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Name: HIKO
Date: 2010/03/21(日) 01:23   No:3549
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Title: 同一宗派の異なるお寺のお札の祀り方    
年始に菩提寺から頂いた、除火難普賢菩薩・・・と書かれたお札を仏壇の本尊の左隣が何も無い状態だったので、祀りました。
さらに、同一宗派の総本山のご祈祷の交通安全のお札を前に重ねて祀りました。
実際、このような祀り方に問題はないでしょうか?
位牌の後ろに菩提寺のお札をとも考えましたが、お札が位牌の後ろは、さらに問題ありそうな気がしています。
先日、危なく事故になりそうだったので、総本山にお参りに行った際、ご祈祷札を頂いてきました。



Name: 村田
Date: 2010/03/21(日) 20:28   No:3550
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Title: Re:同一宗派の異なるお寺のお札の祀り方    
菩提寺から頂いたお札は普賢菩薩ですか?普賢三宝荒神ですが?
火と言う字が入っているのでしたら、普賢三宝荒神の可能性があります。
普賢三宝荒神でしたら、すぐに仏壇から出して台所にお祀りして下さい。
火防の荒神さまです。


Name: HIKO
Date: 2010/03/22(月) 14:02   No:3552
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Title: Re:同一宗派の異なるお寺のお札の祀り方    
普賢三宝荒神と書いてあります。
台所のすぐ横にある、ドアの上に、つまみのある画鋲で
左右と下部に刺し、落ちないようにしました。お札には
刺していません。これでよろしいのでしょうか?


Name: 村田
Date: 2010/03/22(月) 15:51   No:3553
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Title: Re:同一宗派の異なるお寺のお札の祀り方    
よろしいと思いますよ。




Name: たまや
Date: 2010/03/12(金) 00:52   No:3536
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Title: 仏さまで    
仏さまで祓いを司るのはどの仏さまでしょうか?


Name: 僧侶
Date: 2010/03/12(金) 17:20   No:3537
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Title: Re:仏さまで    
仏さまは、すべてを受け入れ救済される方です。
祓ったりなんか絶対にしません。
神や明王とお間違いではありませんか?


Name: 天台沙門
Date: 2010/03/12(金) 21:39   No:3538
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Title: Re:仏さまで    
「祓い」は、神道における概念で、人の罪科を祓い清めて清浄にすることが目的です。よって、祓いを司る仏菩薩は、というご質問には直にはお答えいたしかねます。


強いていえば、観世音菩薩もしくは不動明王ということになるでしょう。

仏教における「祓い」と類似の概念は「懺悔(さんげ・さんかい)」もしくは「息災(ソクサイ=わざわいをやましむ)法」となります。
前者は、人の上にある偉大な存在としての仏菩薩に対し、自身の罪科を告白することによって自らがそれを繰り返さないように努める意志をもつことです。
後者は、仏菩薩とくには天部・明王に対して災いを除いてもらうべく助力を依頼する(加護を祈願する)ことです。

天台宗においては、『法華経』(息災法は現世利益のためなので普門品がふさわしいとおもわれる)を読誦することで懺悔を行う「法華懺法」を修行するか、不動明王を本尊として息災護摩供を行うことになります。
この点から、観世音菩薩もしくは不動明王をご本尊に、ということにはなりますが、それぞれの仏菩薩がそれぞれのご利益をお持ちですので、ご利益ベースでお選びになるということでよろしいと考えます。


Name: たまや
Date: 2010/03/13(土) 13:12   No:3539
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Title: Re:仏さまで    
僧侶さま、天台沙門さま、ありがとうございます。
悪霊を祓う仏さま(明王さまや天部さまも含め)はどなたでしょうか?


Name: 天台沙門
Date: 2010/03/17(水) 09:41   No:3541
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Title: Re:仏さまで    
私自身は、オカルト的な意味での霊の存在を認知できませんし、いわゆる除霊の祈祷の能力もありませんので、その範疇でのお答えとなります。

「悪霊を祓う」ということは「現実問題として困っている何事かの原因を除去する」と言い換えることができます。ということは、神仏に対して現実問題の改善を願うということですから、すなわち現世利益を願うということにほかなりません。
というわけで「現世利益の仏」ということならば、観世音菩薩・不動明王のどちらかにお願いなさるのがよろしいでしょう。


歴史的に見ると、自らに災いなすものを調伏するときには、外見的にも厳めしい尊像を本尊とする(例:成田の不動尊が平将門を調伏したとする伝承)場合が多いので、不動明王を始めとする五大明王を本尊としたり、多聞天=毘沙門天を本尊とする場合(例:征服された蝦夷の鎮撫・鎮魂のため東北地方に毘沙門天が多く祀られているとの説)もあります。

または『般若心経』も「故無有恐怖遠離一切転倒夢想」の句をもって、除災の功徳があると理解されておりますので、心経を読誦し本尊真言を唱えらえるということが日常勤行的にはふさわしいでしょう。


Name: たまや
Date: 2010/03/17(水) 23:49   No:3542
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Title: Re:仏さまで    
天台沙門さま、本当に詳しくありがとうございます。



Name: まさ
Date: 2010/02/24(水) 17:37   No:3516
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Title: 質問です    
気になる人に振られたみたいです。よくわかりませんが。忘れ様としてるのですが、その時に限ってその人同じ車を見ます。珍しい車ですけど。なぜですかねぇ?偶然ですかねぉ?何かあると思いますか?


Name: リアリスト
Date: 2010/02/25(木) 08:23   No:3518
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Title: Re:質問です    
何もないと思います。振られた事を認めたくないあなたの気持ちが、何の関係のない事でも、ついつい運命づけて考えようとしてしまうだけです。
運命ではなく、あなたの未練が感じさせる事です。


Name: 仏教徒
Date: 2010/02/25(木) 18:18   No:3519
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Title: Re:質問です    
それはまささんが、その車を気にするようになったからです。

気にしだすと目に留まるようになる・・そんなものです。


Name: まさ
Date: 2010/02/25(木) 22:01   No:3521
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Title: Re:質問です    
ありがとうございます。
僕はてっきり何かあるのかなぁ?と思ってました。
うれしい様な悲しい様な感じです。


Name: 巳朱夜露死苦
Date: 2010/02/27(土) 18:45   No:3533
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Title: Re:質問です    
振られたっぽいってなんだよ。そんなに気になるならはっきりとつなぎ止めろよ。同じ車ってストーカーされてんじゃん。相手がその気が有るんだろ?そんなのも分からないなんて(笑)

Name: まさ
Date: 2010/03/01(月) 22:11   No:3535
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Title: Re:質問です    
ありがとうございます。書き方が悪かったかもしれまぜが。
やっぱり信頼できる人がほしいなぁ。




Name: 悩み人
Date: 2010/02/20(土) 16:32   No:3510
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Title: 御守りと御札について    
十代の頃、ある宗教団体に誘われ、一時期そこへ入会しました。その入会の際、それまで持っていた御守りや御札を処分しなさいと助言されました。私が年輩の方に、処分の仕方が分からない、と伝えると、自宅の庭先で焼却しても構わない、とのことでした。当時の私は、御守りや御札を神社仏閣に納めてお焚き上げしなければならないとはつゆ知らず、個人での焼却は当たり前のことなのだと信じ込み、守護に対して感謝の念を抱きつつも恐ろしいことに助言に従ってしまいました…。未だに猛省し、悔やんでいます。どのような償いの方法があるのかご伝授頂ければ幸いです。尚、御守りや御札がどの神社仏閣から頂いたものなのかは今となっては分かりません。中傷なしに助言をお願い致します。


Name: 通りすがり
Date: 2010/02/21(日) 13:35   No:3512
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Title: Re:御守りと御札について    
ごめんなさいと念ずれば良い

Name: 巳朱
Date: 2010/02/26(金) 03:51   No:3524
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Title: Re:御守りと御札について    
仏罰やら神罰やらってのは、だいたいがその神なり仏なりを奉じる人間の作った団体が言い出した(考え出した)ことなので、無いんだよ。

仏罰も神罰もないから、当然の事ながら償いの方法もない。
償えば許されるという概念もない。

神仏の立場から見れば、怒りも何も感じることは起きていないのに勝手に人間が怯えているだけのこと。

言っちゃえばね、ある時、まったく心当たりのない事を謝られて突然土下座されてるようなものなんだよ。
あなたがもし、突然友達からそんなふうに土下座されちゃったら困惑するでしょう?
「なんで?そんなことするのかな?」って思うでしょう?

それと同じだから、安心してください。心の平和を取り戻してください。

そうして普通の生活を淡々と続けましょう。


Name: 天台沙門
Date: 2010/02/27(土) 16:37   No:3531
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Title: Re:御守りと御札について    
まずもって「猛省し、悔やんでいます」というお気持ちがあれば大丈夫です。ご安心ください。


「当時の私は、御守りや御札を神社仏閣に納めてお焚き上げしなければならないとはつゆ知らず」ということでしたなら、知らないことに対する罰はありえません。もちろん、無知は罪であるという観点もありますが、それはまた別の問題です。
信仰の有無そのものを善悪の判断基準としていた時代のキリスト者も、イエス=キリスト生誕以前の古代人に対しては「キリストの教えを知ることができなかった」という理由から、キリスト信仰を持たないことを理由として悪とは断じませんでした。

そもそも、御守・御札を身から離すことは神仏の守護が離れるというだけのことで、それが神仏が罰を与える原因となるということもありません。また、仏教においては仏菩薩が罰を与える、という概念もありません。
神罰や仏罰とは、日本の民俗信仰からすれば「祟り」というべきですが、祟る存在である神が仏菩薩と習合した結果として「仏も罰を下す」という感覚が発生したにすぎません。 (註:強烈な祟り神こそが強力な守護神となるという信仰意識についての議論は措く。)
くりかえします。仏菩薩は罰を下しません。


実際問題としての御守・御札の処理の仕方としては、私も「自宅の庭先で焼却しても構わない」という立場をとります。もちろん、社寺に納めるほうがふさわしいとは考えますが。
大切なことは(写真や手紙などの感情のこもった物と同様に)廃棄物やゴミではない、という意識をもつことです。社寺に納めてお焚き上げをしてもらう行為は、廃棄物やゴミではないという意識が表れた行為ですから気分がすっきりするのです。ですから「守護に対して感謝の念を抱きつつ」焼却されたのでしたら、そのお気持ちをもって良しとすべきと考えます。


Name: 悩み人
Date: 2010/02/28(日) 00:09   No:3534
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Title: Re:御守りと御札について    
通りすがり様、巳朱様、天台沙門様、親身にお答え頂き、誠にありがとうございます。お陰様で、だいぶ気持が楽になりました。本音を申せば、猛省する心の片隅に、仏罰へ対する漠とした恐れを忍ばせていた自分がおりました。それを見透かされ、恥ずかしく思うのと同時に、神仏様が私の無知を許し、罰を与えることなどあり得ないという確信の言葉を頂き、今あらためて神仏様の慈悲の深さを体得したような思いが致します。三方様からのお言葉と知恵の授けが春の光となって、私の心の中にホッとする日だまりをつくりました。本当に安心しました。感謝致します。



Name: ゆら
Date: 2010/02/02(火) 11:48   No:3505
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Title: 不思議な夢を見て    
今朝夢を見ました。
暗闇の中歩いてぃると、暖かい光がさしてきて、仏像?みたぃな影が見えて、その光の方から、「めいらいあんおう」って何度も囁いてぃて、めいらい…と書き、あきらと読みます。って言われて目がさめました。
ネットで検索しても意味がゎかりません。知り合いに相談したら、仏教語?とか?って言われたんですが……なんの意味なんでしょぉか?
ちなみに今妊娠中ですが、それと関係がぁるんでしょぉか?



Name: muramasa
Date: 2010/02/07(日) 18:16   No:3506
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Title: Re:不思議な夢を見て    
みんらいあんこ なら聞いたことあります。

「明来闇去」(みんらいあんこ)光おとずれて、闇が去るという 意味です。




Name:
Date: 2010/02/24(水) 22:13   No:3517
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Title: 守護神とは    
誰しも、守護神っていらっしゃいますか?


Name: 仏教徒
Date: 2010/02/25(木) 18:32   No:3520
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Title: Re:守護神とは    
人によって違います。
「居る」と強く信じれば、居るように感じられるでしょう。

「そんなもの居ない」と思う人には、何も感じられる事は無く、居ないという事になるでしょう。




Name:
Date: 2010/02/26(金) 01:17   No:3522
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Title: Re:守護神とは    
お答えありがとうございます。
強く信じるって分かりません。神様の名前を唱え続ける事ですか?


Name: 巳朱
Date: 2010/02/26(金) 03:36   No:3523
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Title: Re:守護神とは    
神様 仏様の存在を感じたければ、逆説のようだけど神仏に頼らない生き方をしてみることだ。

自分の頭で考え、知恵を廻らし、コツコツと地道な努力を続けて、ささやかでもいいから地に足をしっかり踏みしめた、平凡な生活を続けていく事だ。

すると、ある時、ふと神様仏様の視線に気が付く事ができる。
目に見えないけれど確かに守られているのだと確信出来るようになる。

神様も仏様も、精一杯の努力を続けている人がお好きなようだ。
すぐに「神頼み」して、神仏からの援助を期待していると、いつまで経ってもその存在が感じられない。


Name:
Date: 2010/02/26(金) 15:14   No:3526
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Title: Re:守護神とは    
何かに守られてるってそれは、人です。
ここは、人生相談室じゃ無いんですよ。
地に少しでも足付けてって柊は子供の妄想か病んでる人ですか?
遠回しに相手を否定するの上手いですね。(´ω`)
勉強になる。




Name: マロン
Date: 2010/02/23(火) 18:07   No:3514
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Title: お墓参り    
お墓参りの事でお聞きしたいんですがもうすぐ父の祥月命日でお墓参りをしたいんですが仕事の都合上、祥月命日のお墓参りが難しくなりそうなんですがそういう場合は祥月命日より早めにすればいいのか又祥月命日を過ぎてお参りしてもいいものでしょうか。教えて下さい。


Name: 坊主
Date: 2010/02/23(火) 18:19   No:3515
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Title: お墓参りについて    
早いほうがイイです!遅くなっても、ごめんねと言えば許してくれますよ。



Name: はなはな
Date: 2010/02/15(月) 17:42   No:3507
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Title: はじめまして    
先月、父を亡くしました。
生前の父の遺志で、葬儀は家族のみ。読経もしなくていい。戒名もいらないと言われてました。長年、病院での治療費もかさんだ為、母には貯金もなく、私も女手一つで子供を育てているので、援助も出来ず、結局、火葬のみで、他は一切行いませんでした。ただ、菩提寺に納骨の件で連絡したら、戒名をつけなければ、墓に入れる事は出来ないと言われました。それが、曹洞宗のルールだと…。
年金暮らしの母には、戒名をつけるお金等ありませんと伝えましたが、それなら、墓を返してもらうしかないと言われました。
本当にそんなルールがあるんでしょうか?お金がない人は、お墓に納骨さえ出来ないんでしょうか?

大変困っています。
勉強不足で申し訳ありませんが、どうか教えてください。



Name: リアリスト
Date: 2010/02/16(火) 00:17   No:3508
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Title: Re:はじめまして    
曹洞宗のルールは知りませんが、宗教として考えないで、寺の経営と考えればよいのでは。。
お寺は収入を得るために宗教行為を行っている。
葬儀、法事といった収入を得るための行事に金を払わないのは不良な顧客。不良な顧客は排除して、空いたスペースを有効に活用したいというのが本音ではないでしょうか。


Name: 天台沙門
Date: 2010/02/16(火) 11:06   No:3509
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Title: Re:はじめまして    
まずはお悔やみを申し上げます。
実際に、葬儀や年回の法要を司る者の立場から申し上げますと、父君が亡くなられた段階で「故人の遺志なので、菩提寺さんをお呼びしての通夜葬儀は行いませんが、納骨などはよろしくお願いいたします」と、ご一報いただければ以降の展開は変わっていたと考えます。
つまり、その段階でいろいろな相談事が菩提寺さんから投げかけられていたはずで、そこには「寺墓地に納骨するには戒名が必要だ」とか「戒名をつけるための法要を納骨時にしましょう」とか「現実問題としての費用をこれだけ納めていただきたい」ということが含まれていたはずです。
菩提寺さんにしてみれば「法要もしないで納骨とは何事だ。寺の墓は遺骨置き場ではない」という感覚をお持ちになられたのかもしれません。

このあたり、葬儀社さんの心遣いによってトラブルの有無が大きく変わります。


さて。
(1)戒名をつけなければ、墓に入れる事は出来ないと言われました。

この件に関しては、曹洞宗に限らず、すべての宗教にあてはまる現実です。これは「ある宗教に則った儀式を行うには、その宗教を信じている必要がある」という暗黙の前提があるからです。
本質的には、神道・キリスト教・イスラームも同様です。
ただし、日本社会においてはキリスト者さん・ムスリムさんは社会的少数者であるのと同時に、ご本人の意識的な信仰告白が必要なので葬儀の際の問題は起きないと考えられます。また、神道さんでは「お宮参り」をもって信者と認めているうえで、「俗姓名」+「尊命」などの神号をとられますので戒名問題も発生しません.

仏教における現実も、ある寺の壇家であるという点をもって仏教徒とみなします。
ですが、意識的に仏教徒であることを示す場合には「戒名/法名」を名のることによって仏教に帰依したことを示します。たとえば千宗室さんの「宗室」が居士号という名の(大徳寺に参禅して授かる)戒名なのですが、残念ながら大多数の仏教徒は死後に戒名をもらうことが普通になってしまっているのも現実です。
ですから、通夜葬儀を行わないと、故人に戒名を授けること(すなわち故人に仏教に帰依いただくこと)ができません。そうなると、戒名のない人(すなわち仏教に帰依していない人)を仏式で供養することになりますが、それは宗教的にできないということになります。

前述の「ある宗教に則った儀式を行うには、その宗教を信じている必要がある」という暗黙の前提は、個人が複数の信仰をもつことを許容する日本社会では無視されがちです。多くの日本人にとっては、この宗教上の原則と初めてナマの現実として向き合う場が、よりによって葬儀の場となってしまっています。そのうえ、こういった宗教上の問題を伝えない僧侶が多すぎるのも現実です。


(2)年金暮らしの母には、戒名をつけるお金等ありませんと伝えましたが、それなら、墓を返してもらうしかないと言われました。

これは根拠のない「ウソ」です。
ある人物を墓所に埋葬しないことと、その人物が埋葬されるべき墓所を返還して離檀することは同一ではありません。
極端な例をいえば、親がキリスト者なので仏教寺院墓地に埋葬できないし自分もキリスト者だが、仏教寺院の墓地に眠る祖父母や親族を仏式で祀り続けることにはやぶさかでないという人物に対して「墓を返してもらう」とは言えません。

逆に、私から確かめさせていただきたい点があります。
第1点は、父君のご遺志に背いても納骨の方便として戒名を得ることはよしとなさるのか、という点です。
第2点は、単純に「戒名料」や「法要布施料」の金額の多寡の問題として解決できるのか、という点です。
第3点は、菩提寺さんとのおつきあいはどのようだったのか、という点です。

以上、よろしければお教えください。もう少々、具体的なご回答が可能かと考えます。


Name: はなはな
Date: 2010/02/21(日) 02:09   No:3511
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Title: Re:はじめまして    
天台沙門様

ご丁寧な返信、ありがとうございます。

実際、納棺の際、葬儀屋さんに、菩提寺への連絡の有無を確認した時、『家族葬だから、必要ない。落ち着いたら、納骨の件でお電話すれば、大丈夫』と言われ、『そういうものか』と、疑いもせずに来てしまったので、このような結果になってしまいました。

また、
第1点は、父君のご遺志に背いても納骨の方便として戒名を得ることはよしとなさるのか、という点です。
↑祖父母の眠る墓に、一緒に眠らせてあげたいけれども、そのために戒名をつけるのは、父は望まないと思います。

第2点は、単純に「戒名料」や「法要布施料」の金額の多寡の問題として解決できるのか、という点です。
↑石屋さん含め、最低35万と言われ、それは到底無理です。
分納も打診しましたが、出来ないと…

第3点は、菩提寺さんとのおつきあいはどのようだったのか、という点です。
↑父の幼なじみのお坊さんで、疎開中に近所だったよしみで、安く墓地を用意してくれたそうです。お彼岸とお盆には、護持会費、付け届け等を払い、ご挨拶しておりました。


以上、わかりにくい文章で申し訳ございませんが、よろしくご指導くださいますよう、お願い申し上げます。


Name: 天台沙門
Date: 2010/02/23(火) 14:25   No:3513
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Title: Re:はじめまして    
ご事情の開陳、ありがとうございます。


(1)祖父母の眠る墓に、一緒に眠らせてあげたいけれども、そのために戒名をつけるのは、父は望まないと思います。

(a)16日付回答の通り、寺院墓地に葬られる条件として「戒名をつける」というものがあります。よって、戒名なしで寺院墓地に納骨するということは難しいでしょう。
便法としては、俗名を音読して戒名のように扱う(山田太郎=「やまだたろう」を山田太郎信士「サンデンタイロウシンシ」)というものがありますが、あくまでも住職さんとご相談の上でということになります。


(2)石屋さん含め、最低35万と言われ、それは到底無理です。分納も打診しましたが、出来ないと…
(3)父の幼なじみのお坊さんで、疎開中に近所だったよしみで、安く墓地を用意してくれたそうです。お彼岸とお盆には、護持会費、付け届け等を払い、ご挨拶しておりました。

(b・c)個人的なおつきあいがあれば、私なら「戒名なし」は前述の便法でかわして、「葬儀無用」は納骨時の法要を葬儀式として行います。また普段のおつきあいも普通でしたら、信用という意味のクレジットもあるわけで分納くらいかまわないと考えます。
ただし、個人経営的な寺院ならば住職の裁量権が大きいのですが、檀信徒会や石材店が寺院運営に発言権をもっている場合には、住職の裁量よりも規則による杓子定規な運営が行われる可能性があります。戒名については「檀家なのに戒名ももらわないで」とか、金銭面では「みんなが納めている金額を納めずに、何が檀家だ」という保守的な意見はありがちです。


それにしても、お父上がその住職さんに「読経もしなくていい。戒名もいらない」と、お伝えになっていなかったのか残念でなりません。
また、葬儀にまつわるトラブルとして「仏式葬儀をしなかったので納骨を拒否された」とか「他宗派の戒名の付け直しを求められた」というのは少なくない事例です。よって業者の対応としては「菩提寺への連絡の有無を確認した時、『家族葬だから、必要ない。」のではなく「仏式葬儀ではなく家族葬だからこそ、菩提寺に一報を入れさせる」のがトラブル回避のために必要なことでした。ということは、菩提寺さんへの納骨のためには、ご家族の依頼だけではなく葬儀社の謝罪も必要になるかもしれません。

以上、ご参考までに。




Name: しん
Date: 2010/01/25(月) 10:16   No:3501
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Title: 遠方での墓守    
家を継ぐことを考えていますが、都合でお墓の近くに住むことができません。親せきにお墓詣り等を頼むことは可能ですが、ご先祖様の供養のために、遠方からでもできることがありますか?また、お盆やお彼岸など特別な行事のさいにどうしたらいいかも教えていただけると助かります。

お墓は父が非常に気に入っているものなので、できれば動かしたりしたくないです。

よろしくお願いします。





Name:
Date: 2010/01/25(月) 19:33   No:3502
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Title: Re:遠方での墓守    
考えられるのは・・

・お墓参りが少ないぶん、仏壇でする供養を充実させる。
・親戚にお墓参りを頼むさい、線香代や花代など送る。
・お盆やお彼岸など特別な行事のさいは、お寺(足を運べる距離の寺院でもよいので)の施餓鬼会や彼岸会に参列する。そのさいに先祖供養も申し込めます(→法会の中で読み込みをしてもらえます)。


Name: しん
Date: 2010/01/28(木) 16:49   No:3503
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Title: Re:遠方での墓守    
ありがとうございました。
ご先祖様の満足できる供養を心がけたいと思います。





Name: YK
Date: 2010/01/14(木) 12:39   No:3492
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Title: お墓の建て方    
こんにちは。お墓について教えて頂ければ幸いです。
昨年、主人が亡くなり、一周忌に納骨をと考え、
現在霊園を探しながら、墓石を検討しております。
霊園を巡って見て、黒系の墓石で洋型の(横型)お墓で
昨日見積もり依頼をして参りましたが、ネットを見ていて
黒色の墓石はよくないことがおこる、という書き込みを読み
迷いが出て参りました。
また「○○家の墓」とは刻まず、主人への感謝をこめて
「ありがとう」としようかとも考えておりました。
迷信とは思いながらも、昔から教え伝わることというのは
やはり何かしら意味があるから延々語り伝えられている
と解釈しているもので「ただの迷信」とは切り捨てられず
そうなると、今度はお墓の形にまで「やはり昔から続いている
形の方が良いのかな」と迷いが出て参りました。
お墓とは、色形値段では無く、主人の供養を願う気持ちであることは
頭ではわかってはいるのですが・・・。
ご助言頂ければ幸いです。



Name: 天台沙門
Date: 2010/01/19(火) 10:17   No:3495
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Title: Re:お墓の建て方    
まずは、ご主人さまのご冥福をお祈りいたします。

初めに「黒色の墓石」の件ですが、これは一般的な石材である「黒御影」でしょう。黒い墓石にしたため「よくないことがおこる」の根拠は寡聞にして不明です。お気になさるべきではないでしょう。私は、照り返しの下でも彫り込んだ文字が見づらくないので濃い色の石が好みです。

さて、墓石の形式は歴史的に色々と変わってきました。五輪塔しかり、縦長の竿石型しかり。最近の流行は横長の洋型ですが、そこに刻まされる文字も色々です。梵字であったり、名号や題目であったり、戒名であったりです。
墓石に刻まれるべき言葉は、そこに眠る人をおもいだすための言葉であればよく、戒名でも俗名でも「○○家先祖代々」でも、なにか漢字一文字でも詩の一節でもよいと考えます。

寺院墓地では、そこの住職さんのお考えが強く働きますが、やはり新しく建立なさるのでしたらご自身とご家族のお考えを中心に、納得のいく「形式」をお考えください。。


Name: YK
Date: 2010/01/20(水) 12:02   No:3499
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Title: Re:お墓の建て方    
お忙しい中ご回答頂きまして、ありがとうございました。

亡き主人の為にも、これから先の子孫の為にも、色々考えた末
黒御影石で従来通りの縦長の竿石型に「○○家」とすることに
致しました。

またわからない事等出て参りましたら質問させて頂きたく
宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。





 
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