藤村シシンぶろぐ


 

2010. 2. 9
      ご報告の後日談 + 黒川さんの反応

まずは、1月23日付の日記にお言葉を下さった方々、 
本当にどうもありがとうございました。 
 
こんなに温かいお言葉を頂けるとは思っていなかったので、 
本当に本当にうれしかったです。 
 
 
…あの日記を書いた時点では、
これはどういう風に泣き寝入るのが一番カッコイイのかなァと考えていたのですが、あれから一悶着あって、ある程度この問題は一区切りできました。 
 
ですが、その内容は私の納得できるものでは到底ありませんでした。 
もうこれを題材に人間の不条理に切り込んだ随筆書いたら芥川賞とれんじゃないかというレベルの不条理さでした。 
 
本当に怒りに震えて、それを洗いざらいここに書きたい、 
と一度は私も思いました。 
 
しかしながら、ご心配下さった方々、 
この日記を楽しみにしていると仰って下さった方々、 
コメントを下さった方々に、 
今、私ができる最高の恩返しは芥川賞をとることではない 
そして私自身も、この日記に本当に書きたいことはそんな話ではない、と思い至りました。 
 
黒川さんとの戦いだとか、ギリシャ神話のこととか、あるいは日常の出来事とか、本当に書きたいのはそういう話だ、と! 
普通の状況でも、時間の制約があって書くのを先延ばしにしてる話が多いのに、その上不条理で芥川賞なんて狙ってたら、全部書ききる前に人生が終わっちまうよ!! 
 
…そんなわけで、
芥川賞の随筆は、ここですっぱり止めることにします。 
 
 
くしくも2月9日でこのサイトも6周年を迎えました。 
6年間を振り返って、楽しいことしか思い浮かびませんが、 
また6年後に振り返っても、そう言えるような、 
この事件も、まあそんな事もあったよね、と笑い話にできるよう努力したいと思います。 
 
 
改めまして、励ましのお言葉を下さった方、 
温かいコメントを下さった方、 
種々のご助言を下さった方、 
本当にどうもありがとうございました!!
 
 
 
 
…さて、余談ですが、この件については、黒川さんたちにも言っておくのが礼儀だと思って、かいつまんだ内容と一緒に謝罪をしました。 
イヤな顔をされるかな、とかサイト教えろと言われるかな、と正直ビビってたのですが、山田先輩は笑って許してくれました。 
 
山田「なんだ、そんな事かよ!いいっていいって。
むしろ全てのカッコイイ物は俺が元ネタだから。ブラピは俺のパクリ」 
 
 
――で、一方の黒川さんはと言うと、 
ものすごーく怪訝そうな顔をして、 
 
黒川「…僕、盗作されるようなカッコイイ言葉を言った覚えが全く無いんですけど…。 
 
  …あの、藤村さん、前から言おうと思ってたんですが…」 
 
私「はい。」 
 
黒川「…藤村さんのサイトに来る方は、
僕に好意的な印象を持って下さってる、んですよ、ね…?」 
 
私「ええ、そうだと思います。」 
 
黒川
「それが全く解せない。僕、リアルではどこに行ってもバケモノ扱いですよ!?」 
 
そんなことないよ!! 
黒川さんは確かに化け物だけど、いい化け物だよ!!
 
 
 
黒川「いや、絶対おかしい。ちゃんと僕の事正確に書いてますか?
『「二人組作って〜!」って時は、人数は偶数なのに、必ず黒川一人があまる。あいつは数の法則を乱すバケモノ』って呼ばれてる事とか?いっつも気持ち悪いTシャツ来てる事とか?ちゃんと書いてます?」 
 
私「ちゃんと書いてますよ!(っていうか気持ち悪いTシャツっていう自覚はあったんだ…)」 
 
 
黒川
「じゃ、あれは?僕がいつも風呂場でしてる事! 
 
…『風呂の天井にシャワーを浴びせて、したたってくる水滴の中で踊る。外で雨の中全裸で踊っている疑似体験ができるという、僕考案の新感覚バスタイム』については?」
 
 
 
「それは書いてない。」 
 
そんな変態バスタイムについては 
書けない、さすがに。
 
 
 
…確かに、日記に書けることと書けないことはあるが! 
変態バスタイムとか、気持ち悪いTシャツとか、 
そんな表面的なことは問題じゃないと思うよ、私は! 
 
もう少し本質的な部分で、黒川さんのことを好意的に 
思ってくれてる方はいるのではないか、と私は思うよ! 
 
黒川「…そんな話は到底信じられません。
僕の部屋の窓辺にある月桂樹くらいですよ!僕を好きでいてくれるのは!」 
 
「そんな失恋したてのアポロンみたいなこと言われても…。少なくとも、私は、黒川さんの窓辺の月桂樹じゃあないのですが…。」 
 
 
…とにもかくにも、黒川さんが言いたかったのは、 
こういう事らしい。 
私が書いたものは私のものなので、 
別に僕に謝る必要はない。 
(それは違う、と私は思うんだけど…) 
 
私「…でも、ありがとうございます。黒川さんに借りができてしまいました。」 
 
黒川「僕はあなたに貸しをつくった気はありませんが…。でも、あなたに貸しなどめったにできないので、素直に
『じゃあ貸し1だ』と言うことにいたします。」 
 
「――安心して下さい、」 
 
 
この借りはすぐに返してやるよ。 
 
2月14日に!100倍にしてな!!!
 
 
 
 
――そんなわけで、実はお互い1月は忙しく、年末に言っていた
「ディオニュソスの精液」もまだ渡せてないので、 
バレンタインにまとめて黒川さんにお返ししようと考えています。 
ので、あれから勝負にあまり進展はありません。 
 
で、本当は黒川さんに今週会う予定だったのですが、 
 
黒川「す゛み゛ま゛せ゛ん゛〜!!
僕、新型インフルエンザにかかっちゃいました〜っズビ〜ッ!!」 
 
「ええええぇえええーーーッ!!?」 
 
黒川「本当に申し訳ないのですが、今週は無理そうなんです…!もし、いつもみたいに何か日付が関係する謎かけだったら…本当になんとお詫びしてよいか…すみません…大丈夫ですか…?」 
 
大丈夫ですかはこっちの台詞だよ!! 
 
私「黒川さんこそ大丈夫なの!?謎かけのことなんか心配しなくていい!!日付も全然関係ないですから!!」 
 
黒川「…良かった…!僕は大丈夫です〜グス〜ッ!!来週には必ず…必ず馳せ参じます……!」 
 
 
…これが私が聞いた黒川さんの最後の声でした(電話的な意味で) 
 
 
 
ということで、黒川さんとの戦いは2月後半までお預けです。 
それまではこの一カ月に溜まりに溜まった書きたい事を 
書いていこうと思います!!
 
 
そんなわけで、まだまだ未熟な私とこのサイトではありますが、 
これからも改めましてどうぞよろしくお願いいたします!! 
  
 

 

2010. 2. 12
      【RPG風・ギリシャ神話】 ファイナル・ミソロジー!
〜世界を変えるカルテット〜

…世界を滅亡の危機から救うため、 
 の事しか頭にない男・ディオニュソス、 
  が世界で一番大事・ヘルメス、 
   女と自分の事しか考えてない男・アポロン、 
     そして特に何も考えてない男・アレス… 
 
FFで言ったら最悪のパーティーのこの4人組がついに立ち上がった――! 
 
〜FINAL MYTHOLOGY〜 
〜ファイナル・ミソロジー〜 
 
↑(ff9風・対ピュトン戦。)
 
アポロン「…フッ、ピュトンよ、私を狙ったつもりだろうが、残念だったな。体力だけが取り柄のアレスにアビリティ『かばう』を付けさせ、前列に配置!!これで後列の我々には貴様の攻撃は届かない!! 
見たか!これこそがこの叡智の神・アポロンの完璧なタクティクスだ!!」
 
 
 
アレス「そんな話はいいから俺に回復を早くッッ!!…あとHP1000しかない…死ぬ…!」 
 
アポロン「私が1のダメージを食らってるから、もう一ターン我慢しろ。私自身を治すのが先!!えーと、コマンド『医術』で自分にケアルガ、と!」 
 
  ピュトンの攻撃! 
  
アレスに999のダメージ! 
 
アレス
「うごぉッ!がはぁあああー〜〜ッ!!…もう…ダメだ…!…俺、瀕死…!早く…回復…!!」 
 
アポロン「お前はピンチの方がいい技出やすいんだろ?そのまま瀕死でいろ。」 
 
ヘルメス「…あの、アポロン。
ディオニュソスが死んだんですけど、どうします?アイテムで生き返らせましょうか?それとも貴方の『アレイズ』で?」 
 
アポロン「ディオニュソス?あいつ居ても大して役に立たなそうだから、そのまま転がしとこう。」 
 
ヘルメス「ですね」 
 
 
アポロン「まあそれはどうでもいいとして、この私の至高のコマンド
『予言』(=ライブラ)で見たところ、このピュトンの残りHPは58000なんというか、まったく勝てる気がしないな。初戦でピュトンとは、運のない…。」 
 
ヘルメス「…あなた、昔ピュトン倒したことあるんでしょ?
生まれて3日目に指先一本でピュトンをダウンさせたとかずっと自慢してたじゃないですか!」 
 
アポロン「あ、あの時のはこんなにデッカくなかったのだ!ちょっと大きめのハブくらいの大きさで……うわっ!?」 
 
  ピュトンの『遠隔攻撃・しっぽ』! 
  アポロン・ヘルメスに2000のダメージ! 
 
 
ヘルメス「…っ…」 
 
アレス「おい、どうすんだよ!このままじゃ一方的にやられるだけだぞ!」 
 
アポロン「……。アレス。お前、トランスゲージは溜まったか?」 
 
アレス「ああ。HPは残り1だけどな。トランスゲージは満タンだぜ。」 
 
アポロン「よし、では私の崇高なるコマンド
『歌う』でお前のための賛歌を歌ってやる。それで私の残りMPを全てお前にやるから…」 
 
アレス「…俺のトランス技の
MP全消費攻撃で止めを刺せと!そういう事だな!」 
 
アポロン「お前にしては飲み込みが早い。で、ヘルメス、お前は…」 
 
ヘルメス「分かってますよ!僕はその間に『ぬすむ』を成功させておくと。そういう事でしょ!?」 
 
アポロン「さすがは我が親友!…よし、それじゃあ各自!私の歌を合図にやるべきことをやれ!!」 
 
アレス&ヘルメス「「了解、リーダー!」」 
  
 
 
  アポロンの『歌う』! 
  アポロンは即興で『アレスへの賛歌』を歌った! 
 
アポロン「♪ああぁあ〜〜アレス〜♪軍神アレス〜♪」 
 
  ヘルメスの
『ぬすむ』! 
  ピュトンから
『銀貨6000ドラクマ』(※=3千万円)を盗んだ!! 
 
ヘルメス「…よしっ!」   
 
アポロン「♪アレス〜アレス〜♪軍神なのに勝率ゼロ〜♪ 
     ゼウス家最大の汚点〜〜♪」
 
 
  ポロロン、ポロロロ…♪ 
 
アポロン
「♪お前のいい所は〜ひとつ〜も無い♪ 
    褒めるところが〜ひとつ〜もない♪ 
       
    それに引き換えこの私アポロン〜♪ 
    いい所しかないのがむしろ欠点〜♪ 
 
   アポロン♪アポロン♪光明の神アポロン〜♪」
 
 
 
アレス
「それ俺への賛歌じゃないじゃん!!自分の賛歌じゃん!! 
 
  アレスはアポロンから
380MPを受け取った! 
  アポロンのMPは0になった! 
 
アポロン「さあ行くのだ!アレス!!」 
 
アレス
「ちくしょおおおーーやってやるよぉおお!!うぉおおお食らえーーーオレ最大の奥義!! 
 
 『アレス!ファイナル・ラスト!アルティメイト・ボンバー―ッ!!』
 
 
 
 
アポロン&ヘルメス
((…ダッセェ…… ってか「最終」って三回も言っちゃってるし…)) 
 
 
  アレスの
『ファイナル・ラスト・アルティメイト・ボンバー』! 
  ピュトンに30000のダメージ!! 
 
アレス「くそ…っ!ダメか…!!半分しか削れない…ッ!!あと一回…!あと一回同じ攻撃ができれば勝てるのに…!!…おい、アポロン!」 
 
アポロン「…悪いが、私のMPは全部お前にやってしまったのだ。同じ攻撃どころか、お前を癒すこともできん…。このアポロンと言えど万策尽きたわ。」 
 
アレス「…ちくしょうッ!ここまでか…!!」 
 
 
ヘルメス「…ハァ…
僕たち、結構いいトリオだと思ったんですけどね…」 
 
 
 
 
 
ディオニュソス「…っ……トリオ(三人組)じゃ、ねえ……、 
 
       
カルテット(四人組)だよ…!!」 
 
 
 
「「「ディオニュソス!!?死んだハズじゃあ!!?」」」
 
 
ディオニュソス「俺もそう思ってたんだけど、
よく考えたら俺、『オート・リレイズ』かかってたんだった。今思い出した。さすがは死しては蘇る神・俺!ってカンジだろ!?」 
 
アポロン「そうか。お目覚めのところ悪いが、もう一度死んでもらうことになりそうだ。
HP1でフラフラのお前に何ができる?HPが満タンの時も飲む食う打つくらいしかできない、新橋の酔っ払いサラリーマン以下の貴様に。」 
 
 
ディオニュソス「オメーそんなことばっか言ってっと変な役で喜劇に出すぞ。…千の顔を持つこの
劇神ディオニュソスをナメないでもらいたいね!」 
 
アポロン「何?」 
 
ディオニュソス「…この俺様のコマンド『演技』アビリティ『ものまね』を忘れてないか!?」 
 
アレス「『ものまね』って、確か…」 
 
ヘルメス「…仲間の直前の行動を、ノーコストでそっくり真似するアビリティ…?」 
 
アポロン「!!…今、直前の行動は…」 
 
 
 アレスの…あのくそダサい技…? 
 
ディオニュソス
「そう!!つまり、この俺なら…お前たちがやりたい事をもう一度やれる!!」 
 
三人
「「「お前最高だよっ!!!」」」 
 
アレス「ああディオニュソス〜〜ッ!!お前ってやつは〜〜っ!」 
 
アポロン「やれっ!やってくれっ!!ディオニュソスッ!!」 
 
ディオニュソス「あったり前だ!目にもの見せてやるぜッ!!」 
 
 
  ディオニュソスの
『ものまね』! 
 
ディオニュソス
「それではみなさん、ご唱和下さい!! 
       『ディオニュソスッ!!ファイナル・ラスト、
 
 
四人
「「「『アルティメイト・ボンバーーッッ!!!』」」」」 
 
 
  ディオニュソスの
『ファイナル・ラスト・アルティメイト・ボンバー』! 
  ピュトンに30000のダメージ!! 
  ピュトンを倒した!!
 
 
みんな
「「「「…勝っ…た…!勝ったぁああああ〜〜ッッ!!!」」」」 
 
 
…この先に待ち受けるあまたの危険、苦難、試練―― 
仲間同士の確執、そして、 
 
ディオニュソス『…俺は、お前たちの敵だった、ということだよ』 
 
大切な仲間の裏切り―― 
 
アポロン『…帰ってこい、ディオニュソス…。正直お前なしでも戦闘は全然大丈夫だったが! 
だけど!お前がいなければ、冒険はこんなにも退屈だ!! 
戻ってこい!ディオニュソス――ッ!!』 
 
ディオニュソス『バカだな…アポロン…最初のピュトンの戦闘の時の事、忘れたの?―― 
…これは俺の十八番…
「演技」だよ! 
俺は敵に寝返ったふりをしてただけ! 
どうだ、迫真の演技だっただろーが!!』
 
 
――信ずべき友、絆、 
 
ディオニュソス『最初に言っただろ!俺たちは「カルテット」だ!!』 
 
…叡智の柱・アポロン、 
  電光石火の盗賊・ヘルメス、 
  勇猛なる胸壁・アレス、 
  そして起死回生の奇術師・ディオニュソス… 
 
最強のカルテットの冒険が、今始まる――!! 
 
〜FINAL MYTHOLOGY〜
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
――とまあ、バカはここまでにして。 
あああーっこれ書くの楽しかった!最っ高に楽しかった!! 
 
そんなわけで、10年ぶりにFF9をリプレイしていたのですが、 
その勢いで書いてみました!
「RPG風・ギリシャ神話」!! 
本当は↓この、 
 
 
「ディオニュソスは死んでてアレスも瀕死なのに、 
構わずピンピンしてる自分にケアルガをかけるアポロン」!
 
これが描きたいだけだったのですが!!
 
 
気付いたらものすごい熱くなってしまった…! 
もうめちゃくちゃ細かいとこも凝ったよ!! 
ヘルメスのATBゲージが黄色いのは、もちろん『エルメスの靴』装備で「いつでもヘイスト」がかかってるからなんだぜ! 
 
あと各自のコマンドとかもう考えるだけで楽しかった…! 
 
 
『癒しのささやき』は「リジェネ」、『愛のゆうわく』は、敵を男女問わず「魅了」状態にする歌、 
『葬送歌』は「死の宣告」、『私はアポロン』は自分に「フェイス」、とか! 
 
 
ヘルメスは、「運」に左右されるキャラクターだが、補助系魔法を持っていて小回りのきくロール。 
しかも「ぬすむ」もできる。 
 
で、上手くいけば
一回で3千万円くらいぶん捕れるんだけど、 
冒険中にアポロンがヒルトンホテルの最上階スイートをリザーブしたり、フォアグラとか松坂牛を食いまくったりするので速攻で枯渇。 
一つのポーションを4人で回し飲みする生活
に逆戻りしてしまう。 
 
一方、アレスは「戦う」一択。 
 
で、全員がアビリティ『女の子をかばう』を付けているため、 
ゲストメンバーにアルテミスが入ってきたりしたら、 
 
「アルテミスをかばうのはこの私だ!」「いや僕が!」「俺が!!」 
っつって我も我もとアルテミスの前に団子になる。 
 
 
 
↑ディオニュソスの『女装』は、自分を「女」と錯覚させて、この『女の子をかばう』で自分を守らせるという、ほかの男性陣にとっては屈辱のアビリティ…! 
 
ディオニュソスはクセが強く扱いづらいキャラで、なかなか主力にはなりえない。 
が、物語中盤で敵に寝返ってバトルになる時は、
自分の特性を生かしきった最高に厄介な攻撃を仕掛けてくる。 
 
「なるほど、あいつのあのクソみたいな技、これとコンボで使えば凶悪な攻撃になるんだ…!」 
 
と、プレイヤー=アポロンは、ストーリー上のみならず、 
戦闘においてもいかに彼を理解していなかったかを思い知らされる。 
 
ディオニュソスを失ったことへの喪失感、 
戻ってきてほしい、 
と誰もが感じたちょうどその時に重なる、アポロンのこの台詞! 
 
「帰ってこい、ディオニュソス!」。 
 
 
 
――もうここまで考えちゃってるから!「ファイナル・ミソロジー」!! 
私の頭の中ではゲーム屋さんの一角でコーナーできてんの見えてっからね!!
 
 
…そんなわけで、長々と妄想にお付き合い頂きありがとうございました! 
本当はもっと語りたいところではありますが、文字制限が近づいてきたので、このへんで! 
もう私は本当に楽しかったです!最っ高に楽しかった!! 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
1月23日の日記に関する後日談は、前回の日記に書いてあります。 
改めまして、いろいろなお言葉をかけて下さった方々、どうもありがとうございました!
 
 
そして拍手どうもありがとうございます! 
コメントも大変はげみになっております。 
お返事遅くなっていてすみません!返信は12月31日分まであります。
  
 

初めまして『三脚台』よりご紹介頂きました(?)
『受付リーダー』です
一応『パソコン教室のインストラクター』などやっております
こちらのサイトを、三脚台より教えられまして
以降愛読(?)させて頂いております
三脚台とは親子程、年齢が離れておりますが
笑うツボや、興味を持つモノが似通っておりまして
世間話に花が咲いております
さて、先日の『盗作問題』・・・悲しい事です
藤村様のお怒り・哀しみを痛いほど感じます
そして、大人の対応(あまり良い表現とは思いませんが)に
拍手を送りたい気持ちになりました
日頃ホームページ制作や、ブログ作りなどに携わっている一人として
せめて教室に通っている子供達には
やってはいけない事、お互いの顔や素性がわからないからこそ
気遣いか必要な事、等
教えて行きたいと考えております
・・・固くなりましたが、毎回楽しく読ませて頂いております
一つ問題なのは、授業中こっそり開いて、いきなりインパクトのある
言葉が強調されていて、ビックリ(笑)
まぁ、授業中に開かなければ済む話なのですが・・・ね
(今も授業中です、今日は暇です)
。。。。。。。黒川様の体調は大丈夫でしょうか?
心配しています      では♪
 [URL] ..2/15 20:22(Mon)

 

2010. 2. 19
      【前夜祭?】戦慄のディズニーランド再び!!with 黒川と愉快な仲間たち
〜ディズニーに「アポロン」で〜

…まずはこれをご覧頂きたい。 
 
 
 
鬼のようにあまっているディズニーランドの招待券。期限は2月28日。 
そして今日は2月19日。
 
 
私「……」 
 
――来週の土曜日は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観に行く予定、日曜はパラ銀…。 
 
すなわち、大量にダブついているこの夢の招待券を、この6日間のうちに全て使い切らねばならない。 
私は、この致命的危機的状況にたった今気付いた。
 
 
私「…………。」 
 
しばしの逡巡の後、私は
「土日は虚空を眺め続けることしか予定のない男」と謳われた、例のあの男に電話をかけることにしたのだった――! 
 
プルルプルル…… 
 
 
黒川『…はい、もしもし黒川です。』 
 
「……つかぬ事をお伺いいたしますが、黒川さん、明日のご予定は?」 
 
黒川
『明日?そうですね、明日は……新しく買った消しゴムに、ローマ字ネームシールを貼る予定が入っておりますが。』 
 
そんなゴミみてえな予定しか無いんだったら、 
みんなでディズニーランド行かね!?
 
 
 
私「実はかくかくしかじかで…。山田先輩たちにもこれから声掛けるんですけども。黒川さんも、ローマ字ネームシール貼り終わったら一緒にいかかですか?」 
 
黒川
『!!ぜひ参加させて下さいッ!!!ローマ字ネームシールなんか『KUROKAWA』『KUROKAWA』貼るだけですし、いつでもできますから!!行きます!!絶対行きます!!』 
 
私「よかった!!」 
 
 
――が、越えねばならない一番やっかいな峠はここからだった。 
 
私「それで、あの…黒川さん、
明日の服装の件なんですけれども。」 
 
――そう、黒川さんの『普通の格好』は、 
 
 
 
この、気持ちの悪い文字の入ったTシャツ。 
 
前回、「最高にオシャレしてディズニーランドに来てくれ」と言ったら、 
 
 
 
軍服。 
『戦慄のディズニーランド!with黒川と愉快な仲間たち』参照。 
 
――六本木の時は「フォーマルな格好で来てくれ」と言って、 
 
 
スーツ。  
(『【決戦当日:前半】アポロンの誕生日会戦!六本木の攻防』参照。) 
 
またある時は、「アポロンの祭儀に相応しい格好をする」と宣言して、 
 
 
パンツ一丁、頭に花。  
【後編:結果報告】手のひらの上の戦争〜「アポロンの祭儀を本気で・黒川Ver」〜 
 
 
(…どれで来られても困る…!なんて言えばいい…!?) 
 
変なTシャツも、軍服も、パンツ一丁も絶対に困る…!!
 
 
 
黒川『?…藤村さん??』 
 
私「…あの、黒川さん、その、明日は……
常識的な格好で…」 
 
…いや待て、だめだ。これはやられる。 
この男の常識になど訴えるだけ無駄だ!!
 
 
私「……すみません、今のは撤回で、ええと……」 
 
黒川『?…藤村さん、さっきから言葉を探しておられるようですが、一体…?』 
 
私「…ちょっと待って下さい、考えてるんですよ…。
あなたの常識に訴えるのが無駄なら、一体あなたの何に訴えればいいのかと…」 
 
黒川『エ?』 
 
私「……黒川さん、明日は…、」 
 
…私は考えに考えた末、こういう表現を選んだ。 
 
 
「…黒川さん。あなたはアポロンです。」 
 
黒川
『は?』 
 
「”―アポロンの姿は、まさに彼が発する言葉と同じく完全だった。  
 善そのものが有する高貴さと純粋さ、権力であると同時に秩序の体現。――” 
 
…黒川さん、明日はこんな感じのアポロンで来てください。」
 
 
 
…黒川。お前の常識や美意識に訴えるのが無駄なら、私は、お前の「アポロン」に全てを掛ける…!!! 
 
 
黒川『仰っている意味がよく分からないのですが…』 
 
私「アポロンはいつも自分の身だしなみには気を付けて、完璧な姿で現れます。そんな格好であなたも来ていただきたい、という事です。」 
 
黒川『なるほど。…もう夜の9時ですが…
明日の朝までのこの残された時間で!僕に完璧なアポロンを演じて見せろと!!そういう事ですね!?』 
 
 
…いや、よく考えたらそれもちょっと違う気がするんだけど…。 
だけど! 
 
私「…黒川さん…私は、黒川さんを信頼してます…!!」 
 
お願いだから「こんなのと同僚だと思われたくない」と私が思うようないつもの格好で来ないでくれ!!! 
 
 
黒川『ディズニーランドかぁ〜!楽しみですね〜!!この前藤村さんたちと初めて行った時は、夢のように楽しかったですから!!!』 
 
「……あの程度でディズニーランドを『楽しい』なんて言ってほしくないなッ!」 
 
今度はあの時の何百倍も楽しい、と! 
もうローマ字ネームシールの事なんか宇宙のかなたに吹っ飛ぶような! 
そんな一日をご提供してやるわ!!!
 
 
ああ〜!私もものすごく楽しみです!!!
 
 
そして、本当に明日、黒川さんは「アポロン」で来てくれるのか…!! 
本当に楽しみだ!!! 
 
 
――そんなわけで、明日は急きょ、黒川さんたちとディズニーランドに行くことと相成りました!! 
黒川さん以外には
おなじみ山田先輩と、黒川さんの後輩の後藤君が来たり来なかったり、という感じです。 
つなビィでできたら実況、 
そしておそらくまた日記で色々まとめさせて頂こうと思います。 
 
そして明日以降もしばらくディズニー三昧させて頂く所存です。 
も〜こんな贅沢な一週間はなかなかないよ!! 
券を下さったお方には本当に感謝してもしきれません! 
あ〜本当にディズニーランド大好きだ!! 
 
さあ、とにかく明日の黒川のカッコに期待だぜ…!!
アポロン…!!!  
 

 

2010. 2. 22
      【前篇】戦慄のディズニ・シー!!
〜with 黒川と地獄の仲間たち

…私『黒川さん、明日のディズニーシーはアポロンの格好で来てください』――。 
 
 
<2月20日10:30 ディズニー・シー エントランス> 
 
…前回の日記の通り、大量にあまったディズニーの招待券で、黒川らとシーに行くことになった私。 
――思い返せば、1年前のディズニーランド。 
「最高にオシャレして来てくれ」と伝えたら、軍服でやってきたロンメル将軍こと黒川。(→参照。) 
 
…今回、黒川とシーに行くに当たり、私は考えに考えた。 
何と言ったらあの男が普通の格好でディズニーにやって来てくれるのか、と…。 
そして、前回の日記の通り、私は彼にこう伝えたのだった――― 
 
 
『黒川さん、明日のシーはアポロンの格好で来てください。』 
 
誰が見ても「美しい」と思える品行方正なアポロンのような! 
きちんとした格好で!!
 
 
黒川『分かりました!!任せてください!!』 
 
黒川さん、私、その言葉を信じてるよ…!! 
私はあなたの『アポロン』に全てをかける! 
ああ、信じているよ、 
 
あなたが普通の常識的な格好で、ここに現れてくれる、と!! 
さあ、私の祈りは届くのか、その結果は――!?
 
 
 
黒川『すみませ〜ん!藤村さぁ〜ん!お待たせいたしました〜!!』 
 
――そう言って走り寄って来る真っ黒のTシャツを着た男。 
その胸元に白抜きのギリシャ語で、
 
 
 
 
「エス・コラカス(カラスの所へ行け)」 
=古代ギリシャで最も呪われた言葉。「地獄へ落ちろ」の意。
 
 
 
黒川
「お待たせしましたぁ〜!アポロン登場です〜!!」 
 
 
 
――
えー今から黒川を殺します。 
 
 
「何のつもりだきさまぁーー!!!それのどこがアポロンなんだよーーっ!!!」 
 
黒川「フフフ…もちろん、
カラス=アポロンの神鳥!そして、疫病の神であるアポロンに相応しいこの呪いの言葉!!どうだ!!このTシャツ一枚で完璧にアポロンを表現しきった!!」 
 
 
私「………黒川さん…今までありがとう…
色々世話になったが殺す。」 
 
 
黒川「ちょっ、ちょ、待って下さい!!エ!?ダメでしたか!? 
 
てっきり僕は藤村さんが
『「その者、黒き衣をまといてネズミの海に降り立つべし」……おお…言い伝えは本当だったのじゃ〜!!』つって泣き崩れてくれると思ったんですが…」 
 
 
どこの谷のナウシカのつもりだ、お前は!!? 
 
ああああもう!!!
「オシャレして来い」つって軍服! 
「アポロンで来い」っつって呪いのTシャツ!! 
じゃあこれなんて言うのが正解なんだよ!? 
 
 
「もう頭きた!私、完っ全にキレた!!
来いっ!!お前に最高の冒険を味わわせてやるわーーっ!!」 
 
――そんなわけで、胸に呪いの言葉を掲げたアポロンと、 
私は冒険の海へ乗り出したのだ――!! 
 
 
【前篇】戦慄のディズニ・シー!!〜with 黒川と地獄の仲間たち
 
 
…さて、黒川の後輩・後藤君は午後から来るということで、 
まずは二人でシーを巡ることに。 
 
黒川「へえ、シーはなんだかロマンチックな大人の雰囲気なんですね…僕、ちゃんと楽しめるでしょうか…。」 
 
私「そうですね…じゃあ、まずは、黒川さんが最っ高に興奮するものを見せてあげますよ!」 
 
黒川「え?」 
 
私「黒川さん、ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』を読んだ事は?」 
 
黒川「もちろんありますとも!!当たり前じゃないですか!!僕が最も愛するオカルト小説です!」 
 
「…実は、それがここにあるんです。」 
 
黒川「…え?」 
 
「フーコーの振り子!!あの振り子の実物がここにあるんです!!」 
 
私は大航海時代の要塞を模した↓の中へと黒川を導いた。 
 
 
「フーコーの振り子」とは、
地球が自転していることを実証した振り子のこと。 
そしてシーの<ペンデュラム・ルーム>の中では、 
この巨大な振り子の実物を見ることができる! 
 
 
 
まあ要するにただデッカイ振り子が揺れているだけの部屋なのですが、 
これを一目見た黒川は、 
 
 
黒川
「…フーコーの振り子!!!僕…っ僕初めて見ました…!これ、日本にもわずかな場所にしか設置されてないんですよっ!」 
 
私「そうですね」 
 
黒川「この振り子が…地球が自転している事を初めて実証した…!!そうですよね!?」 
 
私「ええ、そうですよね」 
 
黒川「見てください!!この振り子が描く軌道!!これ、振り子が回っているんじゃないっ!僕たちが回っているんですっ!地球が回っているんですよっ!!振り子の軌道が地球の自転を記しているんですッ!うぉおおお〜〜!!」 
 
私(…ただの振り子でここまで興奮する人初めて見たな…。) 
 
黒川「ああ…地球がまわってる…僕もまわってる…!!藤村さん、あなたも回ってます…!」 
 
私「そうですか」 
 
黒川「すごい事じゃないですか!?地球が回っている!今、この瞬間さえも!!藤村さん!地球は回っているんですっ!! 
 
黒川はガリレオが400年も前に発見し、 
フーコーが200年も前に実証した地動説
を高らかに宣言すると、 
 
黒川「ああっ!何と美しい軌道なんでしょう!!ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』の出だしの言葉の通りです!!『…その振り子が描く模様は、』」 
 
私「…
『その模様は、曼荼羅(まんだら)の構図、 
    不可視の五芒星(ペンタグラム)、 
    それとも神秘のバラの花。』
」 
 
黒川「…
『いやそれはむしろ、広漠とした砂の上を 
    際限なく移動するキャラバンの残した足跡か、 
    あるいは何千年もの単位でゆっくりと進む 
    移動の歴史なのかもしれない』
!!、」 
 
私&黒川「「…
『あのムー大陸から離れたアトランティスの住民も、 
       きっと同じように動いていたのだろう』
!!」」 
 
 
黒川「あああ〜〜っ本当にその通りでした、この振り子の軌跡は!!!ああ僕、死んでもいい!!今、地球の自転に巻き込まれて死んでもいいっ!!」 
 
 
――何度も言いますが、目の前にあるのは本当にただの振り子です。 
 
そのまま、
黒川がヒヨコだったら振り子のことお母さんだと思っちゃってるんじゃないか、 
ってくらいに目で追い続けること数十分。
 
もしかしてこいつ…このまま24時間、地球が一周回ってくるまでずっとこの振り子を見ているつもりじゃあるまいな…?と心配になってきた所で、 
 
 
黒川「…藤村さん…本当にどうもありがとうございました…!満足いたしましました…!もう、最高に興奮させて頂きました…!!」 
 
「…この程度で『興奮した』なんて言ってほしくない!お楽しみはこれからです!!黒川さんがもっともっと興奮するものが近くにあるんだ!!」 
 
黒川「え!?」 
 
『アルケミー・ラボラトリー(錬金術の実験室)』行きましょう!!!」 
 
 
――「アルケミー・ラボラトリー」は、 
中世の錬金術師の実験室をイメージした部屋のこと! 
怪しげな薬品や、ヤモリのはく製とかが展示してあり、 
あこがれの職業:錬金術師の黒川にはもうたまらない作りの部屋なのだ! 
 
 
 
もうここで黒川さんの興奮度合いと言ったら!! 
 
黒川「…ああ…嘘でしょう…?こんなの…嘘でしょう…っ!?」 
 
私は錬金術のこと詳しくないので、残念ながらこの時黒川さんが発した専門的な言葉の数々を、今再現することができないが! 
だけどこれだけは言わせてもらいたい! 
最っ高に興奮していた!! 
 
黒川
「卑金を純金に変え!永遠の命を作り出す!!ああ、そんな錬金術に僕はずっと憧れていたんです!ずっとずっと大好きだったんですっ!!」 
 
もう最終的に放心状態になるくらい興奮していた!! 
 
 
天体儀の部屋 
 
 
黒川「ああ、もう!もぉおお!!ディズニーシー最高じゃないですかーーっ!!フーコーの振り子も、錬金術の部屋もあるなんてーーっ!!僕、子供の頃、小説の『フーコーの振り子』読んで錬金術師に憧れたんですよーーっ!!」 
 
私「…じゃあ、黒川さん、ジューヌ・ベルヌの
『海底2万マイル』も読んだことある?」 
 
黒川「ええ!子供のころ何度も読みました!」 
 
私「じゃあ、海岸で、
左巻きの巻き貝を探したりしませんでしたか?」 
 
黒川「!!ええ、ええ!探しました!!探しましたよ!!左巻きの巻き貝!ものすごく珍しいんですよね!ネモ船長が言ってました!!ああ、懐かしいです…!!」 
 
私「じゃあ、『地底探検』は?」 
 
黒川「読みました!!もちろん!!それで僕、家にある古い本を手当たり次第にめくって確認したんですよ!本の中に、」 
 
「本の中に、地底への道を記した暗号のメモが挟んでないか、でしょ!?」 
 
黒川「ええ!!ええ、そうですっ!!」 
 
 
それじゃあ、左巻きの巻き貝や、古本に挟んであるメモを探すよりも! 
もっとずっと偉大な冒険に出かけようぜ!!
 
 
『海底2万マイル』『センター・オブ・ジ・アース』乗りに行きましょう!!」 
 
 
そんなわけで、アトラクションに乗ったりファストパスを取ったりして、 
「そろそろ昼飯にしようぜ」と相成ったわけですが、 
ここで黒川からとんでもない提案が。 
 
黒川「…そうだ、せっかくだから藤村さん。ゲームをしませんか?
『ギリシャ語しりとり対決をして、負けた方がお昼のお酒をおごる』というのはどうでしょう?」 
 
私「フンッ、いいですけど。」 
 
黒川「じゃ、Α(アルファ)から。先攻は藤村さんにお譲りします。」 
 
私「う〜ん、じゃあ……ΑΠΟΛΛΩΝ アポロン!!」 
 
黒川「『ΝΥΞ』 ニュクス(=夜)。」 
 
私「Ξ(クシー)
か…え〜と、じゃあ…ΞΕΡΞΕΣ 』クセルクセス(ペルシャ王の名前)!」 
 
黒川「『ΣΤΥΞ』 ステュクス(=冥界の川)。」 
 
「え?またΞ??えーと…Ξ、Ξ……ΞΕΝΙΑ』 クセニア(=もてなし)。」 
 
黒川「『ΑΝΑΞ』 アナクス(=王)。」 
 
 
私「……。…黒川さん…あなたまさか……」 
 
黒川「ふっ、ようやく気付きましたか、僕のΞ(クシー)攻めに。藤村さん、ギリシャ語にはΞで始まる言葉はほんのわずかしかありません。」 
 
私「…っ!黒川貴様…最初から私をハメようと…!?」 
 
黒川「ええ。最初にあなたにΑ(アルファ)を渡せば、能天気に『アポロン(ΑΠΟΛΛΩΝ)』とか『ハーデス(ΑΙΔΗΣ)』とか言ってくれるだろうと思って。本当に分かりやすいですね。」 
 
私「くっ…黒川ぁああ〜〜きさまぁーーー!!!」 
 
黒川「さあ、あなたの番ですよ。楽しみですねぇ…どこまでΞで耐えられるのか…」 
 
「く……っくぅうううぅ〜〜〜っ『ΞΕΝΟ
Σ』 クセノス(客)!!」 
 
黒川「『ΣΠΙΝΞ』 スフィンクス。」 
 
「く〜〜っ!Ξ(クス)!クス……!…くす……くす玉………」 
 
 
 
――結果。
 
 
 
 
黒川「いや〜悪いですね〜こんな素敵なレストランでお酒おごってもらうことになっちゃって〜!!」 
 
…私、惨敗。
 
 
キャスト「ようこそ。お飲み物は何かお持ちしますか?」 
 
黒川
「赤ワイン。フルボトルで。」 
 
 
気は確かか?
 
 
私「ちょ…オメーもっと遠慮してドブロクとか頼めよ!!何が赤ワインフルボトルだよ!!」 
 
 
 
二人で昼間からこんなに飲むの!?ホントに!?
 
 
黒川
『和民のディオニュソス』と謳われた僕からしたら、この程度の酒は水みたいなもんです。」 
 
――ずいぶんショボいディオニュソスだなオイ!! 
 
と、いいつつ真っ昼間から二人でワイン一本を干し! 
 
「ああ、もう切れた!!私、もうアッタマ来た!!」 
 
 
※後半に続く!  
 

 

2010. 2. 23
      【後篇】戦慄のディズニ・シー!
〜with 黒川と地獄の仲間たち

※前日の日記の続き 
 
――そんなわけで、午前中から黒川にアポロン&ディオニュソス砲を食らってしまい、 
 
(野郎、ぶち殺す。) 
 
ついに黒川にぶちキレた私。 
まあよく考えたらその両方とも原因は私のような気もするが、 
 
私「…黒川さん、次は
『インディージョーンズ・アドベンチャー』行きましょう。」 
 
黒川「インディージョーンズ!?楽しそうですね!」 
 
ここから私の華麗なる復讐劇が幕を開けたのだった――!!! 
 
 
<インディージョーンズ・アドベンチャー> 
 
キャスト『それでは、みなさん行ってらっしゃい〜!』 
 
 ガタンガタタン… 
 
黒川「…ちょ…っもしかしてこのアトラクションって、急降下したり落ちたりするんですか!?聞いてないですよっ!!僕、怖いんですけど…っ!!」 
 
私「大丈夫ですよ」 
 
このアトラクションは乗り物がジープの形をしていて、 
ちょうど私の席が運転席だったので、 
 
私「ほら、私の所にハンドルがありますし、下にアクセルとブレーキもあります。
スピード出そうになったらブレーキ踏んであげますから、怖くないですよ。」 
 
黒川「良かった、そんな機能があるんですね!じゃあ安心だ〜」 
 
ウソに決まってんだろ。 
 
(ハンドルもブレーキも作りものに決まってるだろーが…!かかったな、黒川…!!) 
 
ガタタタタ…!!
 
 
黒川「うわ〜〜っ!藤村さん、前!前!!前に吊り橋がッ!!ブレーキ!ブレーキ踏んでください!!」 
 
「オッケー!!あれ、そういや私、運転免許持ってなかったわ。え〜と、
ブレーキって右のペダルだっけ?…えいっ!」 
 
ブォオオーーーン!!
 
 
黒川「それはアクセルですッ!!ブレーキは左です、左!早くっ!早くブレーキッ!!いや、右に曲がって!右!!ハンドルを右に切ってッ!!ギャアアアアア!!!!」 
 
 
私「左だの右だのうるさいですね…。右に曲がるの?
じゃあウインカー出さなきゃ」 
 
黒川
「そんな事言ってる場合じゃ…うわああああああ!!!!前からデッカイ岩が―――!!!藤村さん!!ブレーキ!ブレーーーキーーーッ!!!」 
 
「オッケー!!ブレーキ!…えいっ!…あれ!?えいっ!………
ブっ、ブレーキが利かないーっ!?誰かに細工された!!?」 
 
黒川「誰にーーッ!!!?落ち…っギャアアアアァアアアーーーアアアア!!!」 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
黒川「はぁ…はぁ…!!ちょっと、藤村さん…!全然大丈夫じゃなかったじゃないですか!!だいたい、ハンドルが利くとかブレーキが利くとか全部ウソでしょ!?」 
 
「何いってんの?確かにハンドル利かない所がほとんどだけど、
炎よけた所と毒ヘビかわした所は私の腕だから。あれ、普通だったら黒コゲになったり、毒が全身に回って3分で死んだりすんだよ。」 
 
黒川「えっ!そうだったんですか!すみません、どうも有難うございました。」 
 
まあウソですけど。 
 
 
――とにかく、黒川を死ぬほどビビらせたことで溜飲が下がった私。 
このあたりから、黒川さんの後輩で、この日記にもたまに登場する
後藤君も合流。 
 
後藤「おれ、メリーゴーランド乗りたいです!」 
 
―という、大変ロマンチックな一言でアラビアン・コーストにある 
メリーゴーランドへ。 
 
 
 
ここのメリーゴーランドは西洋的な馬のやつではなく、 
アラビア的な魔法の絨毯とか、ランプの魔人に乗って回るやつなのですが、 
 
黒川「!!藤村さん!!あれ、あそこにあるのって
アポロンの聖獣のグリフォンじゃないですか!!?」 
 
 
 
「えっホントだ!あれグリフォンだ!!私、絶対グリフォンがいい!!」 
 
黒川「何いってるんですか!!グリフォンに乗るのは僕です!!どきなさい!!」 
 
私「ああーっずるいーっ!!グリフォン取られたぁー!!」 
 
黒川「フンっあなたはそこのぺランペランの絨毯にでも乗ってなさい!僕はこのグリフォンに乗ってアポロンと北の国に帰ります!!」 
 
「ひどいーっ!私がアポロンになりたかったのに〜〜!!私もグリフォン乗りたいよぉ〜!」 
 
 
後藤
「…あの…先輩方……大変申し上げにくいんですけど……それ、グリフォンじゃなくて、ガルーダじゃないでしょうか……?」 
 
私&黒川
「「えっ……」」 
 
 
 
………ガルーダ?これ…? 
 
「…うん、確かにそれグリフォンじゃなくてガルーダだな。ああよかったー乗ってたら私、生き恥さらすとこだったー」 
 
黒川「ちょ…っ!!あああ、もう回り始めたから降りられないっ!!しまったーー!!」 
 
「アハハ、後藤君見て見て〜!あそこにグリフォンと間違えてガルーダ乗ってるバカいるぜ〜!!」 
 
と、前をガルーダに乗って走る黒川を 
後藤君と後ろから散々笑い、 
 
黒川「くぅううう〜〜!!僕はアポロンになるつもりだったのに…!!」 
 
「何がアポロンだよー〜!お前それガルーダだよ!!」 
 
 
 
 
――さんざん黒川を嘲笑した後は、 
ゴンドラに乗ったり、「タワー・オブ・テラー」に乗ったりしてシーを満喫。 
で、けっこう遅い時間になったので、 
 
私「最後、もうひとつ何か見ますか?どこか行きたい場所あります?」 
 
黒川「…すみません、僕…
最後にもう一度あの振り子が見たいです!!」 
 
 
…これは本っ当に黒川さんらしい一言だ!
と私は思う!! 
どんな派手でエキサイティングな乗り物よりも、 
ただ天井から吊るされてるだけの振り子がいい、と言う!!
 
 
黒川のこの言葉を受け、我々はもう一度「振り子」の部屋に向かった! 
 
黒川「ああ藤村さん、見てくださいっ!振り子の軌道がさっきと違う!地球が自転したからです!!」 
 
私「そうですね!!」 
 
黒川「…『地球が回転していることを私は知っている。 
 
     この私は地球と、そしてパリの街全体が私と、 
     すべてのものが『振り子』の下で共に回転しているのであり、 
     実際には『振り子』の振動面だってその方向を変えてはいないのだ。 
     なぜなら――』」 
 
私「『…なぜなら、『振り子』を吊るした糸を無限に延長したその先の、 
   最も遠い銀河系の彼方に、 
   永遠に不動の<終止符>(ピリオド)があるからだ。』!」 
 
私&黒川「「『地球は回転していても、糸を結びつけたその場所は、 
       宇宙に固定された唯一の点なのである』
!! 
 
       ああーっいいですよねぇええーーっ!!」」
 
 
 
後藤「…あのぅ…さっきから何の話ですか?僕にはただの振り子にしか見えないんですけど…」 
 
私&黒川
「「お前には地球が回ってるのが見えないのか!?」」 
 
 
 
――そして、最後に三人で夜ごはんを食べることに。 
 
黒川「…藤村さん、
もう一度、ギリシャ語しりとり対決で勝負しませんか?負けた方が夜ゴハンおごり、というルールで。」 
 
私「いいけど…。ただし、私が先攻!これは譲れませんよっ!!」 
 
黒川「いいですよ。じゃあ、Α(アルファ)からどうぞ。」 
 
…もちろん、私はさっきの教訓を生かし、 
Ξ(クシー)で終わる単語を!! 
 
『ΑΝΑΞ(アナクス=王)!!フッ、どうだ!さあ、黒川!!どこまで私のΞ攻めに耐えられるかな!!?」 
 
黒川、破れたり――!! 
 
 
黒川『ΞΑΝΘΟΘΡΙΞ(クサントトリクス=金髪)。」 
 
 
私「えっ…」 
 
黒川「ふっ、聞こえなかったんですか?ΞΑΝΘΟΘΡΙ
Ξ(クサントトリクス)です。」 
 
バ、バカなぁー!Ξから始まってΞで終わる単語があるとはーーっ!!? 
しまったーー!!
 
 
黒川「どうだ、秘儀・
Ξ返し!!形勢逆転、というわけです!さあ、藤村さんの番です。Ξから始まる単語をどうぞ。」 
 
私「く…っ…『ΞΕΝΙΑ(クセニア=もてなし)…!!」 
 
もうさっきと完全に同じパターンじゃねえかよ!!
 
どうせまた執拗なΞ攻めで来るんだろ!!?…と思ったのですが、 
 
 
黒川『ΑΠΟΛΛΩΝ(アポロン)。」 
 
私「えっ…?」 
 
……Ν(ニュー)…?? 
 
 
私「……じゃ、じゃあ……『ΝΥΞ(ニュクス)。」 
 
黒川「Ξですか。もうΞ返しできるような単語も思いつきませんし僕の負けですね。お約束どおり、晩御飯をごちそうさせて下さい。」 
 
 
「!!!…黒川さん、あなた…わざと負けましたね!!?」 
 
黒川「何の事でしょう。僕はただ、『アポロン』と言いたかっただけですよ。」 
 
私「納得できません!」 
 
黒川「まあ、今日は藤村さんから頂いた招待券でタダで楽しませてもらったわけですし、このくらいは。」 
 
私「いや、それは私も頂き物ですから!私、黒川さんにおごってもらうわけには…」 
 
黒川「お昼のワインは藤村さんが払いましたよ。だから夜は僕が払っても文句はないはずです。そうでしょ?」 
 
私「そうですけど…、ワイン代と夜ごはん代全部じゃ、私の方が全然安く……はっ」 
 
 
――もしかして、コイツ…最初からこうする計画で…!!? 
 
そう、普段から黒川と食事に行く時は、なぜか私の分をあの手この手でおごろうとしてくるので、 
私がそれを阻止したり、領収書の奪い合いになったりするのよ! 
 
「だから自分が夜ごはんをおごりやすいように、昼に私にワイン代を払わせたんですね…!?」 
 
お昼にしりとり対決を持ちかけてきた時から! 
私が負けることも、こういう展開になることも、 
全部計算ずくだったのか黒川――!!?
 
 
 
「……黒川さん…あなたは…本当にアポロンのような人だ…!!」 
 
私は一番最初に「ここにアポロンで来てくれ」と 
黒川に言ったが!! 
 
「本当に、その通りです!!黒川さんは、未来を見はるかすアポロンのような人です!!」 
 
 
黒川「お褒めにあずかり恐縮です。それじゃ、夜ごはん、ごちそうさせて下さいね。」 
 
後藤「ワーイ!!悪いっスね、黒川センパイ!!ゴチになりますー!」 
 
黒川
「君の分もおごるとは僕は一言も言っていないのですが。…まあ、いいですけど。で、藤村さん、どこで食べたいんですか?お好きなところでいいですよ。」 
 
私「ええ〜っと…」 
 
後藤
「先輩方、僕、あのレストラン行きたいです〜!あそこの豪華客船の上のレストラン〜!!」 
 
 
 
↑ココ。(※シーで最も高級なレストラン) 
 
後藤…コイツ…黒川を経済的に殺すつもりだ。 
 
(さすが黒川の後輩をやれているだけの事はある…!!全く遠慮が無ェ…!!!) 
 
で、このレストランがバックでグランドピアノが流れてるという、 
絵に描いたような高級レストランで、
「なんでこのメンツで来ちゃったんだろう…」と感じたわけですが、料理は本当においしかったです! 
(さすがに黒川に悪いと思って、私も後藤もちょっとずつ置いてきた。) 
 
 
――そして帰り際。 
 
黒川「…今日は本当に楽しかったです!子供の頃の気持ちを思い出しましたよ!!海岸で左巻きの貝殻を探したり!古本のページとページの間に、暗号が書かれたメモを探したり!!…あの時のワクワクした気持ちを思い出しました…!!」 
 
――そう言って後ろを振り返ると、 
 
 
 
黒川「…本当は、まだ全然遊び足りないです…!
きっとあの美しい振り子は、今も地球の自転に合わせて振れ続けてるんでしょうね…、ああ、本当に!去りがたいです!!」 
 
「じゃ、明日も来る?」 
 
 
黒川「…エ…?」 
 
「最初に言った通り、ディズニーの招待券が使い切れないくらいあるんです。私は明日午前中、山田先輩たちと来る予定ですし、黒川さんもバイト午後からでしょ?
明日も楽しみませんか。」 
 
黒川
「…ああ、藤村さん!!あなたという人はーーー!!!来ます!絶対来ます!!」 
 
 
「じゃあ、12時間後!地球が半分自転した頃に、またここで会いましょう!!」 
 
 
 
 
――そんなわけで、まさかの2デイズと相成ったわけですが、 
二日目も黒川は振り子をずっと見ていた、と付け加えておきます。 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
そして、ちょっと待って、時間が、ない…!!
すみません、今からもう一度ディズニーランド行ってきます…!! 
もうどんだけディズニー行くんだよ!って話ですが!! 
 
日曜のイベント情報とか、後でもう一度書きに戻ってきます! 
とりあえず、 
私がゲストで描かせてもらったミパン本については、の「カヒガロ」の田中色居さんの日記に詳細が書いてあるので、ご興味のある方はぜひ! 
ってかマジで表紙がオシャレすぎて驚愕した…!!まじパネェ。 
色居&はなこのミパン楽しみにしてます!! 
 
 
下のコメントの欄で色々補足!
  
 

◆補足◆
…ということで、いかがだったでしょうか。ディズニー・シーwith黒川さんたち。
本当は、「タワー・オブ・テラー」をお化け屋敷と勘違いして間違えて乗っちゃった黒川の反応とか、他にも色々なことを書きたかったのですが、字数制限の壁が…!
黒川&後藤のコンビはとっても新鮮でした。あの二人、なんだかんだ上手くやれていると思います。

シーは本当に楽しいな〜!!
ちなみに、つなビィの方で書きましたが、<メディタレーニアン・ハーバー>のあたりに、ヘルメスやアテナやアルテミスのレリーフがあります。あと、アポロンのコスプレをしているグーフィーとか。
黒川さんたちと必死に探しまわって、それもとても楽しかったです!

拍手ありがとうございます!
お返事もう少々お待ち下さい!
..2/24 19:18(Wed)

 

2010. 2. 27
      イベント情報 +私の冥界童貞がはなこのハーデスに奪われた話

28日のパラダイス銀河にて、 
「カヒガロ」の田中色居さんと「Garden of Delights」のそらのはなこさんのミーノス×パンドラ合同誌にゲスト?参加させて頂きました! 
 
色居さんたちのスペースに置かれるということで、 
スペース番号は、「A25だそうです。 
A25…これって羊スペースかな?だとしたら、覚え方としては、え〜… 
 
リエスの 
 
ムウのパン
は 
        
 
ールドパンツ 
 
 
…一応これが今一番システマティックな覚え方です。 
 
黒い表紙で、タイトルは「Nacht des Märchen」。 
グリム童話をモチーフにしたミーノス×パンドラ本です。 
 
 
というか、二人のこんな超素敵本になんで私が参加させてもらえることになったかという話ですが! 
先日の色居・はなことの飲み会で、 
 
二人「今度二人でミパン合同誌出すんだけど、藤村も良かったら参加しない?」。 
 
――冥界関係は未だ描いたことのない
冥界童貞のこの私を、 
そんな素敵な乱交パーティーに誘ってくれるなんて…!!? 
天にも昇るほど嬉しかったが、 
ここは「俺、そんなガッついてねぇから」という大人の余裕を示すため、 
 
 
「…いいけど、一つ条件がある!」。 
 
――実は、この時点ではなこさんはフランスに旅行に行く予定が入っていたので、 
 
「ヴェルサイユ宮殿の庭に、かつて世界で最も美しいと謳われたハーデス様の像がある。はなこさん、それを写真に収めてきてほしい!」 
 
はなこ「そんな事か!まかせろ!!絶対写真撮ってきて、きさまの童貞を奪ってやるわ!」 
 
 
――かかったな、この女…!! 
ふふふ…バカなはなこ…!!
 
 
ベルサイユ宮殿の庭園は縦2キロ!横3キロメートル!! 
その中でたった一つのハーデス様の像を探す!そんなことは不可能!!
 
しかもこの時期のフランスともなれば、積雪で庭園めぐりどころではなくなる…!!
 
 
さあ、庭園で迷子になり、雪まみれになってそのまま凍死寸前まで追い込まれ、命からがら逃げ帰って私にすがりつく、みじめなお前の姿を見せてくれ…!! 
 
 
――結果。 
 
 
 
 
 
ジラルドン作『プロセルピナの略奪』 
 
 
 
はなこ
「雪の中庭園探索とかしなくても、売店に写真売ってたわ」 
 
 
………。 
 
…今まで大切に守り続けた冥界童貞を…私は今、捨てる…!!!
 
 
 
――そんないきさつがあって、二人の素敵なご本に参加させて頂くことと相成りました。 
ってかほんと私、童貞のくせに偉そうでごめん…!二人とも、色々教えてくれてありがとう!! 
そしてはなこさんには、ハーデス様だけじゃなくて、アポロンとかその他有象無象の写真もたくさん頂きました!!本当にありがとう!! 
 
そんなわけで、二人の素敵なご本がたくさんの方の手に取ってもらえたら、私としても本当に嬉しく思います。 
きっと二人はめちゃくちゃ萌えるミパンを描いてくれていると思うので、ご興味がある方はぜひ!!!…と、私からも宣伝させて頂きたい! 
 
 
私も明日は一般参加します。 
そして今日はこれから「宝瓶宮へといたる道」のエレニさんと
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の映画観に行くぜ〜!!楽しみーー!! 
 
 
拍手ありがとうございます! 
お返事遅くなっていてすみません。もう少々お待ち下さい!
  
 



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

お仕事のご依頼 euermo★gmail.com
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書籍『古代ギリシャのリアル』発売中。




★よく出てくる宿敵「黒川君」については
【黒川wiki】をご参照下さい。



各種リンク

twitter
(基本的にここにいます)


「藤村一味」まとめ
(古代ギリシャ、
呪術ナイトなどのトゥギャッターまとめ)


古代ギリシャナイト
歌って踊って喋って祭儀する、古代ギリシャ総合エンターテイメントです

twilog
(ツイッターのログ)

(ピクシブ)


私のサイト(ギリシャ神話の創作とか)

2010. 2. 27 イベント情報 +私の冥界童貞....
2010. 2. 23 【後篇】戦慄のディズニ・シー....
2010. 2. 22 【前篇】戦慄のディズニ・シー....
2010. 2. 19 【前夜祭?】戦慄のディズニー....
2010. 2. 12 【RPG風・ギリシャ神話】 ファ....

2010年 2月
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