルセフォネー、アポロンの図) 
私「
コレ!ハーデス様ってこれよ!!オッパイもねえし体中にまだらの模様もございません!!」 
 
――そんな感じで、
「これってハーデス様だよね?」という進言に対しては完全に疑心暗鬼になっている私の元に、先日、サイトを通じて一通のメールがきました。―― 
 
「(要約)はじめまして。先日、ドイツに旅行した際、あるお城の噴水のそばに、 
三叉の矛を持ったポセイドンの像がありました。 
 
でも、おかしいんです。その像の足元に…頭が三つある犬がいるんです。 
三頭の犬のケルベロスはハーデスのシンボルのはずですよね。 
だとしたら、もしかして、この像は… 
実はポセイドンじゃなくて、ハーデスではないですか? 
写真を送ります。 たけうち
(様)」 
 
 
――言っておくけど私、もうその手には乗んないかんね。 
「もしかしたらハーデス様っぽいポセイドンの像」?……絶対ポセイドンだってそれ…。
だって私、ハーデス様の像なんか一度も見たことない。言ってて悲しくなってきたけど、ギリシャやイタリアですら一度も見たことない!!そんなフナムシみたいな男がドイツのこじゃれた城にいるはずないって!! 
噴水のそばにあって三叉の矛持ってんならポセイドンだよ! 
――まあ、とりあえず、今から問題の彫像の写真を見てみよう!! 
 
 
<送ってくださった画像> 
 
 
ほーらやっぱりポっ
……ポ!? 
 
…ちょっと待って、違う!!これは…!え!?まじで…!?
ぶわーーっまじでーーっ!?これは…!これは…っ三叉の矛を持ってるけどポセイドンじゃないっ!ああ!これはっ、 
 
 
ハーデス様だ…!!ハーデス様だァアアーー!!
すっげぇえええーー!!見つけたたけうちさん神ーーッ!! 
ハーデス様ァアアーー!!ギリシャやローマでも見当たらないと思ったら、こんなドイツのこじゃれた城で三叉の矛なんか持ってたんですかぁあーーッ!! 
 
 
え!?ってか、
ハーデスってちょっと大きめのフナムシじゃなかったっけ!?うそだろ!?滅っ茶苦茶かっこいいじゃんっ!!うわー!うっわああーー!!ハーデス様こんなにかっこい…っばんざーーい!!ばんっざーーい!!ハーデス様ぶわんざぁーーい!! 
 
 
 
…まあ、正確に言うと、これは「かつてはハーデスで、今はポセイドンの像」だと思うんだ…。 
 
…どういう事? 
っていうと、ちょっと私の話を聞いて欲しいんですが、この仏頂面と足元のケルベロスから見て、この像はハーデス様に間違いない。でも、問題はこの三叉の矛…。三叉の矛って、やっぱり
どう考えてもポセイドンの象徴じゃないですか。でも、その矛の部分をよく見てみると、 
 
…どう思う?他の部分より新しくないですか?金だし。 
これは、像が「改変された」跡だと思うんです。この部分、もともとはハーデスの象徴の「王錫(おうしゃく)だったはずだ。それが、後に誰かにポセイドンの象徴の三叉の矛に作り変えられたんだと思う。つまりね、これは「ポセイドンに作り変えられたハーデス像」だと思うんだ! 
 
 
中世以降のヨーロッパでは、ギリシャ・ローマ風の古い像を持ってきて自分の城に飾る、ということが流行したんですよね。 
でも、飾る際には、自分の好みに合うように「像を改変する」ことが稀にあったんだよ! 
 
例えば、2006年に上野で「ルーブル美術館展」がありましたが、その時の目玉になったあの有名な
『アルルのヴィーナス(アフロディーテ)』という像。 
あれも元々はヴィーナスじゃなくて、アルテミスだったんです
(肩に矢筒の跡があるし、美の女神ヴィーナスにしては表情・動きが固すぎ。元々はアルテミスが矢を引き絞っていた像だと思われる)。 
なぜこういう改変が起こるのかというと、その当時、アルテミスよりもヴィーナスの方が人気があったからです。 
 
めっちゃケルベロスいますね。 
で、もちろんこの当時は、大変遺憾ですが、
ハーデス様よりポセイドンの方が100倍人気者だったわけだ。 
だから、この像をここに設置するときに、こういう会話があったんじゃないか?―― 
 
A「なあなあ、今度さあ、俺んちの噴水の前にでーっかい像を置きたいんだよね!!」 
 
B「噴水だったら、普通はポセイドンの像じゃないか?」 
 
A「うーん、それが今いいポセイドンの像が手持ちに無いんだよ
……ハーデスの像ならあるけど」 
 
「ええっ?ハーデス!?お前どうしてあんなフナムシの像を!?」 
 
「酔った勢いで買ってしまった。うーん、なんとかこれをポセイドンの像に変えられないかなー?」 
 
B「バカお前、そんな上手いこと行くはずが…。
まあ、確かに、この王錫を三叉の鉾に変えたらポセイドンっぽくはなるな。」 
 
「!!いい!それで行こう!」 
 
B「え!?でも足元にごまかし切れないであろうケルベロスがいるぞ!!」 
 
A「大丈夫!そこは
『たまたま気分でケルベロスを連れてるポセイドンです』の一点張りでいこう!! 
    
   よっしゃあ、王錫の部分を鉾に作り直せー!」 
 
 
…絶対こういう会話あったろ?…甘いよ。
王錫をちょっと矛に作り変えただけで「ポセイドン〜フューチャリング・ケルベロス」って無理だよそんなの!!やるならケルベロスをポセイドンの象徴の馬に変えるくらいの気概を見せてみろよ!! 
 
…だが、たとえ王錫とケルベロスがなくたって、この像はなおハーデスなのよ!! 
なぜなら、ハーデス様の一番のチャームポイントは王錫でもケルベロスでもないっ! 
 
この仏頂面なのよっ!! 
今まさにタンスのカドに小指をぶつけたかのようなこのツラ!そして不機嫌そうな態度!! 
これこそがハーデスだけのアイデンティティなのよッ!! 
 
ああ、近世の人にポセイドンに変えられたかもしれないけど、 
私 に と っ て は ハ ー デ ス 様 だ …!! 
 
私がギリシャとローマを血眼になりながら探しても見つからなかったハーデス様…!! 
こんなところにいらしたんですね! 
ポセイドンに変えられながらも、ずっとここで…!
 
 
 
ああ、踊って!私と踊ってよ、ハーデス様!! 
 
「いや俺、ハーデスじゃなくてポセイドンなんで」…ってポセイドンのフリしたって無駄だよ!ポセイドンがこんなしょぼくれた表情するかよ!! 
 
ハーデス様でしょ!? 
ギリシャ神話が誕生してこの3000年間、
「人気は、まあダンゴ虫よりは上」「空気に溶けて、そばにいてもまず気づかない」冥王人生ほとんどごまかしだったあのハーデス様でしょうっ!? 
歌うかんね!!私は、歌うかんね!! 
 
♪おーれはハーデス♪冥王だ〜! 
悪い子いたら食べちゃうぞ〜!!
 
 
…ホラッ!ハーデス様もぼーっとつっ立ってないで私と一緒に!! 
 
♪おーれの愛犬ケルベロス〜ぅ! 
噛み付いたらはなさない〜! 
 
おーれの奥さん世界一〜ぃ♪ 
異議があるやつ 漬けてやる〜♪ 
ホルマリンに〜漬けてやる〜♪ 
 
フナムシみたいなこの人生〜♪笑った奴らはみなごろし〜! 
み〜なご〜ろ〜し〜〜♪
 
 
 
――みんながポセイドンと歌い踊る中で、一人くらい、あなたと踊る人間がいてもいい!! 
そうでしょう!?…ハーデス!!
 
 
 
 
――と、まあバカはこのくらいにして、と。 
ちょっとポセイドン様を邪魔者っぽく書いてしまってすみません…。私はポセイドンも大好きです!兄弟なのに全然ハーデス様とは似てないよね、すっごく無謀なところとか!!あと、
トロイの城壁建設の時の、ポセイドン、アポロン、アイアコスの一年間の共同生活とか、もう想像するだけで面白いもん!―― 
 
ポセイドン「…それで、俺がその女をどうやって口説いたか知りたいか?」 
 
アポロン「ぜひお聞かせ願いたい!」 
 
ポセイドン「こうやって腰に手を回してだなぁ、耳元で
『俺の股間の三叉の矛は…お前のものだぜ』」 
 
アイアコス
「そんな話をしている場合ではないでしょうっ!お二方とも仕事をしてください!仕事を!!」 
 
ポセイドン「仕事仕事って!おまえは俺の兄貴のハーデスそっくりだ!
お前が死んだら、冥界の裁判官にするように兄貴に推しといてやるわ!!」 
 
アイアコスそんなどうしようもない職業に採用されたくありません!イヤですよ!死んでも神にこき使われるなんて!!」 
 
アポロン「予言の神たる私が断言する。
お前は死後、ハーデスの下で冥界の裁判官として永久に働かされるであろう。」 
 
アイアコス「嫌だー!!俺の冥界ライフはお花畑でのんびり暮らすんだァアアー!!」 
 
絶対アイアコス苦労してるだろ!あの二人が相手じゃ!! 
そんなわけで、本当にバカはここまでにして…、今日の日記は、写真を送ってくださったたけうちさんのおかげで書くことができました。たけうちさん、本当にどうもありがとうございました! 
写真を見たときは本当に興奮しました!!3日くらい興奮してよく眠れなかったくらいだ!!本当に、よく足元のケルベロスに気づかれましたね!すごすぎる!! 
しかも快く掲載許可を下さって本当にうれしいです!なんとお礼を言っていいか…!サイトやってて本当に良かったと思った。いただいた写真は私の生涯の宝物です!ほんとうにありがとうございます!
(ハーデス様のイラストは必ずや!めっちゃ気合入れて描きます!!笑) 
 
たけうちさんありがとう、ここまで読んでくれた人ありがとう、ハーデス様ありがとう…!! 
 
 
※ちなみに、この像は
ドイツのミュンヘンのニンフェンブルク城にあるとのことです。 
この像は、ギリシャ・ローマ時代に作られたものじゃなくて、多分ルネッサンス以降につくられたものだと思いますが…いつ、誰が作ったんでしょうね? 
私に西洋美術史の知識があればなあー!たけうちさんからのこのおいしいパスをもっと生かせた筈だ…!! 
 
※ここでは分かりやすいように、「ポセイドン」「ハーデス」とギリシャ風に書きましたが、実際はちがいます。ヨーロッパでは、神話の神々をギリシャ風じゃなくてローマ風の名前で呼びます。つまり、
「ポセイドン」→「ネプチューン」、「ハーデス」→「プルート」です。 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
●近況です! 
●ポニョ見てきました!以下、感想なので反転です。(ちょいと下ネタです) 
<
フジモトがハーデス様と被る被る!! 
あの報われなさとか、奥さんの尻に敷かれてるところとか、陰気で冴えないところとか…どう見てもハーデス様じゃね?! 
っつーかフジモトはどうやってあんないい奥さん捕まえたんだよ!!釣り合わなすぎだ!!もうポニョとか世界の危機とかより二人の馴れ初めの方が気になるよ!! 
それと、あのポニョとか、わんさかいる姉妹は、フジモトとグランマンマーレの子供なの?どうやって…子作りしたのよ?無理じゃね?なんかもうあらゆる意味でむりじゃね?? 
 
…そんな感じで、私はフジモトしか見てなかったので、大変ヨコシマな感想になってしまってすみません…。動きとかは相変わらずすごかった!!モールス信号で痴話ゲンカするシーンとか、さっすが宮崎アニメェェ!!って感じでとんでもなく楽しめました!でもフジモトが一番いいキャラしてた!楽しかったぁ〜!

●今週金曜はルパンですね!まじ楽しみです! 
 
 
拍手のお返事は昨日の日記に書きます!  
 

 

2008. 7. 27
      拍手のお返事(7月6日〜26日分)

拍手のお返事:後半 
 
お返事の7月6日〜26日分です。7月5日分のお返事は7月28日の日記にあります。 
 
拍手&コメントどうもありがとうございました! 
いろいろな情報を教えて下さったり、私の神話語りに乗って下さった方がいらしたり、とても嬉しかったです!もちろん、サイトに感想を下さったり、「ここが良かったよ!」と仰って下さった方も本当にありがとうございます! 
→続きを読む
  
 

 

2008. 7. 28
      アポロンのチン毛問題/ハーデス像情報/拍手のお返事(7月5日分)

↓しょっぱなすげえピクニック・フェイスで失礼します、アポロンです。 
 
ということで、夏休みに入って時間もできたので、「ギリシャ旅行記」でもブン回していこう!ってな感じで、旅行記の続きを書いているのですが…。 
 
すごい真面目な話、アポロンってチン毛ないじゃないですか。 
 
「アポロンは永遠のアドレセント(青春期の人)だから陰毛はない」。 
…っていうこのチン毛無し設定にギリシャ人のアポロンへの愛を感ぜずにはいられないんですけど、でもさあ、そんな設定つけなくたって、アポロンは見た目的にも性格的にも十分キャラ立ってるよ!
そんな特殊設定はあんまりキャラが立っていないハーデス様にでもくれてやれよ!って感じなんですけど…。 
でもよく考えたら、よ? 
まだチン毛も生えそろってない年齢ってことはよ? 
もしかしてアポロンって…見た目的には中学生以下なんだろうか。 
 
…こんな中1いないだろ!! 
中1男子なんて、
「おち〜んちん♪おち〜んちん♪」とか歌ってるのが楽しくてしかたない年頃でしょ!? 
社会の授業中に「ディオクレティアヌス帝」とか「アウレリアヌス帝」とか、もう「アヌス」なんて言葉が出てきただけで拍手巻き起こるレベルでしょ!? 
 
アポロンなんか「アヌス」とか全然余裕そうだもんね! 
むしろ
「アヌスは名詞でアナルは形容詞なんだぞ」とか要らん知識言ってくるぞ絶対!! 
 
中1はない!アポロン、絶対中1はない!! 
とすると、17歳くらいで、陰毛は生えてないという設定の人なんでしょうか。ヘルメスはアポロンより年下だけど生えてるし。 
 
…結局何が言いたいかというと、
アポロンをどのくらいの年齢で描いたらいいのか分からないという話でした。アポロンの股間を描く日は当分来なそうなのでいいのですが…気になるなァ!!(↑のアポロンは若すぎる?よく分からない。) 
「チン毛が無いのは永遠のアドレセントの象徴」かあ!ああ、チン毛の話なのになんでこんなにロマンチックなんだろう! 
「チン毛がない。」…もうこれだけでアポロンの純情さが漂ってくるもんね!!あーアポロン、本当にアドレセント!超アドレセントだよ…! 
 
 
 
…とまあ、バカはこれくらいにして、ここからが本題なんですけど、先日の日記で、
ドイツのニンフェンブルク城の、ポセインドンっぽいハーデス像について書いたじゃないですか。↓これこれ! 
 
ハーデスなのにポセイドンの三叉の矛持ってる…っていう謎の像! 
 
で、日記を読んでくださっている方が、この謎のハーデス像についての詳細を調べて下さったんですけど
ってどうしてそんな重要な話をチン毛の下に書くの?って感じですみませんが! 
 
しかも、調べてくださったのが、
ドイツ語圏在住の方と、ニンフェンブルク城にお知り合いの方が勤めていらっしゃる方の2名で――すごい状況と人脈じゃんそんなの!そんなの私からしたら、「私、ハーデスの元カノだから」くらいの状況じゃん!すごすぎる!! 
 
で、頂いた情報を載せさせて頂くと、あの像のタイトル等は、 
 
■「セルベウス
[ケルベロス]と共にプルート[ハーデス]と(後に誤解から、三叉の矛(海神ネプトゥーヌス[ポセイドン]の象徴)として付け加えられた)フォーク:両方とも、宮廷彫刻家J.B.Straub(1772年)の模型を元に、Dom.Auliczekにより1778年に製作」 
 
■この城の庭にある神話像群は全部で12、宮殿から見て左サイドにヘルメス(1778作)、アフロディーテ(1778)、ディオニュソス(1782)、右サイドにアルテミス(1785)、アポロン(1785)、デメテル(1782)、中央通路にキュベレーとクロノス(1765)、ゼウスとヘラ(1791&92)、ペルセフォネーと
問題のハデス(1778)。 
 
 
…みんなすごすぎじゃね? 
なんかわざわざ向こうの中央図書館でニュンフェンブルク城の建設記録とか見てくれたり、この城に勤めてらっしゃるお知り合いの方に聞いて下さったり…したみたいなんですけど……すみません、ちょっと感動してどうしていいか分からないんですけど…! 
 
だって私だったら無理だよ!! 
私が、
「ギリシャのプルトニウムの…あ、プルトニウムっていうのは、ハーデス様の神殿の名称で、核燃料の方じゃないんですけど(っていうか核燃料の方のプルトニウムがハーデス様の名前からとってるんだよ!)そのギリシャのプルトニウムに突っ立ってるハーデスの神像の名称と制作年代を明日までに調べて来い!」って言われたらそんなの無理だもん!! 
プルトニウムに知り合いもいないしさ! 
 
本当に、感動です…!そして、ただただ尊敬です…! 
写真を下さったたけうちさんに加えて、調べてくださった方々、 
本当にありがとうございました!!超うれしいです!! 
 
 
しかし、この像のタイトル…「セルベウス
[ケルベロス]と共にプルート[ハーデス](後に誤解から、三叉の矛(海神ネプトゥーヌス[ポセイドン]の象徴)として付け加えられた)フォーク」ってことは、ポセイドンに作り変えようとしたわけじゃなくて、間違ってポセイドンにしちゃったんだ…。そんなことあるんだなあ! 
 
そして、このお城、驚くほどギリシャ神話まみれですね。 
なんでも、王子の誕生日の記念にこの神話まみれの庭をプレゼントしたそうです。 
なにそれ!いいなあー!!私も誕生日にこんな庭欲しいよ!! 
ドイツの王侯貴族はイキだねえ! 
 
 
あーもう本当に感動しました!!どうもありがとうございます!!なんか私、ギリシャ旅行記とか頑張ろうと思った。アポロンのチン毛がどうの言ってないでさ…! 
あー今興奮しすぎてわけわかんないよ!!もうみんなアドレセント!!みんなみんなアドレセント!! 
 
 
拍手どうもありがとうございました!励みになります!! 
いつもお返事がとても遅くなってしまってすみません!しかも、ちょっとお返事のコメントが日記の字数制限に引っかかってしまって、二つに分けることになりました。
前半のお返事(7月5日)はこの日記の続きにかいてあります。後半のお返事(7月6日〜26日)は、7月27日の日記に書いてあります。ややこしくてすみません!! 
 
そんなわけで、以下、拍手のお返事の前半です。(7月5日分) 
→続きを読む
  
 



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

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2008. 7. 21 ついに降臨!本物のハーデス様....
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