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Name: 百日紅
Date: 2009/07/23(木) 16:15   No:2925
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Title: 過去帳    
我が家は明治まで仏教でしたが、明治より神道になりました。
前よりお寺参りがすきで、お寺でいただいたお札にお経をとなえています(真言宗)。この度親戚(仏教)より過去帳を写させてもらい、お札の隣におまつりしたいと思っているのですが、どのように致せばよろしいでしょうか?(仏壇店で過去帳をかいました)

また、お世話になった叔父や叔母たちの戒名も一緒に写したいのですがよいでしょうか?



Name: 天台沙門
Date: 2009/07/25(土) 12:05   No:2933
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Title: Re:過去帳    
正直なところ、神式で「戒名」のついた方を祀られることが、神道の立場としてどうなのかが不明です。神道さんではお祀りするご先祖の名を「俗名」+「命」としますから、仏式戒名でも宗教的に差し支えがないのかどうかがわかりかねます。この点は、おつきあいのあるご神職にお訊ねください。

「過去帳」そのものは折り本・綴じ本のどちらも日付順になっていますから、ご命日の日付に名を入れることになります。当然ながら、古い霊位から書くということです。実際の記入は、ご親戚からの写しを持って過去帳を求められた仏壇店に記帳を依頼なさればよろしいかと。

過去帳に、すべからく有縁の方のご命日を記され憶い出してさしあげるということは、ご供養の基本であると考えます。ぜひ、そうなさってさしあげてください。


Name: 百日紅
Date: 2009/07/25(土) 17:30   No:2938
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Title: Re:過去帳    
天台沙門さまありがとうございます。
真言宗では戒名を過去帳に書く前に何も書かずに(南無大師遍照金剛など)そのまま戒名を書けばよいのでしょうか?


Name: 天台沙門
Date: 2009/07/26(日) 16:10   No:2945
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Title: Re:過去帳    
ハンドルの通り、私は天台を宗とする者ですので真言宗さんのしきたりについてはお答えいたしかねます。

ですが、天台宗(というか私の預かる寺の壇家さんの場合)では戒名を書く欄にそのまま戒名を記されている場合がほとんどです。ときおり戒名の前に阿字を記されているときもあります。
最善はご近所の真言宗のお寺にお訊ねいただくことなのですが、次善としては仏具屋さんに標準的な書き方をお問い合わせいただくことでしょう。

悪しからずご了承ください。


Name: 百日紅
Date: 2009/07/26(日) 19:12   No:2946
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Title: Re:過去帳    
天台沙門様、無理を言いましてすみません。
ありがとうございました。




Name: ドラゴンボール
Date: 2009/07/23(木) 11:22   No:2924
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Title: 祈祷    
お寺で母の病気平癒のご祈祷をしてもらいましたが、亡くなってしまいました。
この場合はご祈祷してもらったお寺で、何かをしてもらった方がよいでしょうか?例えばお願いをとく祈祷?とか。
教えてください。



Name: 天台沙門
Date: 2009/07/25(土) 16:43   No:2937
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Title: Re:祈祷    
まずは、お悔やみ申し上げます。

一般論として何事かを祈願した場合、その祈願が成就した場合には「お礼参り=願解き」をします。神仏の加護に感謝を表すということですから、礼儀として当然のことです。年に一度、お参りをしてお札を新しいものに替えるという風習は、この「お礼参り」が基底にあります。「この一年間ありがとうございました。次の一年もよろしくお願いします」という意味で参拝し新しいお札を授かるわけです。

さて、ご質問の場合ですが、残念ながら当病平癒の祈願をなさったにもかかわらず成就しなかった、ということですから「お礼参り=願解き」のご祈祷は必要ないでしょう。その代わりに、御母堂のご冥福のための回向供養をなさればよろしいかと存じます。 (註:現世の利益を祈る場合を祈願・祈祷と称し、故人の冥福を祈る場合を回向・供養と称する。)


Name: ドラゴンボール
Date: 2009/07/25(土) 18:45   No:2939
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Title: Re:祈祷    
天台沙門様、ありがとうございました。
これからは供養、回向をしていきます。




Name: さつき
Date: 2009/07/24(金) 17:59   No:2929
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Title: お墓の事で教えて下さい。    
お尋ねしたい事がございます。
主人の両親はすでに他界してお寺様のお墓(共同墓地)に納骨済みですが、主人の父が亡くなった時ほんの少しお骨を取って置いたのですが。

私達がお墓を建てる際、主人の父を入れたいと言う気持ちからなのですがこの様な事はしてはいけない事なのでしょうか。
教えて下さい。



Name: 天台沙門
Date: 2009/07/25(土) 08:53   No:2931
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Title: Re:お墓の事で教えて下さい。    
ご安心ください。決して「してはいけない事」などではありません。


問題となりうる点としては「ほんの少しお骨を取って置いた」という問題がひとつ、そして「主人の父を入れたい」という問題がひとつ、ということになります。

前者は「分骨」という行為の是非になります。人間の原始的信仰感情には「骨が総てそろっていないと生き返ることができない」というものがあり、この観点から分骨を否定する考え方があります。ですが仏教儀礼という観点では、釈尊その人が火葬され分骨されたという史実がありますから、分骨は是ということになります。

後者は「他家の人を一緒に納骨する」という行為の是非になります。現在のところ主流である「家の墓」とは実際には「世帯の墓」であり、昭和30年代以降に普及したものです。それ以前は「個人の墓」が「一族の墓所」や「地域の共同墓地」にありました。今現在の「家」とは「世帯」という非常に小さなまとまりにすぎません。
つまり、墓所に納められるべき霊をできるだけ限定しようという考え方は近年のものにすぎず、有縁の方を一緒に祀るということは勧められても妨げられるものではありません。まして、ご自身の父上であれば何の問題もないとするのが自然な感情でもあるでしょう。


Name: さつき
Date: 2009/07/25(土) 12:30   No:2934
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Title: Re:お墓の事で教えて下さい。    
天台沙門様、ありがとうございます。
とても安心しました。
今はお仏壇の中に小さな入れ物に入れておまつりしてあります。

夫婦どちらかが亡くなった際、義父もわずかなお骨ではありますが納骨しようと思います。




Name: 次男の孫
Date: 2009/06/26(金) 09:33   No:2786
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Title: お墓について    
4年前に祖父か亡くなりましたが、未だにお墓に入っていません。その事がずっと気になっており、祖母、親の兄弟ともに重い腰を上げようとしないので、孫である私がお墓を作りたいと考えています。しかし祖父が亡くなってからもう4年も経っている為、すぐ作って入っていただいた方がいいのか、どのタイミングで入っていただいたらよいのか、またどういう供養をして入っていただくのが良いのか分かりません。どなたか教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。



Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/06/26(金) 11:02   No:2787
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Title: Re:お墓について    
次男の孫様へ
お墓についてですが焦って墓地を購入して後悔しない様、慎重に選ばれた方が宜しいですよ。墓地は何代にも亘り使用していく物ですので慎重すぎると言う事は有りません。
あまり焦らない事が肝心です。
また、納骨のタイミングですが回忌に合わせて納骨をされると宜しいかと思います。


Name: 次男の孫
Date: 2009/06/28(日) 23:26   No:2800
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Title: Re:お墓について    
勝運寺山主様、アドバイス有難うございました。

しかし、実のところ墓地は祖母が用意してあり、後は墓石を作り、納骨をする状態です。こんな状態がずっと続いておりまして、この度この掲示板に記載した次第であります。
このような状態である為、亡くなった祖父がうかばれないのではと感じ
ているのも事実です。
回忌に納骨を合わせるという事に何か宗教的に意味があるのでしょうか?



Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/06/29(月) 06:39   No:2803
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Title: Re:お墓について    
次男の孫さま
墓石建立用の墓地がおありと言う事ですので後は金銭的な問題しか考えられません。
また回忌の時に納骨、墓地開眼を併せて行いますと経済的にも楽に行えるという理由だけです。取り立てての宗教的意味は御座いません。祖父さまはもう御浄土の世界へ行かれておりますので浮かばれないという事は有りません。あまり気にしないで下さい。


Name: 次男の孫
Date: 2009/07/23(木) 22:25   No:2928
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Title: Re:お墓について    
勝運寺山主様、お返事大変遅くなり申し訳ありませんでした。
また、アドバイス有難うございました。

祖父が俗にいう浮かばれているのでしたら、焦らず祖母と相談しながらお墓を建てたいと思います。
本当に有難うございました。




Name: 唐沢
Date: 2009/07/21(火) 14:16   No:2912
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Title: お寺のお参り    
お寺にお参りに行きたいのですが、ご祈祷ではなく、お坊さんにお経をあげてもらって、お参りをしたいのですが、これはできるのでしょうか?
また、何てお頼みすればよいのでしょうか?



Name: 僧侶
Date: 2009/07/21(火) 19:22   No:2917
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Title: Re:お寺のお参り    
御開帳をお願いします。 と言ってお願いすればよろしいでしょう。
ご本尊様の御開帳をして、お経を上げて下さいます。
帰りに御開帳札がいただけます。



Name: 拙仕
Date: 2009/07/21(火) 20:16   No:2918
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Title: Re:お寺のお参り    
そんなサービスをしてもらえたのですか! ちなみに不束ながら自分でお経を挙げさせ頂くこともできるんですか?

Name: 僧侶
Date: 2009/07/22(水) 14:16   No:2920
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Title: Re:お寺のお参り    
勿論、御経本も借りられます。
その他にも、月に何度か信行会をしているお寺もあります。

ちなみに私のとこでは、千円程度で参加して頂いて、一緒にお経をあげ、その後はお茶を飲んでの座談会です。

こちらのサイトに信行会の宣伝をされてるお寺もありますので、チェックしてみてください。


Name: 唐沢
Date: 2009/07/22(水) 16:30   No:2921
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Title: Re:お寺のお参り    
そのようなときはお数珠を持参した方がよいでしょうか

Name: 僧侶
Date: 2009/07/22(水) 18:44   No:2922
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Title: Re:お寺のお参り    
数珠はあった方がよいです。無くても別に構いません。
最初は無くても良いと思います。

徐々にお経本や数珠は揃えれば良いと思います。

とりあえず参加することから初めてみては如何でしょうか。

信行会活動は新興宗教団体の方が盛んに行ってるようです。

お寺の方が絶対良いと思います。


Name: 唐沢
Date: 2009/07/22(水) 22:10   No:2923
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Title: Re:お寺のお参り    
僧侶さま詳しく教えていただきありがとうございました。



Name: 夏子
Date: 2009/07/20(月) 21:39   No:2901
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Title: お盆のことについて    
お盆が近くなりました。質問の仕方がわからないのですが、お盆っていうのは何ですか?始まりはいつなのか?先祖供養はわかるのですが、普段から仏壇にお詣りしてるのですが、この季節になるとテレビなどで取り上げられるほど、話題になりますが、お盆というのは特別なものなのですか?
教えていただきたく投稿しました。



Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/07/21(火) 07:09   No:2905
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Title: Re:お盆のことについて    
由来 [編集]
仏教用語の「盂蘭盆」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれる。 盆とは文字通り、本来は霊に対する供物を置く容器を意味するため、供物を備え祀られる精霊の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。 現在でも精霊をボンサマと呼ぶ地域がある。



Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/07/21(火) 07:10   No:2906
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Title: Re:お盆のことについて    
盆の明確な起源は分かっていないが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれている。日本では8世紀頃には、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられている。 地方や、佛教の宗派により行事の形態は異なる。

また、お盆時期の地蔵菩薩の法会は「地蔵盆」と呼ばれ、(天道)大日如来のお盆は大日盆といわれる。

お盆は成句(イディオム)して使われることもある。「盆暮れ(ぼんくれ)」などと時季を指す言葉としての使用や、「盆と正月が一緒に来たよう」という"とても忙しいこと"または"喜ばしいことが重なること"のたとえ(慣用句)としての使用がそれである。

盆の概念は日本全国に広まっているため、その行事の内容や風習は地方それぞれにさまざまな様式がある。必ずしも定まったものでないが、全国に比較的広まっている風習として次の様なものがある。


乾かしたまこもでの迎え火
お盆のお供え(ナス、きゅうり、米を混ぜたもの)
釜蓋朔日 [編集]
1日を釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の釜の蓋が開く日であり一般的に1日からお盆である。この日を境に墓参などして、ご先祖様等をお迎えし始める。地域によっては山や川より里へ通じる道の草刈りをするが、これは故人が山や川に居るという文化に則り、その彼岸からお還りになる故人が通りやすいように行う。


七夕、棚幡 [編集]
7日は七夕であるが、そもそも七夕は棚幡とも書き、故人をお迎えするための精霊棚とその棚に安置する幡を拵える日であり、その行為を7日の夕方より勤めたために棚幡がいつしか七夕に転じたともいう。7日の夕刻から精霊棚や笹、幡などをご安置する。 なお、お盆期間中、僧侶に読経してもらい報恩することを棚経(たなぎょう)参りというが、これは精霊棚で読むお経が転じて棚経というようになった。


迎え火 [編集]
12日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。 地域によっては、「留守参り」をするところもある。留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。御招霊など大がかりな迎え火も行われる。


送り火 [編集]
16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。

また、川へ送る風習もあり灯籠流しが行われる。山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおり故人が居るとされるのが文化的に山や川でありそのようになる。

なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。

佛教では普通お盆は1日から24日を指す。 これは、地獄の王は閻魔王であるが、その王と対になるのが地蔵菩薩であり、24日の地蔵菩薩の縁日までがお盆なのである。(因に(天道)大日如来の大日盆はその縁日に則って28日である。)


盆踊り [編集]
15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内に老若男女が集まって踊るのを盆踊りという。これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれる。夏祭りのクライマックスである。旧暦7月15日は十五夜、翌16日は十六夜(いざよい)すなわち、どちらかの日に月は望(望月=満月)になる。したがって、晴れていれば16日の晩は月明かりで明るく、夜どおし踊ることができた。

近年では、場所は「寺社の境内」とは限らなくなっており、また宗教性を帯びない行事として執り行われることも多い。典型的なのは、駅前広場などの人が多く集まれる広場に櫓(やぐら)を組み、露店などを招いて、地域の親睦などを主たる目的として行われるものである。盆の時期に帰郷するひとも多くいることから、それぞれの場所の出身者が久しぶりに顔をあわせる機会としても機能している。


新盆の家の入口に飾られた提灯なお、新しく行われるようになった盆踊りは、他の盆踊りとの競合を避けるために、時期を多少ずらして行われることも多い。これは、新興住宅地などでは、「盆の最中は帰郷しており、参加できない者が多数いる」などの事情も関係しているものと思われる。また、宗教性を避けて「盆踊り」とは呼ばないこともある。しかしそれらが「盆踊り」の系譜に連なるものであることは否定しがたい。 また、同様のものとして彼岸の時期に行なわれるものを「彼岸踊り」と呼称する地域(関東〜近畿一の一部)も存在する。


初盆・新盆 [編集]
また、人が亡くなり49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を特に初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、特に厚く供養する風習がある。これも地方によって違うが、初盆の家の人は門口や、お墓に白一色の提灯を立て、初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てるなど、特別の儀礼を行う。




Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/07/21(火) 07:10   No:2907
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Title: Re:お盆のことについて    
地域的な風習 [編集]

精霊馬(馬と牛)
精霊船(盆船)(千葉県)(まこもで作った船にお盆中に供えた供物を載せ川に流す以下は、全国にあまねく広がっているとはいえないがある程度の地域では一般的な風習である。常識とされる地方もある反面、そういった風習が全くない地方もある。また、供えた供物を載せ川に流す風習のある地域において、近年は川を汚さないように流さなくなった地区もある。

地方によっては、お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意することがある。4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛とする。きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められている。

地方によっては「施餓鬼」(きこん または せがき)と呼ばれ、餓鬼道に陥った亡者を救ったり、餓鬼棚と呼ばれる棚を作り、道ばたに倒れた人の霊を慰めるなどの風習もこの頃に行われる。また、盆提灯と呼ばれる特別な提灯を仏壇の前に飾ったり、木組に和紙を貼り付けた灯篭を流す灯篭流しや、提灯を小船に乗せたようなものを川などに流す精霊流しを行う場合がある。 特殊な例として盛岡市では供物を乗せた数m程度の小舟に火をつけて流す「舟っこ流し」が行われる。

甲信越・東海地方では仏前に安倍川餅を供えるという習慣がある。

沖縄県では、現在(2008年現在)も旧暦でお盆が行われている。13日をウンケー(お迎え)、15日をウークイ(お送り)と称し、この間先祖の霊を歓待する。また独特の風習や行事が伝えられる。代表的なものに、沖縄本島のエイサーや八重山諸島のアンガマがある。


お盆休み [編集]
2009年 8月(葉月)
日 月 火 水 木 金 土
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
365日
各月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
お盆は、旧暦・新暦・月遅れいずれも、日本ではいずれも過去に祝祭日や国民の祝日になったことがないが、新暦8月15日前後は平日であってもかなりの人が休日になることが多く、学校の児童・生徒であれば大多数は夏休み期間となる。祖先の霊を祭る宗教行事だけではなく、国民的な休暇、民族移動の時期としての「お盆」としての側面があり、仏教的生活習慣を意識していない場合にはお盆(旧盆)は単なる夏休みになっているが、全国的に大多数の人が墓参りをするのが恒例である。

この時期は、毎年4-5月の大型連休(ゴールデンウイーク)や年末年始とともに、帰省や行楽に出かける人が多い。このとき、道路や公共交通機関が大変混雑する為、帰省ラッシュと呼ばれる。ただし、大型連休や年末年始と異なり、カレンダー上は月曜日から金曜日に当たる日は通常の平日であるため、官公庁や金融機関は通常通りの業務を行っており、一般企業でも平日という建前から、非生産部門を中心に業務を行っているところも多いため、このような場合では7月から9月の期間中に夏休みを取り、混雑や料金が最ピークの旧盆時期を避けて旅行などをしたりすることも多い。

JRの特急回数券などの特別企画乗車券が利用不可能になる時期(繁忙期)は、4月27日〜5月6日、8月11日〜20日、12月28日〜1月6日が設定されている。
お盆期間中の平日は、一部の私鉄・地下鉄・路線バスなどの公共交通機関では休日または土曜のダイヤで運行される。ただし、JR線は平日のダイヤで適用する。
企業の業務が休みとなる、いわゆるお盆休みは、その土地のお盆の期間に関わらず、日本全国どこでも8月中に行われるのが一般的である。日程は企業によって様々であるが、盆中日の8月15日を中心とする3〜5日間とすることが多く、企業ではこのお盆休みを夏季休業としている。

ただ、前述のように、カレンダー上では月曜日から金曜日にあたる日は平日であるため、この時期にも官公庁や金融機関を始め、サービス業、24時間体制の工場や病院など業種によっては通常通りの業務を行っており、観光業は書き入れ時、小売業もスーパーマーケットなどは、来客用の食品を中心とした商品の販売に力が入る時期である。逆に自動車の販売店(ディーラー)は休業するところがほとんどである。このような旧盆期間中に平常業務が行われている業種では、夏季休暇相当分の日数(3〜5日間)を6月から9月にかけて交代制で休暇を取る場合もある。


日本以外のお盆 [編集]
中国文化圏では、日本でいう旧暦7月15日のお盆(盂蘭盆)を中元節(簡体字 中元节)と呼び祖霊にちなんだ祭が勤まれる。

地元の風習と習合しており、盂蘭盆といった場合には日本と同じく佛教行事としての意味合いが強くなる。

ちなみに、日本ではお中元のことを盆礼ともいうが、双方が同義なのは中国において盂蘭盆と中元節の祭が融合したためである。

よって、中元節(旧暦7月15日)のお盆時期に、日本ではお中元(盆礼)という意味合いでは他人へ贈答をして、お盆(盂蘭盆)という意味では祖霊などを報恩し、それらへ普段よりも多くのお供え物をする。

韓国ではお盆を「百中」と呼ぶ。 シンガポールでは主に中国系住民により「Hungry Ghosts' Festival」(飢えた幽霊の祭り)と呼ばれる、盆に相当する行事が行われ、京劇に似た演劇が無料公開される。




Name: 夏子
Date: 2009/07/21(火) 18:53   No:2916
解決    削除 
Title: Re:お盆のことについて    
詳しく教えていただき、ありがとうございました。



Name: 久世
Date: 2009/07/20(月) 20:34   No:2900
     削除 
Title: こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
なぜそんなにこちらで答えて下さるのですか?
そろそろ盆参りで大変な時期なはずでは。
とても有りがたいですが、お世話になった事がある故に心配です。



Name: こちらに
Date: 2009/07/20(月) 21:42   No:2902
   削除 
Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
Yahoo!知恵袋のようなもの?

Name: いやー
Date: 2009/07/20(月) 23:06   No:2903
   削除 
Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
食えない貧乏寺ばかりですから。

Name: 管理人さんへ
Date: 2009/07/20(月) 23:24   No:2904
   削除 
Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
↑の書き込み大変腹立たしいので削除お願いします。

Name: 久世
Date: 2009/07/21(火) 07:48   No:2908
   削除 
Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
やはり、皆様お寺さんは大変ですね。お体に御気を付けてください。それから、今年の壇家の皆様への盆参りも頑張ってください。

Name: 天台沙門
Date: 2009/07/21(火) 09:28   No:2909
   削除 
Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
まず、「食えない貧乏寺ばかりですから」について。
収入の少ない寺ならば、この際ですから棚行(=盆参り)に励まざるをえず無報酬の行為などやっていられません。檀家が多く収入の多い寺ならば多数の棚行をこなさざるをえず無報酬の行為などやっていられません。要するに、お盆で忙しいことと寺の経済状況とは関係がなく、つまりは現実をご存じない方の発言でしょうから、めくじらを立てて削除することもないでしょう。


さて、現実です。
1)7月盆なら7月初頭から中旬にかけてが繁忙期でしたが、8月盆の地域であれば忙しいのはこれからです。
2)檀家寺(=回向寺)なら棚行をしますが、そもそも信者寺(=祈願寺)ならば基本的に棚行はいたしません。信者さんのご依頼があれば、という程度です。
3)そもそもマンパワーのある寺ならば、僧侶一人当たりの棚行件数が減るので、忙しさも減ってきます。「食えない貧乏寺」の方に互助的に代参依頼をしたりします。
4)檀家各家をすべてお訪ねする寺もありますが、新盆だけという寺もあります。

その他、卒塔婆を書いたり、他のお寺の施餓鬼法要に出仕をしたり、自坊の施餓鬼法要の支度があったりと忙しいのは事実ですが、その暇をぬって、こういった場所・機会になにごとかをするというのは、僧侶自身の「法施」つまり修行のひとつという理解をいただくほうがよろしいかと考えます。


Name: いやー
Date: 2009/07/21(火) 14:28   No:2914
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Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
事実を認めましょうや。
嘘偽りを用いて、葬儀屋と組むのはやめましょう。



Name: 久世
Date: 2009/07/21(火) 14:35   No:2915
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Title: Re:こちらに最近奉仕なさってる僧侶に    
こちらに法施して下さっている僧侶は大変勤勉な方ばかりなのですね!
ただ、無知でどこぞから聞いたら言葉に振り回されていました。現実を知りませんでした。すみませんでした。
いつも、大変ご苦労様です。





 
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