2008. 10. 3 【中編・2】史上最大の危ないアポロン大作戦 +宣伝+拍手のお返事
ぎぃゃあああぁ〜〜〜!マジでぇえええーーー!?黒川――っ!! うわっ!うわぁーー!!アポロン…!アポロぉおおおお〜〜〜〜ンっ!!うわああああーーーーー!!! ああ、もう…!ああっもう!!すみません、ダメだ!!ダメだぁー!なんも書けね!!興奮してなんも書けねーっ!先日お話したとおり、…今、黒川さんに会ってきました! …いや、黒川さんじゃない…アポロンに…!アポロンに会ってきた!! ああっ、私、てっきり…!! 「ハチ公にアポロンで来る 」なんて黒川が言うからさ、 私、てっきりあいつがチンコ丸出しで来る ものとばかり思ってたのよっ!! わいせつ物陳列罪でしょっぴかれて、黒川に次会うときは法廷だ と思ってたのにっ…!! 逆に、チンコを出さずして、アポロンを表現するなんて絶対無理だし私は認めない!! と思ってたのに!! …ああっ黒川…!アポロンだった!! 本当に本当にお前は私のアポロンだった、黒川…!! ああっ、よくも…!よくも、黒川…!!私の心の中に大切にしまってあるアポロンを…あんな…っあんな湿ってるハト みたいな奴に再現されるなんて――っ!! ぎゃああああ〜〜!! 許さん…!ああああーッ絶対に許さん!!絶っ対に復讐してやる、黒川ァアア――ッ!! すみません、今はこの興奮だけをどうしても書いておきたかったので、詳細は後日、落ち着いてから書きたいとおもいます。…だって私、今正気じゃないよね!? あんな 3歳児がこねた泥ダンゴ みたいな男をアポロンだなんて!! ああ、誰でもいいっ、正気じゃないと言って!!こんなのは夢だ!悪い夢を見ているのだ―っ!! でも、ああ…確かに、黒川はアポロンだったのよ!私のアポロンだったのよ…! あ、それと…! 10月4日から毎週土曜日1時25分〜!日テレにて!! 「絶対やれる!ギリシャ神話」 が始まります!! (公式サイト:ttp://www.ntv.co.jp/yareru/) (教えて下さった人どうもありがとうございます!!) みんな、見てくれ!私の分まで見てくれ!! 私も実況なり感想なり書きたい!でも… 今はアポロンを見たくない!! ああ〜ちょっと待って、私、本当に混乱してる! 違う!黒川がアポロンなんじゃないっ!!私の心の中にあるアポロンを黒川が模倣してきただけなのよっ! 明日になれば、冷静になって「いや、よく考えたら黒川ただのアホだったな…」 になると思う!なるはずだ!なってなきゃ困る!! それと、拍手どうもありがとうございます! 本当にお返事が遅くなって申し訳ありません!! そして、黒川を楽しみにしてる、と仰って下さった方々、今日ちゃんとご報告できずにすみません!私も、まさかここまで黒川が私のツボを突いて来るとは思っていなかったんです…! 以下、拍手のお返事です!(9月25日〜10月2日) →続きを読む
またもやお返事が遅くなってすみません!分かりやすいように、一部を除いて頂いたコメントを載せさせてもらっています!こういうのが嫌な方いらっしゃったら申し訳ありません! ●9月25日8:19 く、黒川さんってば一体何を……!?いっそいけるところまでアポロン化してほしいという気持ちもありますが、黒川さんが前科持ちになっては一大事ですし、何をなさったか物凄く気になるので、シシン様が日記にお書きできる程度のアポロン化であってほしいものです(笑)。余談ですが、先日うちの大学の先輩たちの論文の冊子を見たところ、その中に「(一応伏せ)」というようなものがあってつい熟読してしまいました。この論文は卒論ではないし出てきた人名は紫龍やデスマスク辺りでしたが、これを見た瞬間いつぞやのシシン様の「卒論ofサガ」という言葉が頭から離れなくなりました(笑) …いけるところまでアポロン化もなにも、完全にアポロンでしたよーー!! ああもう黒川…!!本当に、私も会う前はけっこう余裕かましてたんですが…やってくれました。黒川をナメてました…! 次回、日記で一部始終を書きますね。でも、冷静に見たらたいしたこと無いかもしれなくて恐縮ですが…とりあえず、お縄頂戴にはならなくてよかったです (笑)。その論文面白そうですね!すごく読みたいです。そういう論文書いてる人もいらっしゃるんですね。私はいまだに「卒論ofサガ」、「修論ofサガ」ですよっ!コメントありがとうございます!! ●9:19 洗濯機の味のする葉っぱは中華で言う「香菜(シャンツァイ)」、タイならば「パクチー」、西洋では「コリアンダー」、ではないかと。個人的には石鹸とか洗剤の味だと思ってました。どうしても好きになれないです…。最近なら輸入食料品店や高級スーパーに置いてあることもありますよ。 …え!?マジですか!?「コリアンダー」って、カメ虫みたいな味がするから、ギリシャ語の「コリアノス(カメ虫)」 から来ている、という話を聞いたことがあるんですが、あれがそうだったんでしょうか!?私は全然カメ虫っぽくなかったし、むしろすごく好きな味でした。でも、確かに、好みは分かれそうですね!後で調べてみたのですが、多分それで間違いないっぽいです。情報どうもありがとうございます! ●10:36 黒川氏いろいろ凄まじいですね。彼の将来が気になります。シシンさんもこの後は、院に残って探究者ですか? … 黒川さんの将来はアポロンです。私は…今は考え中です。とりあえず、私はギリシャ神話のことをまだ知りたいので、勉強は続けようと思っています。 ●10:40 サイト運営に、イラストに、日記にお勉強に、黒川さんの相手に、とお忙しそうですが、一体藤村さんの睡眠時間はどれだけですか??私は勉強で目一杯でネサフもやっとの思いなのですが、イラストにかける時間とかどのぐらいですか? 支離滅裂ですみません。藤村さんの生態が気になって(笑)お気に触りましたらお返事は結構です〜^^ …私は、3日徹夜する時もあれば、18時間寝てる時もありますよ!平均すると6時間前後は寝ています。サイト運営や、イラストや、日記や勉強は、みんな私の好きなことなので、寝る時間は本当に惜しいです。黒川の相手するくらいなら寝たいですけど (笑)。私は時間を有効に使うのが本当に苦手なので、もっと効率よく動けたら、サイトの更新ももっとできると思うんですけどね〜難しいです。あと、私はイラストは本当に描くの遅いので、かなり無駄な時間がかかっていると思われます。今のトップのイラストは、すごく早く描けた方で、8〜10時間くらいです。私の生態を気にしていただけるとはうれしいです!何かご参考になれば幸いです! ●12:38 はじめまして、以前からちょこちょこお邪魔しております。最近は星矢目当てじゃなくて黒川さんに会いに来ています笑 アポロンで来た黒川さんをすごく楽しみにしていますので 公開できる内容でしたら是非お願い致します…! …あああぁああ〜〜ありがとうございます…!!楽しみに…していて下さい…!!私の心を完全に打ち砕いた黒川のアポロンを…!! ●21:22 (「エリザベート観て来た〜」の方) 返信不要とのことですが、一言だけ…!!私の日記がきっかけで観たとのこと、本っ当に嬉しいです!!トート閣下いいですよね!!ドイツの黄泉の帝王はかっこよすぎだ!!(確かに、「トート」はドイツ語で「死」なので、死そのものという感じですよね。)私も、感想を頂いてまた観に行きたくなりました!!コメントどうもありがとうございます!!♪私の命ゆだねるそれは私だけに〜〜!! ●26日6:07 トムヤムクンに入っている葉っぱですが、細長いものならレモングラスだと思いますが。 …情報ありがとうございます。多分「パクチー(コリアンダー)」であることが判明いたしました。レモングラスも好きですし、確かにあいつも洗濯機っぽい味がしますよね(笑)。ありがとうございます!! ●12:22 再び、はむてるてるです。そうなんです、現実ならノーサンキュウなんですけど、神話だと萌えなんですよね〜。「時」についてわかりやすいご説明ありがとうございました。よい勉強になりました。考えてみたら「運」と「アマテラスオオミカミ」を比較するのは、変な感じです。文献もありがとうございます。「New Pauly」、探してみます。お忙しい中、本当にありがとうございました。お手を煩わせて、すいません。天候不順の毎日が続いてますのでお体にお気をつけくださいませ。 … こんにちは。「時」についてですが、ローマ時代以降では、「クロノス」と「クロノス」の混同は行われていたと思います。ギリシャ人は混同しなかったでしょうが、中世の人が二つを混同していたという文献は数多くあります。そしてすみません、「New Pauly」、調べてみたのですが、時の神のクロノスの項目はありませんでした…!すみません。やっぱり古代ではあんまり重要じゃない存在だったようです(笑)。何かいい文献があったらお知らせしますね、すみません!はむてるてるさんも、どうぞお体にはお気をつけて! ●11:59 いつも楽しく拝見させていただいております。他サイト様で気がついたのですがweb拍手CGI公式サイトでweb拍手のアップデートがあり、一言メッセージ入力フォームが複数行対応、また「お名前入力欄」「URL入力欄」が利用可能になったようです。よろしければ対応をご検討下さい。感想をお送りする際、溢れる想いで長文になりがちな私を始めとします藤村様のファンや、読まれる藤村様自身にも良い機能ではないかと思い老婆心から進言させていただきましたが、お気を悪くされましたら申し訳ありません。来週の黒川さんの生き様を期待しております。 …ありがとうございます!さっそく直させて頂きました!!いえ、こういうアドバイスはサイトをやっている側にとっては、何よりも有難いものです。本当にどうもありがとうございます!そうですよね、あの拍手のコメント欄では本当にご不便をおかけしたと思います。申し訳ありません。また何か「ここもっとこうした方がいい」 という点がありましたら、お教えいただけると有難く思います。今回は本当にどうもありがとうございました!黒川の生き様はぜひ期待なさっていて下さい!! ●14:50 藤倉きやさん …ああーーっ!!私の方こそどうもありがとうございますーー!!あ、あんな…すばらしい絵を頂いてしまって…むしろどうして「ここに!ここにサインも書いてくれ!」と言わなかったんだと、後悔するほど嬉しかったです…!本当にどうもありがとうございます!!企画段階の内密のおはなしもありましたので、後でメールかコメント送らせて頂きたいと思います!ヌード写真集は再販ないのです…!すみません…!!私も、きやさんとお話できて本当にうれしかったですっ!!私こそ大ファンです!!まじ大好きです!!これからも楽しみにしてます!! ●21:55 渋谷の文教堂に「アリーズ」の文庫版が売ってましたよ。御購入まだでしたら、黒川さんとの待ち合わせのついでにでも立ち寄ってみては(笑) 御武運をお祈りしています。 …実は4人(黒川、私、山田、西野)で渋谷散策して本屋にも入ったんですが…入ったのがブックファーストでした…。そして、みんなに「アリーズ探してるんだ!」 と言うと、「え!?お前アリーズ読んでなかったのかよ!?それガンダムでシャア知らないのと同じレベルだぞっ!」 と言われました。なんとしても読みます。情報ありがとうございます!! ●28日20:02 井戸から出て来れない貞子…爆笑しました。 …でも、黒川さんを実際見たら絶対そう思いますよ!(笑) ●29日1:47 パラ銀ありがとうございました!日記にも書いたのですが、藤村さまのお洋服、黒川さんTシャツだと一瞬思ってしまいました;スミマセン。今度は藤村さまの本を楽しみにしていますね!! あ、あと神話の「ニケ」についてもし何か知っているようでしたら教えていただけませんでしょうか? 玉虫 …ああ、あの黒のワンピースですか(笑)。こちらこそ、パラ銀の時はどうもありがとうございました!!ご本とアクセサリー、どちらもとても可愛くてやばい好きです!アクセサリーつけさせて頂いてます!!お茶もどうもありがとうございました!!私、お茶大好きなので、本当に嬉しかったです…しかも、ポットの中で花が咲く奴で本当に感動しました! ニケですが、どのようなことがお知りになりたいのでしょう?概説的なことなら、ギリシャ神話の辞典を見たほうがいいと思います。何か辞典には書いてないようなマニアックなことならぜひお力になりますよ! ●20:40 黒川さんが一体どんな格好で来てくださるのか、藤村さんの反応が一体どんなものなのか、日記でのご報告が非常に楽しみで仕方がないです。遠足前の小学生の如く、年甲斐もなくわくわくして、楽しみでしかたありません。 …コメントどうもありがとうございます!私も、本当にわくわくしました。そして、見事私の予想の斜めはるか上を行くような感じでした…!今日の日記、何か中途半端で分かりにくくてすみません。次回、必ず分かりやすく全貌をご報告させていただきたいと思いますので、もう少しお待ちいただければ幸いです!私たちが予測していたどんなものとも違う「アポロン」でしたよ! ●10月1日9:08 ニィです★黒川さんネタ大好きです!!って黒川さんネタ呼ばわりしてしまったwwあのナイトメアのジャックをもっとガイコツっぽくって・・・黒川さんほぼ骨じゃないですか!?黒川さんのイメージがホラーマンになってきました(笑) …いや、雰囲気がよ!(笑) 雰囲気がジャックなんです!多分、ちょっとは筋肉ある感じなんだと思うんですけど…なんかガイコツっぽい!それが黒川なんです!! 私も最初、ホラーマンって言おうと思ったんですけど、あんなに陽気な感じじゃないので断念しました(笑)。 ●10月2日4:46 こんばんは。いつも日記楽しく拝見しています。少し前の話題になりますが、ハーデス様の考えた「この世で一番残酷な拷問」は、私も藤村さんの周辺の男性陣同様に良く出来た(?)拷問だなと思いました。 ペルセポネーを奪いに来たとはいっても、冥界に乗り込んでくる以上、ペイリトゥースは痛めつけられることも殺されることも覚悟の上だったのではないでしょうか。ペルセポネーが手に入らないくらいなら死んだほうがマシ、とも言い換えられるかもしれません。 ハーデス様の拷問は、最初のうちはペイリトゥースにとって嬉しい状況かもしれません。命が助かり、恋する女性が近くにいる。でも、人間というのはやっぱり欲が出るものですから、日増しに辛さは募っていくように思います。変な例えかもしれませんが、ものすごくお腹が空いていて、鼻先に食べ物があるのに食べられないというような状況が近いのではないでしょうか。 それに藤村さんも触れていましたが、この拷問はハーデス様の考える一番辛い状況でもあると思います。ハーデス様もペルセポネーのことを奪って妻にしたわけですし、ペイリトゥースの心情はそれこそ自分のことのようにわかっているはずですから。 それでは長々と失礼いたしました。黒川さんがどんな格好でハチ公前に現れたのか楽しみにしています。 …こんばんは、日記、いつも楽しんで下さっているとのことどうもありがとうございます。そして、ハーデスさまの拷問法についてもご意見どうもありがとうございます。確かに、ペイリトゥースはどんな責め苦にも屈しそうにない、歴戦の戦士ですから、肉体への拷問は大して効きそうにもないですよね。私はタンスのカドに小指ぶつけただけで「ああ、もうダメだ。もう死ぬ」 ってくらい根性なしなので、絶対大岩ゴロゴロの方がツラいだろ! って思ってしまうのですが、ペイリトゥースはそうではないですよね。そして、ハーデスさまも絶対その事は見抜いていたんでしょうね。私に対する「一番つらい拷問」だったら絶対「大岩ゴロゴロ!」 って言うと思いますが(笑)、ペイリトゥースにとってはやはりあれが一番つらい拷問だったんでしょうね…そして、ハーデス様にとっても。コメントありがとうございます!黒川さんは期待してて下さい!
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コメント失礼します、お久しぶりです先輩!いつも大爆笑して拝見しています。 アポロン事件の詳細が気になる余りにコメントしてしまいましたが、なんか事の成行きにときめいちゃってるのは私だけですかね…!?ニヤニヤが止まりません… お忙しい中とは思いますが、次の記事楽しみにしております! それでは失礼しました〜 ..10/6 20:30(Mon)
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チョーご無沙汰しています。ふたご座の者です。 10/4「絶対やれる」観ました。奇遇にも?運命的に?アポロンの巻でしたよ。 タイムリーに観ていたらシシンさん悶死するところでしたね^o^/ ..10/6 23:00(Mon)
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ポピヨドンさん> いや…現に私も今、ときめいている (笑)。黒川さん、本当に素敵だったよ。本当にアポロンだったんだ…!今、次の記事更新したので、また楽しんでもらえれば嬉しいです!そして、また今度一緒に飲んだり食べたりしませんか?鍋とかやりたいよ!ポニョも語りたいし!!ふたご座さん> お久しぶりです!実は、公式サイトで事前に一回目はアポロンだと知っていたんです。だから見なかったんです…!悶死ってことはけっこうアポロンいい男でしたか?(笑)私はこれから観ます!コメントどうもありがとうございました! ..10/10 23:48(Fri)
2008. 10. 8 史上最大の危ないアポロン大作戦【完結編】 〜前編:あいつが演じたアポロン〜
2008. 10. 9 史上最大の危ないアポロン大作戦【完結編】 〜後半:私が愛したアポロン〜
【この記事は10月8日の記事の続きです。】 →つづき と、ここで再び山田先輩から電話が。 山田 『もしもしっ!?もしもし藤村ッ!?お前っ一体黒川に何されたっ!?どうして二人で雑踏の中、踊り狂ってるんだッ!?』 もう、山田先輩からしたら、 5分前まで『黒川のキンタマ握り潰す!』 ってトーンだった私が、突然、 私 「アポロン様がいらっしゃった!!アポロン様がいらっしゃったぁーっ!! 山田先輩っ!アポロンなんです!!見えるでしょ!?私の前にいるのはアポロンなんですっ!!」 山田 『正気に戻れぇえ〜〜ッ!! お前の目の前にいるその干からびたセミの抜け殻 みたいな男は どう見ても黒川だ!! アポロンじゃないっ!!』 そうじゃないっ!そうじゃないのよっ! 私のアポロンは…!ああっ、私の愛するアポロンは…! 美しい言葉で人間に真理を問いかける存在よ! 激しい一瞬の光を人の心に焼き付ける存在よっ!! 黒川は今、それをやったのっ! この渋谷の雑踏の中で!たった5分間の間に!! アポロンの最も愛すべきその本質を…私に体現してみせたのよっ!! こんなこと誰にも出来ないよ!! ああっ黒川…! この一瞬!確かにお前はアポロンだった!! 私の愛するアポロンだったわ…!! 私「いい夢をありがとう、アポロン…!そして黒川さん…!」 黒川「いえ…すみません。こんなのは本当にたまたま出来ただけです…!僕は、ただこういう言葉遊びが好きなだけで…。それに、 皆さんは忘れていると思いますが、僕の専門は黒魔術や神秘学というよりもギリシャ哲学 ですし。」 え?そうだっけ? 黒川「…だから、以前藤村さんが、 『哲学者ソクラテスのアポロンが好き』 と仰った時、すぐにこのアポロンの事を言っているとピンと来たんです!」 私「……」 黒川「ギリシャ哲学をやってる僕としても、そのアポロンは一番忘れがたい存在です! アポロンの謎かけから、哲学は始まったんですから!だから僕も、一度でいいから、このシーンをやってみたい! そう思ったんです!…勝手なことをして本当に申し訳ありません!」 ……黒川…!! お前さあ! 「いつも大学ではハブられております」 って言ってたけどさあ!! 「二人組作って〜」 っていうシーンでは いつも一人であまってる って言ってたけどさあ!! お前をハブってる連中にこんなことが出来るのかよ!! こんな素晴らしい事がそいつらに出来るのかよっ! 私、嫌いよっ!お前のことをハブる連中はみんな嫌いっ!! 私「――……黒川さん。」 黒川「はい?」 私 「…次のアポロンの誕生日に気をつけろ。私は必ず復讐するからな。」 黒川「…え!?ア、アポロンの誕生日…!?」 ――ソクラテスは 『アポロンを裏切るくらいなら死を選ぶ』 と言って死刑になった。 だけど、その判決が出たときは、ちょうどアポロンの誕生日が間近だったのよ。 アテナイでは、アポロンの誕生日の一ヶ月前からは、誰であろうとも死刑を執行することは許されない。 だから、ソクラテスの死刑は一ヶ月間伸ばされたのよ! 私 「だから、アポロンの誕生日を忘れるな!!その日お前が朝起きて部屋のドアを開けた瞬間! 500人の裁判員が座ってっからな!そんでお前の裁判始まるからね!!」 ソクラテスの裁判みたいに! 私 「私が 『お前はアポロンを信じていない!』 って言うから!!」 黒川 「そしたら僕は言いますよ!『私はアポロンを信じている!その証明として、私はアポロン自身を証人に立てる!』 」 私「 『神を証人にするとは、おこがましいにもほどがある!』 つってあなたに死刑判決を下したら!」 黒川「――『ハーデスの法廷で、アイアコスやミーノスやラダマンティスやトリプトレモスが…必ずや我々の上に正しい判決を下すであろう!』 」 私「ウフフフ…!」 黒川「アハハハ…!!」 山田 「――お前ら…なんで笑いながらグルングルン回ってるのよ…?」 振り向くと、スタバからこっちに来た山田と西野が、 頭からでっけぇハテナ出したまま突っ立っていました。 西野「…いったいぜんたい、どこがアポロンなんだ…???俺にはいつもどおりの黒川にしか見えんぞ…」 いいえ!!違います、彼は!ああっ、彼は、 アポリュオーン・エスティ・ソス。 アポローン・エスティ・ソス。 私を殺す者…私のアポロン。 ……… ――とまあ…今考えれば、 黒川さんからただ珍奇な文章が書かれたハンカチをもらっただけ のような気がしますが…あの時は本当に感動したのよ!なんかすごく内輪の話なので、見てくださっている人には伝わりにくくて申し訳ありませんが…! なんていうか、恥ずかしい話… 私、このところアポロンの事で落ち込んでいまして。 黒川さんに、「今何してます〜?」 って電話もらった時も、 「今は…部屋にあるアポロンの像の…オチンチンを見ながら泣いてます。」 ってことがあったりして。 だから、なんだかんだ言って黒川さんはアポロンを使って私を励ましてくれたんだなと思います。 本当にありがとう黒川さん!! ちなみに、 「彼はあなたを殺す者」 から、一字とるだけで 「アポロンはあなたのもの」 になるっていうのは…これはもう、本当に本当にすごいのよ! ギリシャ語の性質を完全に自分のものにしてないと組めない文章なのよっ!! 「殺す者」っていう普通名詞から、「アポロン」っていう固有名詞に代わることで、「あなたの」が独立して「あなたのもの」になるし!主語が「彼」から「アポロン」に代わるしさっ!! 本当にすごい!こんなの世界中で黒川くらいにしかできないんじゃないの!? っていうカンジで、才能の無駄使いもいいとこだと思います。 しかも、 「アポロンに愛される」 って、すなわち 「アポロンに殺される」 ってことだしな…。深い!すごい深いよ、この言葉!さっすがギリシャ哲学の人間だよ!! あと、ハンカチ自体も…なんか一枚の布切れから作って、レースとかも自分で縫いつけたみたいです。本当に才能の無駄使いです!! ああ、黒川さん…!! 大学で 「二人組作って〜」 ってなった時は、いつも一人で余ってる って言ってたけど、 黒川 「人数は偶数のはずなのに、なぜかいつも僕は余る。」 っつってたけど!! 一人で余って落ち込んだ時は、私が絶対行く!! 人数が奇数だろうが、素数だろうが虚数だろうが、絶対に私がお前を余らせねえよ!! ――そんなわけで、ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。そして、どうかこれだけは分かってほしい。実際の黒川はもっとすばらしかった。 私の文章力不足で再現しきれずに本当に残念です。 ちなみに、この後、時間あったから四人で 「ミレイ展」 に行ったりもしたのですが、その話はまた後日、機会があれば。 あ、「絶対やれる!ギリシャ神話」、撮っておいたやつ今から見ます〜! (ネタバレとかお心遣い下さったKさん、どうもありがとうございます!私、みなさんの感想読んでから見たりするのも好きなので、ネタバレとかのご心配は大丈夫ですよっ!お心遣いありがとうございます!) 拍手ありがとうございます!お返事は次回の日記に書きます!
2008. 10. 11 拍手お返事(10月3日〜7日)
拍手のお返事です!(10月3日〜7日)→続きを読む
またもやお返事が遅くなってすみません!分かりやすいように、一部を除いて頂いたコメントを載せさせてもらっています!こういうのが嫌な方いらっしゃったら申し訳ありません! ●10月3日18:19 こんばんは、黒猫です。アポロンの神託「トロイは、アイアコスよ、お前の手の働きが作った箇所で落とされるだろう。お前の四代目の子孫によって」。私も考えていて、ふと思ったのですが、こんな解釈はどうでしょう。「四代目」というのはアイアコス自身を一代目として数えて、ネオプトレモスで四代目、城壁に関しては「木馬が巨大すぎてトロイ人は城門の一部を壊して運び入れた」という逸話と関係していて、トロイ人が壊したその部分がまさにアイアコスが作った箇所、木馬作戦はネオプトレモスも参加していたので、彼が壊したといえなくも無い・・・く、苦しいですね。私はどちらかというとピンダロスが創作したor勢いで言っちゃった説に一票です(笑) 19:37 どうも、黒猫です。先ほどアポロンの神託をかなり屁理屈こねて解釈してみましたが、よく考えるとトロイってプリアモスの父親世代のときにヘラクレスに攻略されてるんですよね。アポロンとポセイドンの二神が作った城壁もヘラクレスの前には無力だったというわけで…でもこの場合、ヘラクレスがアイアコスが作った部分を打ち壊したのだとしても、「アイアコスの子孫」は何の関係もなくなるし…やはり神々の考えは私ども死すべき人間にはよく理解できないものなのですね…。黒川さんのアポロン姿、楽しみにしていますv 19:44 あ、もう一つ思い出しました。ヘラクレス軍の中で最初にトロイの城壁を破ったのはアイアコスの息子テラモンでしたね。でも彼はどう理屈をこねても四代目じゃない。四代目…謎は深まるばかりです(^^; …黒猫さん 、こんにちは。ご意見ありがとうございます。アイアコス自身を一代目と数える…という考え方は、私も黒川さんもしたのですが、でもギリシャ人はそういう数え方を普通はしないんです。そしてアイアコスが作った城壁の部分はその後の木馬作戦とはまったく関係ない場所なんですよ…。本当に不思議ですよね。ピンダロスが作っちゃった、という説を唱える人もいるのですが、私としては、 「現存していない我々の知らない神話があり、この話はその中の一つだ」 という説が有力なんじゃないかなあと思っています。ギリシャ神話の大元には、8つの「大叙事詩」というものがありましたが、その中で現存しているのは「イーリアス」と「オデュッセイア」だけです。ピンダロスは残りの散逸した6つの叙事詩の一つ、 「エホイアイ」 を参考にしているようなので、きっとその詩の中にアイアコスの城壁作りに関わる神話があったんじゃないかなあと思います。現存していない以上、確認のしようがなくて残念ですが…ああ、本当にどっからか「エホイアイ」の写本がポロっと出てこねえかなあー! という思いで毎日私は過ごしてます!!(笑)また、この神話が語られたのは、アイアコスの地元のアイギナだったので、ホメロスには載ってない、地元特有のマイナーなアイアコス神話というものがあったのかもしれません。いろいろとご意見どうもありがとうございました!とても参考になりました!! ●10月4日18:12 こんばんは、黒猫です。相変わらず藤村様の日記で楽しませていただいてます。ハーデス様が考えた最も過酷な拷問…改めて読むと何か斬新ですね。欲しいものが目の前にあるのに手が届かない。タンタロスの刑に似たところがありますね。私がペルセフォネーでしたら「毎日変な男によこしまな目でじろじろ見られるのは嫌だからやめて欲しい」と思うのですが(笑)。何かで聞いた話ですが、精神的に一番つらい拷問は、シシュポスのように無意味な労苦を延々と繰り返すことだそうです。ナチスの強制収容所では、午前中は囚人に延々と穴を掘らせ、午後はその穴を延々と埋めていく、という労働をさせたところもあったとか。それから古代ギリシャ人のキス問題、私もキスの習慣はあったと思います。だって「キス」って洋の東西、古今の区別なく見られる親愛の情を示す行動じゃないですか。日本でも「接吻」とか「口吸い」って単語があるくらいだし。もう「キス」は人類が進化の過程で本能に刻み付けて残した行動なんじゃないかと思ってます。藤村様とお仲間たちの言動を見ていると、「ああ、世の中にはこんなに古代ギリシャを愛している人たちがいるんだな」と幸せな気分になれます。そして黒川さん、専門は神秘学なのに、どうして古代ギリシャ神話にもそんなに愛着があるんですか(笑)。彼のアポロン姿の報告、楽しみにしています。そしてまた藤村様とお仲間たちに何か事件(?)が起こることを期待しています。では。 …「キス」が、人類の本能的行動だとしたら、歴史学というより人類学的な見地から見たほうがよさそうですね。確かに、古今東西人間はキスをしますものね。でも、その中でも民族差があることは面白いです。日本人は、本当に親しい人(恋人)とくらいしかキスをしませんが、欧米の人はもっとフランクにキスをしますからね…。あの後、いろいろと調べてみたのですが、ギリシャ人が「親愛のキス」と「恋愛のキス」を区別しなかった、というのは本当のようです。それを最初に区別したのはローマ人らしいです。だから、ギリシャ人は男女のロマンチックな恋愛の象徴として「キスシーン」を使うことはなかったんじゃないかなあと今は思っています。そして、黒川さんの専門は、神秘学というより哲学みたいです。私もすっかり忘れてましたが! (笑)哲学だと、プラトンが「法律」や「ゴルギアス」の中で、冥界の裁判について特別な言及している箇所があるので、トリプトレモスらには特別の思い入れがあったようです (笑)。コメントありがとうございます! ●19:15 はじめまして。リンクを辿りつつ、ほとんど偶然にこちらの日記を拝見して以来、日参させていただいております。最初は、「ギャアアア!ペルセフォネー!!!」の黒川氏の『呪詛のような歌』に大爆笑させていただいたことから、今は、『アポロンの君』の黒川氏がどんな風であったのか、心の底から楽しみでなりません!楽しそうな院生生活が羨ましいです。 ギリシャ旅行記も、サガ製作も、とても面白かったですが、今の、周囲の皆様の愉快さが楽しくてなりません(サランラップで槍を作ろうとしている山田先輩他・・・皆様素敵すぎです)。 先日のパラダイス銀河では、思わず、サガを扱っていらっしゃるサークルさんのところへ『あの・・・こういうサイトをされている方をご存知ないでしょうか?』と、ローラーかけてお尋ねしたい衝動を抑えるのが、非常に大変でした。でも、賢者の石を作るのではなくて、アポローンの君になってしまった黒川さんの行方(?)が今は気になります。色々とお忙しいと存じますが、これからも楽しみにしております。 ありがとうございました。 …はじめして。コメントどうもありがとうございます。黒川さんの歌…あの呪詛のごとき歌声を文章では完全には再現しきれずとても残念です!「お前どっから声出してんの!?」 っていうくらい不気味な声だったので!私もまさかあいつがアポローンの君にまで上り詰めるとは思ってなかったので本当にびっくりです。そして、パラ銀でそんなことをお考え下さっていたとは、なんだかとてもうれしいです!私も、パラ銀ではフラフラしてたので、直接お声をかけて下されば…って、いや、私が私だって分からないですよね! (笑)次回、私がスペースとって参加する際にはぜひお声をかけて下さればうれしいです。そして黒川さんのアポロン姿、楽しんでいただけたら幸いです!ではでは、コメントありがとうございました。これからもがんばります! ●21:49 こんばんは。はじめて参りましたが、サガがいっぱいで幸せな気持ちになりましたvお邪魔しました、ありがとうございました〜!「イワンの莫迦」イワンより …こんばんは!はじめまして、サイトに感想どうもありがとうございます!私も、イワンさんのサイトはいつもお邪魔しております!楽しい漫画がいっぱいでいつも幸せな気分になっています。コメントどうもありがとうございました! ●5日1:02 千早さんへ …お返事不要とのことですが、一言だけ!サイトの感想どうもありがとうございます。とてもうれしい内容で本当に幸せな気分を頂きました!本当にありがとうございました。これからもサイトを楽しみにしてくださればうれしいです。私のほうにも色々とお気遣いどうもありがとうございます!!(追伸:黒川さんのアポロン話も、楽しみにして下さってありがとうございます。先日アップしたので楽しんでいただけたら幸いです!) ●15:36 冥王十二宮OVAから黄金聖闘士にハマった新参者のです、秋継と申します。基本的にギャグな聖闘士が好きですが、ミロカミュやサガ受も好きです。まさかこんな素敵なサイトさんがあるとは!絵がとても綺麗で好きです!今まで損してました(笑)これからも頑張って下さいw更新楽しみに待ってます。 …はじめまして、コメントどうもありがとうございます!サイト、楽しんで頂けてうれしいです。そして、絵が綺麗と仰っていただけてとても光栄です。絵だけはせめて綺麗にがんばろうと思っているので…(笑)。これからもがんばります!どうもありがとうございました! ●6日19:21 いつも楽しく拝見してます。笑うことも一種の筋トレになるよね〜と大笑いしながらも、日記の黒川さんの続きがとっても気になります。一体何をしたんですかっっ!?黒川さん!!また楽しみにしていますね。 …黒川はマジで輝けるアポローンの君でした… 。と、いうことで、先日、日記の続きをアップしたので、楽しんでいただけたら幸いです!コメントどうもありがとうございました!! ●7日0:13 こんばんわ、レグルスですv日記拝読しましたぁ☆「黒川さんがアポロン」発言に思わず画面を凝視すること数分…どうしてもアポロンな黒川さんが想像できないv勝手に冥界神さんのイメージ持ってるからか、どうしても光明の神・アポロンと黒川さんが結びつきません!/=>▽<=;\一体、どんな意表をつくアポロンなのか気になります〜vv …こんばんは!私も黒川は冥界神のイメージでした!黒川がアポロンになるまでは (笑)。まあ、見た目は相変わらず冥界神 ですが、中身はアポロンでした!日記、先日アップしたので楽しんでいただけたらうれしいです!ほんと、意表をつかれましたよっ!! ●21:55 こんにちはシシンさん!黒川アポロンが非常に気になる心を抑えてどうか質問させて下さい。先日ギリシャ旅行に行きまして、1日クルーズでアイギナ島に立ち寄った際、アパイアー神殿観光に行ったのですが、そのときガイドさんから「アパイアーは隠された光の女神です」と説明されました。しかし手持ちのギリシア・ローマ神話辞典という本ではブリトマルティスやアルテミスと同一視されたという程度でしか書かれておらず、ブリトマルティスの話も特に関係するものはなく…これは単にガイドさんがそう言ってただけ、くらいで受け取っていればいいのか?それとも私の知らない話が?と悶々考えた末に「それでもシシンさんなら…シシンさんなら何とかしてくれる…」と図々しくも質問させていただいた次第です。お忙しいと思いますので、面倒でしたらどうぞ流してやって下さい。…といいつつアルテミスについて、彼女はアポロンの妹とされていますが、アポロンより先に生まれていますよね。これは古代ギリシャでは後から生まれた方が弟妹となるのでしょうか?ギリシャ神話に興味を持って日が浅いため、シシンさんのサイトで見聞きするお話がとても新鮮で楽しいです。いつもありがとうございます! …こんにちは、コメントありがとうございます!さて、アイギナのアパイアについてですが、もともとは彼女はクレタ島で生まれた女神です。しかし、クレタの王ミーノスが彼女に恋をしてしつこく追い掛け回すようになると、処女を守りたかったアパイアはクレタ島を捨て、アイギナまで泳いできました。しかし、彼女はアイギナ島でも猟師たちに恋をされて、追いかけまわされた ので、もういい加減うんざりして 森の中で姿を消した、という神話があります。そして彼女が姿を消した場所というのが、現在アパイア神殿が建っている場所です。(そして「アパイア」という名も「見えざる者」という意味です)さて、彼女はアイギナ島でしか崇拝されていない女神ですが、前述のとおり、彼女の生まれはクレタ島です。そしてブリトマルティスもクレタ島生まれの処女神なので、アパイアと性質が非常に似ているため、同一視されているというわけです。 そしてもう一つのご質問ですが、アポロンとアルテミスは双子です。ギリシャでは、双子に対してどっちが兄(姉)で、どっちが妹(弟)か、というようなことはほとんど気にされません。 なので、元のギリシャ神話では、アルテミスに対してアポロンが兄のように振舞ったり、逆に弟として振舞ったり、というようなことはありません。ただ、アポロンの方がアルテミスよりも格上の神なので、一見兄のように振舞っている、という風に見えるかもしれないです。あと、 アポロンが一方的にどえらいシスコン なので、兄が妹を心配しているように見えちゃいますけどね!(笑)。…こんなカンジでよろしかったでしょうか?私の話を楽しいと仰ってくださってうれしいです!これからも、また楽しんでいただけたらとてもうれしいです。 ●10月10日12:07 tukIです。こんにちは。いや、どんなアポロンが東京に降り立ったのか楽しみで狂いそうです!山田先輩は黒川さ…アポロンに念願のキスはしたのでしょうか!?(笑) …こんにちは!いや〜山田先輩には黒川はアポロンには見えなかったそうです!(笑)私だけみたいです。コメントどうもありがとうございます!
2008. 10. 12 拍手のお返事(10月11日〜13日)
↑まえにギリシャで買った、「オリンポス十二神チョコ」 の賞味期限が切れ掛かっていることに気づき、今急いで食べています。 これをみんなのお土産に買って、「好きなのからどうぞ〜」って言うと、まずアポロンとヘルメスから無くなっていく から面白いです!いつも最後にヘパイストスが大量に残っている (笑)。ちなみに、ハーデス様は最初からいません。 そんなわけで、以下拍手のお返事です!!(10月11日〜13日)→続きを読む
コメントどうもありがとうございます!! そして、分かりやすいように、一部を除いて頂いたコメントを載せさせてもらっています!こういうのが嫌な方いらっしゃったら申し訳ありません! ●11日0:33 ニィです、日記読みました!!もう黒川さんめっちゃイイ人じゃないですか!!あたしの中で、錬金術師→変なTシャツ好き→ガイコツ男→陰気なホラーマン→アポロンっぽいホラーマンまでレベルアップ(!?)しましたよ!!しかし手作りのハンカチって・・・手芸とか得意なんですかね。何故か脳裏に浮かんだのは藁人形制作してる映像だったことに驚きました。私は黒川さんを何だと思って・・・(汗 …ニィさんの中の黒川さんのイメージの変遷が私とほぼ一緒でウケました(笑)。私の中でも黒川さんのイメージは今「アポロンっぽいガイコツ」 です!!手作りのハンカチには私もビックリです…!というか一人暮らしの男の家にミシンがある ということ自体にビックリですよ!わら人形…絶対作ってる(笑)。コメントありがとうございました! ●0:55 日記、拝読しました。黒川さん、まさかそのような形でアポロンになるなんて……! 残念ながらまだギリシャ語をよく理解できていない私にも、シシン様の感動がひしひしと伝わってきましたよ! 「二人組作って〜」のときは私も無害な背後霊程度でいいから混ぜていただきたいと思うくらいに!何と言うか、漆黒のムードメイカー(色々な意味で)とでもいうような印象の黒川さんがこんなに輝いて見える日が来るとは思いませんでした。無関係の人間にも感動をありがとうございます黒川さん、そしてアポロンとの出逢いおめでとうございましたシシン様。 …漆黒のムードメイカー!(笑)確かに!!(笑)私もこんな日が来るとは思っていなくて本当にびっくりです!地面の底の闇の中に住んでる馬の骨がいきなり光り輝く美青年になった んですから…!私の感動が少しでもお伝えできたなら本望です。コメントどうもありがとうございました! ●1:24 こんばんは!華美夜綾乃です。黒川氏のアポロン見ました!いや、流石黒川氏でしたね。大分度肝を抜かれました。法で定められていなかったら全裸になっていたのかと節々疑問に思う点はありましたが(笑)今回の一連の黒川氏の出来事を実は妹と拝見していたのですが妹はどうやら黒川氏のオトメン(乙女男子)な部分にやられてすっかり虜です(笑)ハンカチ手作りとか素晴らしいぐらいのオトメンっぷりに私も普通に感動してましたが偶数でも余るって所で一気に肺と腹を持ってかれました。いや、うん、本気でやばいです。後、ミレイ展の話もぜひ楽しみにしています。ミレイの絵は繊細で少女達の表情がとても愛らしく、風景画なども細かい魂の篭った作品が多いのでとても大好きな画家だったりするのでぜひ感想を御聞きしたいです。 …ああっ華美夜さん、こんばんは!確かにオトメンですよね!ハンカチも綺麗に縫ってありましたし、「こいつなんでこんなことできるんだろ!?」 と疑問に思っています。山田先輩たちと、「こんど黒川のアパート押しかけようぜっ!」 っていう計画が水面下で立ち上がってるので、部屋もオトメンかどうか確かめに行ってみようと思います(笑)。ミレイ展は黒川さんがミレイ好き(←オトメンだ!) なので行きたいと言い出したので、みんなで行ってきました。ミレイは繊細で愛らしいイラストを描くので私も大好きです!そして、黒川さんが売店で売っていた「オフィーリア」のTシャツに「うわーーっ!これは絶対買いだぁーっ!!」 っつって即買いしていた のが印象的でした…。それに対して、芸術を全く解さぬ山田先輩が、「やめとけよ!そんな水面に死体が浮いてるTシャツなんか!」 と言っていたのも印象的でした。みんな極端ですよね(笑)。 ●2:22 黒川さんのアポロン計画感動しました!!!キのこです!!黒川さんは素晴らしい人ですね!素敵!!!ああああわたしもアポロンにお会いしたいです!><シシンさんの周りは素敵な人でいっぱいですね!羨ましいです!わたしもギリシャ神話について勉強したいです><>< …キのこさんこんにちはー!パラ銀ではいきなり押しかけてすみませんでした!!お会いできて嬉しかったです!黒川アポロンすごい素敵でしたよー!もう、世界中の人に「見よ!これがアポロンだーっ!」 と言いたい位に!でも、次会ったときに黒川を見たらやっぱりただのガイコツでした。 1夜限りのマジック…。コメントどうもありがとうございます!ギリシャ神話おもしろいんで、ぜひ色々読んでみてくださいっ! ●2:28 紅です!うわああああ〜〜〜〜〜!!!!!黒川 アポロン様! カッコ良すぎるーーーっ!!!!!3部作にして、前後編大作完結編お疲れ様です!!!読ませて下さってありがとうございましたーっ!めっちゃ面白かったのも(超勿論)あるんですが、もー、素敵すぎます!シシンさんの感動超伝わりますよーってか一緒に大感動ですよーっ!とりあえず今は興奮が過ぎてこの程度しか言えないんですけど、でもリアルタイムの感動をお伝えしたく…!あと「私にはこう見えた」のアポロン様絵もすんごく素敵でした…! あと、ネタバレはですね…「私が」したくないんです!無しでシシンさんに御覧頂きたいうという、完全に私側の願望からの行動です…!こちらこそ、お気遣いありがとうございます!あーもー、それにしてもシシンさんのハートをガッチリキャッチにも程がある黒川さんが正直羨ましいー!なんですけど(笑いつつマジの目)、しかし私もハートを射抜かれまくりというこの…!この…!(悶えながら逃走。)(こんなコメントで本当すみません!←やはり謝らずには…。) …紅さんーーっ!!黒川めちゃくちゃアポロンですよねーーーっ!! いやーもうあの時の感動を少しでもお伝えできていたら本望ですっ!!本当に私は感動しちゃって…!!「私にはこう見えた」のアポロンにもコメントをどうもありがとうございます!私、日記の絵はいつもすげー適当に書いているので、「まあ、無いよりましか…」くらいのヤツなので本当にお恥ずかしい限りなのですが、紅さんに素敵と仰っていただけてとても嬉しいですっ!どうもありがとうございます!ネタバレについては、色々とどうもありがとうございます…!そして、私も観たので、ぜひ紅さんのご感想もお伺いしたく思います!!紅さんには黒川さん同様、ハートをガッチリキャッチされてますよ!!イラストも綺麗だしトークも面白いし!ゼウスとアポロン比較論も楽しみにしております!! ●16:30 黒猫です。黒川さん、本当にスゴイ人ですね。予想の斜め上をいくハイセンス…!藤村様と黒川さんの掛け合いはソクラテス裁判のものですか?「ソクラテスの心に理性の光を投げかけたアポロンの神託(謎かけ)」がとても気になります。良かったら教えてください。ああ〜、私にもっと古代ギリシャの知識があれば、藤村様の日記を倍にして楽しめるのに…我ながら口惜しいです。いつもながら、このサイト、この日記、とてもためになります! …本当に、ハイセンスですよね…!私と黒川の掛け合いはソクラテスの裁判の時のものを…アレンジ?したもの、というカンジです。二人とも勢いで喋ってたので、全然正確なセリフではないのですが…(笑)。ソクラテスに対するアポロンの神託は、「この世でソクラテス以上の知者はいない。汝、己自身を知れ」 というものです。この「汝自身を知れ」は、最初「身の程を知れ」という意味だと解釈されたのですが、ソクラテスは「私は、私自身が何も知らないことを知っている。」という考えを導いて、あの有名な「無知の知」 へと至ったわけです。ためになると仰っていただけてうれしいです!こちらこそ、いつもコメントどうもありがとうございます! ●17:29 こんにちは。いつも楽しく拝見させて頂いております♪黒川アポロンが御降臨されましたね!!外見のイメージ画像ハーデス様というのが、ハチ公ケルベロスを従えていて泣かせます。6月8日の日記で「АΠΟΛΛΩΝといえばギリシャの太陽神だけど、一字加えてАΠΟΛΛΥΩΝにすれば“破壊者”の意味になる」とあったのは、この為の伏線だったのかー!それにしても、黒川さんって、こんな神業ができる方なのに「僕は堕天使です!」とか言っちゃうハミ子だなんて、面白い方ですね☆Tシャツ・マフラー・ハンカチ…彼の次回作が楽しみです♪因みに、今回のTシャツ文字は何だったのでしょうか?又、レースのハンカチと云うと15世紀以降のヴェネツィアの貴婦人の持ち物なイメージがあるのですが、古代ギリシャの人々はハンカチを使用していたのでしょうか?当時の服…は無理だから(笑)、小物関係で現在でも使われている物があれば、興味があります。時期を外しちゃったけれど、黒川アポロンを称えて、ボエドロミア祭でもかましたい気分です(笑)。又の更新を楽しみにしています♪ …こんにちは、コメントどうもありがとうございます!そうですね、「apollon」と「apolluon」をかけるのは、古代ギリシャ時代からあった有名な親父ギャグ なので、もちろん私も知っていました。ですが、このどうしようもない親父ギャグ をあんな印象的な文章にして、あの場に出してくるという黒川の機知!! 本当におどろきです!あ、なぜハンカチだったのか、という点は私も黒川に聞きました。そしたら、 黒川「最初はTシャツにしようと思いました。」 私「――って私絶対着ねえよそんなTシャツ!!」 黒川「ですよね?そう言うと思って、ハンカチにしました。」 ――という流れなので、ハンカチ自体はギリシャとは何の関係もありません。古代ギリシャの小物だと、ピンとかブローチとかネックレスでしょうけど…さすがにそれを作る力は無かったと見える(笑)。コメントありがとうございました。あ、黒川さんのTシャツの文字は「ミソアントロポース」(=人間嫌い) でした! ●17:59 こんにちわ、レグルスですv日記の黒川さんに思わずときめいてしまいました…ッ><;なんて言うか、見た瞬間、『きゅん…v』藤村さんの絵が可愛い綺麗なのは前々から存じておりましたが、黒川さん可愛すぎです!ハチ公をケルベロスに見せるほどの方なのに可愛い!!アポロンの文章はもう本当に目から鱗!見た目ばかりを想像していた自分の頭の固さを思い知りましたv支離滅裂な文章ですが、最後に一言…黒川さん、惚れましたぁvvv …こんにちは!多分、実物を見たら「あの胸のトキメキを返せ!」ってなると思いますよ!(笑)私の絵を可愛い綺麗と評してくださってうれしいです…!でも、我ながらあのハーデスは黒川さんにけっこう似てると思います。 黒川さん、あんなかんじです。私も、見た目で攻めてくるとばかり思っていたので、今回の黒川の作戦には見事やられました…!コメントありがとうございます!!黒川さんにほれてくれてありがとう、と私が黒川に成り代わってお礼を述べさせていただきます! ●12日0:17 はじめましてロキと申します。以前からは拝見させていただいていたのですが、黒川さんがあまりにも素敵だったので書かせていただきました。ソクラテスみたいな体験なんてそうそう出来るもんじゃないですものね。ハンカチがすごく綺麗でTシャツ同様手作りというのが一段と凄いです。黒川さんが余ってるのなら、私が行きたいって思えました。 是非、また彼の記事期待してますwそして、藤村サマがアポロンに愛されて、謎が解ける日を心待ちにしております。 …はじめまして!以前から見ていて下さったとのこと、とても嬉しいです。どうもありがとうございます!そうですね、私は一度でいいからソクラテス体験してみたい!と思っていたので、今回のことは本当に感動しました。ハンカチは…なんで一介の男子学生にこんなことができるんだ??というレベルで綺麗に縫われていて驚いています。コメントありがとうございました!いつかアポロンに愛されて謎を解きます!! ●0:56 こんばんは!ポピヨドンです。黒川さん事件の真相読みました。すごいですね!素人の私でもユプシロン取った下りで鳥肌立ちました!黒川さんについてお聞きしたいので、今度飲みませんか…!?ポニョについても!私は来週1週間休み取ってるので、時間が合えばぜひ遊んでください〜!それでは失礼しました。 …ポピヨドンさんーー!私も、ユプシロン取ることに気づいた時は本当に感動したよ…!この日記では書けないような黒川話も大量にあるので、ぜひ聞いてほしい!っつーか、この前、黒川さんがウチの大学に来たのよ! (笑)その話とか!ジブリトークもしたいし!ああっ、ちょっと待って、後でメールするね!! ●13日0:55 「オリンポス」と言うギリシャ神話の漫画がつい最近出たのですが、ご存知でしょうか。私はあまり詳しくないのと絵柄でよく分からなかったのですが、アポロンとポセイドンとラストにほんのちょびっとのハーデスさまらしき人が登場してました。神話に詳しい方なら楽しめると思います。あっ、なぜかアポロン(?)だと思われる人物が黒髪でした。アポロンは金髪ですよね、確か。 …その漫画、黒川さんたちと渋谷徘徊してる時に入った本屋で確か見ました。「お前、これ買えよ!ギリシャ神話だってよ!」と山田先輩に言われたのですが、結局買わずじまいで…!でも、気になります!!アポロン黒髪…?なんか、理由がありそうで面白そうですね!!情報どうもありがとうございます!! ●23:19 先週土曜日の渋谷での飲み会でご一緒した♂の方です。その節は非常にお世話になりました!もう、腹の底から笑わせてもらいましたよ。終始シモネタの話題が多くて、本当に楽しかった…、のですが、せっかくの機会だったというのに、「人見知り」+「憧れの藤村さんの前で緊張」+「舞い上がり」のトリプルコンボで、もう一杯一杯でした…。もっとちゃんと話したかった。愛想の無い奴でしたが、できればまたSらの共々遊んでやってください。それではまた。これからもサイト楽しみにしています! …こちらこそ先日は本当にどうもありがとうございました!とても楽しかったです!私も腹の底から笑いました。特に後輩さんのお話超笑いました…「…そんなこと言って、カウパーどくどく出ちゃってるんだろ!?」「いえ、出てないです!」 の流れは、本当に本人に対してもぜひやって頂きたく…!(笑)というか、上の日記で、色々とネタにしてしまってすみません…!メルアドとか大丈夫だったでしょうか…。でも、あのメルアドは本当にうらやましい限りです!!/…そんなに緊張していらしたとは、すみません…!ていうか、だったら古代ギリシャの男よろしく、公園で●●●●するなんて到底無理じゃないですか!! (笑)やっぱり絶対緊張して無理ですって!!(笑)…こちらこそ、ぜひまたお二人と一緒に飲ませてください!!
2008. 10. 18 ローマ vs ギリシャ、神話描写対決 〜ハーデス様カーセックス疑惑をめぐる一考察〜 +拍手お返事
『ペルセポネーの姿を目にとめた瞬間、 その一瞬で冥王は恋に落ちた。 たちまち彼は彼女を奪い去る――それほどに一瞬の恋。 彼女は驚いて、悲しげな声で仲間を、 わけても母親の名を呼び続ける。 そうしながら、着ている服が上から引き裂かれたので、 集めた花が、解けた下着からこぼれ落ちた。 こんな風に、せっかく摘んだ花を無くしてしまった事こそが、 何よりも彼女の悲しみを誘ったのだ。 まだ幼さの残る乙女の、なんという無垢な心。』 ――ああっもうさすが「マスター・オブ・ラヴ」 と謳われたローマの詩人・オウィディウスの文章よ…!! 「彼女を一目見ただけで、 ハーデスはオチンチンがカチンコチンになって訳わかんなくなっちゃいました」 ってだけのシーンをどうしてここまで美しい文脈で表現できるのよ!! なんなんだよ、もー!ローマ人がこんな美しく神話を書くからさ、 ギリシャ神話が全部ローマに持っていかれちゃうのよね! まったく何やってんだよギリシャ人は!!お前たちの神話だろっ!! ――なんて思っているところを、ローマ史の西野先輩が、 西野「ローマではな、 『処女を殺してはいけない』 っていう法律があるんだよ。だから、ハーデスは処女のペルセポネーを冥界に連れて行くことができない。…これがどういう意味か分かるな? つまり、ハーデスは彼女を冥界に連れ去る馬車の上でヤった!! これは歴史上初のカーセックス!! わははは!ローマ版のこの神話はギリシャ人の書けなかったカーセックスを見事に書ききったのだぁ〜〜っ!!」 アッタマ来た!! どうせローマが一番なんだろ!?要は!?ローマが正しいんだろう、全部!! 生まれた時からチンコ剥きやがってよ! 心の底で 「どうせギリシャ人なんか全員包茎」 みたいなことを思ってんだろ、どうせアイツら!! ギリシャみたく「ヤリチンも童貞も関係ねえ!俺たち全員包茎同士!みんなで協力してペルシャ食い止めっぞ!!」 っていう一体感を味わったことがねぇからさぁ、あーゆー神話が書けるんだろ、アイツら!? そういう性格だから「カーセックス!」とか言って興奮できるんだろ!? そんなんじゃねぇよ、ギリシャは!!ギリシャ神話は…!! ――ということで、今からハーデスとペルセポネーの神話を例にあげて、ローマ版のギリシャ神話と、ギリシャ版の神話を徹底的に比較します! その中で、 一体ギリシャ人の書くギリシャ神話のどこがダメなのか を検討してみたいと思います! まず冒頭の、ハーデスがペルセポネーを連れ去るシーン。 ローマのオウィディウスがあそこまで美しく描いたシーン…特に、 「ペルセポネーにとっては、服が破かれたことより、花を無くした事の方が悲しかった」 のところなんて、なんていうか、彼女の純粋さとかを上手く表現しつつ、これから彼女の純潔が奪われることも暗示してて、もう完璧よ!! ――このシーンを、よ? …じゃあギリシャ人はどう書いたか 、って話でしょ!? <ギリシャ人側の描写> 『ペルセフォネーの叔父であり、多くの者を治め、 多くの者を迎える神にして、多くの名を持つクロノスの御子(=ハーデス) が、 不死なる馬を御し、嫌がる乙女を 無理やりにさらっていったのであった。』 ――だからお前たちはダメなんだよ。 ハーデス様にビビるあまり、「ハーデス」という名を出さずにいかにハーデスを表現するか でイッパイッパイになっちゃってんのよっ!! しかも、「多くの多くの」言いすぎだろ!! それじゃあハーデス様の褒めポイントが「とにかくいっぱい持ってる!」 って事だけ だと逆に吐露しているようなモンだっ!! お前たちがそんな事うだうだ言ってる間に、オウィディウスは 「ディス(※ハーデスのラテン語読み)」 一語で済まして次の話題に行ってるのよっ!! そんなことだからギリシャ神話がローマ人に持ってかれちゃうんだよ――っ!! まあ、このシーンだけ見るとローマの圧勝かもしれませんが… じゃあ、もうちょっと前のシーンも見てみよう。 まずは、 ハーデスがペルセポネーに恋をする直前までの描写 です。 ローマのオウディウス版 は――エトナ火山の噴火にともなう大地震から始まります。 『(前略)――すると、地震が起こり、 静まり返った冥界の王者さえも、飛び上がって不安を覚えた。 「もし 今の地震で地面に大きな裂け目ができて、 そこから日の光が差し込んだりでもしたら―― 亡者たちが驚いて怖がるかもしれぬ」』 … 一番ビビってるのはお前さん自身じゃね? という点は置いといて、 もうなんだろ、この… 「亡者のことも心配してる優しいハーデス様」 っていうの!? 「ああこの人デートで歩道歩くときは、車道側を歩いてくれそう!」ないし、 「トイレ入った後は便座を下げておいてくれそう!!」 だろ!――アポロンだったらぜってぇこんな事しねえ!! この気配りはほんとすごい! しかも、 『――この厄災 (=日が差し込んで亡者が怖がる) を恐れた冥王は、 暗き冥界を出ると、黒馬にひかせた車に乗って、 用心深くシケリアの地底を見て回った。』 自分で行っちゃう!! 「トイレの電球切れたから替えといて」 レベルの仕事を社長自ら行っちゃう!! 部下に行かせるんじゃなく、冥界の王みずから…! ハーデス様、すっごい部下想い!!もしくは正直冥界ではハブられてる かのどっちか!! ――さて、ローマ側がここまで魅力的なハーデス像を打ち出してきているのに対して、 じゃあ ギリシャ側は、というと、 …特に描写は無し 、っていう。 あのねえ、すっごい重要じゃん!?なんでハーデスが地上に出てきたか 、ってのは! なのにギリシャ版の神話だと、その点は完全スルーで、 完璧にハーデス様はいきなり地面から飛び出して来た人!! ペルセポネーが 4tトラックだったら、かわしきれずに轢いちゃって、完全にペッチャンコになっちゃってるよそんな男!! この後も、ローマ側が、『暗い冥界の岩影にいるハーデスが、日のさす花畑にいるペルセポネーを見つける』、という見事な光陰の対比で冒頭のシーンにつなげているのに対し、 ギリシャ側 は…まあ、その花畑に、 ハーデスが彼女をひきつけるために、 一輪の水仙の花を咲かせる わけですが… 一説では、その水仙は……ハーデスの男根 の暗喩です 、と。 ペルセポネーを見てオギンオギンになっちゃったハーデス様の男根です 、と。 そんなもんを暗喩してるヒマがあるなら他に喩えるべきものがあるだろーッ!! いい歳こいた男のカチンコチンの男根 を可憐な花に喩えている場合じゃないのよっ!! ああ〜〜っそんなことしてるからだ!! そんなんだから全部ローマに持ってかれちゃうのよっ!! 今ギリシャ神話だと思われてるものなんか全部ローマのオウィディウスが作ったものじゃんか!! そんなことしてるから、ギリシャ神話がローマのものになっちゃったのよ!! ――と、まあ、ここまでギリシャ側をボロクソに言ってしまいましたが… 私はそれでも、ギリシャ側の方の神話の方が好きです。 「ハーデス」という一単語すらビビって口に出せずに、遠まわし表現しちゃうのも、こいつらが本当にハーデスのことを信じてたからよ! その気持ちがなくなっちゃえば、神話なんかただの物語よ! ローマ人は、もちろんギリシャ人ほど「ハーデス」を信じていたわけじゃないから、あそこまで完璧で美しい神話の物語が書けたのよ。 だけど、それができずに、ハーデスの遠まわし表現でうだうだやってるギリシャ人が、私はとても好き。 そして、オウィディウスの神話ももちろん同じくらい好きです。 これで円満解決…とはいかないわよ。 一つ重大な問題が残ってるわよ! てか、 マジでローマ側のハーデス様ってカーセックスしたのかよ!? 「ローマでは、処女は殺してはならない」って確かにそうだもんな…! だけどさ、 「馬車」っていうけど、屋根があって、完全な個室になってて…ていうあの「馬車」のことじゃないのよ!? サンタのソリみたいな奴よ!? 全然「カー」じゃないわよ、「カー」じゃ!! え?ちょっと待って、今、オウィディウスの神話読み返したけどさ… ハーデス様、御者ナシで一人で来てるよね、これ!? 右手で 馬の手綱を操って、左手でニャンニャン、だけどオチンチンは一輪の花、 ってどんな大道芸師よ!! 無理無理!絶対無理!それは!! 西野の「カーセックス説」完全に敗れたり!! だいたい、古代の馬車って意味わかんないくらい揺れるから、馬を操ってなくても事に及ぶなんてのは無理だろう…。 「でも、だったらペルセポネーの服を破く意味が無いじゃん」 とか言われたけどさ、もう、元のラテン語を読んで御覧なさい、と! ハーデス様が能動的に破ったんじゃない! 二人でもみ合ってる内に偶然破けちゃった、ってニュアンスよ!! ハーデス様的には「あっ!スミマセン、服破けちゃいました!!」 だよ!決してヤる気満々で破いたわけじゃない…と信じたい!! まあ、分かりませんけどね、 男根を一輪の花に喩えられてるような男の考えなんか。 だけど、ギリシャ側、ローマ側、多少の差異はあるにせよ、 ハーデス様が 「世界中を敵に回しても彼女を自分のものにする!」 という態度で描かれてるのはすごくいいなあと思います。 そして、なぜこんな話をし出したのかというと、 今の時期は、古代ギリシャでもハローウィーンというか、冥界祭り がある季節だからです。 多くの者を治め、多くの者を迎える神にして、多くの名を持つクロノスの御子! ペルセポネーといつまでもお幸せに! (あっ、ちなみに、最初に置いてある絵の、 『不死なる神々も、不死なる人間も、その声(=ペルセポネーの叫び声)を聞いたものは誰一人いなかった。』 という文章は、ギリシャ側の描写です。ギリシャの描写も情緒があっていいですよね。でも、この後に 『二人の姿を見ていたのは、太陽(ヘリオス)だけだった。』 と続くので、背景を夜にしてしまったのは本当に失敗でした…。 ああ〜っいつかこのシーンを18禁の漫画で描きたい! いつか絶対書く!!) 拍手ありがとうございます! いつもとても励みになっております。 以下、頂いたコメントのお返事です!→続きを読む
●23:08 そらのさん> 返信不要とのことですが一言!こちらこそ、先日はどうもありがとうございました…!彼氏さんのメアドは本当にすごかったです。あれは、ギリシャ行ったらアイドルになれるレベルです!(笑)ワインですが、私は甘いの大好きなので全然おいしく頂けました。「さすが、アポロンの愛は甘いエロスの味がするわ」 とかどうしようも無い事考えてました。軍師・黒川 は完全に諸刃の剣になるかもしれません…が、ぜひ次回の復讐をお楽しみに!(笑) ●22:54 こんばんは。いつも楽しく拝見させて頂いております♪アポロンなアドレスって、格好良い〜っ☆世の中には、黒川さんみたく、時々アポロンな方が存在されるんですね!lykios死体の家の復讐の顛末も、日記掲載可能であれば、楽しみにしています♪黒川参謀と共に頑張ってください!こちらのサイトを訪れるようになってから、ギリシャ神話を「ギリシャ人の手による〜」「ローマ人の手による〜」「キリスト教徒の手による〜」と意識して読み分けるようにしたら、自分が好きな話は、殆どオイディウスの作品だった事に気付かされて、呆気にとられてしまいました。くっ…流石「tenerorun lusor amorum」め!(笑)。彼自身は都ローマから追放されたけれど、発行当時からベストセラーであった「ARS AMATORIA」は禁書になっていないのが面白いですね。公式の理由なのに、中途半端な制裁だわ(苦笑)。…個人的には、ローマの文筆業者最初の追放は、アウグストゥスの身内に対する怒りの“とばっちり説”が好きですが、正式に勉強されている方からみると、どうなんでしょう?旅行記に登場されている「殿下」や「西野先輩」の意見を拝聴したいものです。又の更新を楽しみにしています♪ …冒頭の「アポロンなアドレスって、格好良い〜っ☆」の部分は、ぜひそらのさんの彼氏さんにお伝えしたいです。なんか、誰にもアドレスを褒められたことがない、とそらのさんたちが仰っていたので(笑)。コメントをどうもありがとうございます。そうそう、このオウィディウスに関するコメントを頂いて、そういえば、「西野先輩とこういう話したな〜」と思い出し、今日の日記を書かせていただきました。「好きな神話がほとんどオウィディウス〜」とか、本当に気持ちわかります。彼の神話は綺麗ですもんね!そして、私も、オウィディウスはただのとばっちり追放だと思います。だって…彼の文章、追放受けるほどまでエロくはないんじゃないか!?と思うんです。もっと酷い事書いてる連中いっぱいいんぞ! っていう…だから、発禁にもなってないんじゃないかと…。西野はこういう文芸関係にはまったくもって理解を示さぬ奴なので(だからカーセックスとか言えちゃうんですよね!)、どちらかというと黒川さんの方がおもしろい答えを返してくれそうです。今度聞いてみますね!ありがとうございました!
2008. 10. 19 拍手のお返事(10月17、18日)
やっちまった…「絶対やれる!ギリシャ神話」の時間、30分間違えた…。 テレビ着けたら終わってた……。 拍手どうもありがとうございます! 以下、コメントのお返事です!(10月17、18日)→続きを読む
●18日14:27 こんにちはTと申します。自宅にMYミシンを持つ独身男。全ての偶数を奇数にする男。現代に降臨したアポロン。様々な渾名が止めどなく紡がれる、そんな黒川さんが大好きです。 藤村さんの影響で、ギリシャ神話が何となく気になる存在になっている今日この頃なのですが、書店でのあおりに惹かれZERO-SUMコミックスの「オリンポス」という漫画を買ってしまいました。内容はオリジナル展開で期待していたものとは少し違いましたがこれからの展開が気になる作品でした。だって1巻の最後にハーデス様が…機会がありましたら是非ご覧になってみてください。ハーデス様は素敵でした。この作品のハーデス様、なんだかかなりイロモノ的な容姿でしたが、ギリシャ神話をよく知らない人間にとっては何か強そうなのに薄幸そうで黒ければハーデス様。(←私の勝手なイメージです)そういう意味で考えるとこのハーデス様(オプションついてて)豪華だな…と妙に納得してしまいました。 紹介させていただいたのに「絶対やれるギリシャ神話」は自分の地方では放送されず寂しい限りですが、藤村さんの感想だけでも非常に楽しいです。また面白い回がありましたら是非感想をお願いします。また、入門的なギリシャ神話書籍にお薦めがございましたら是非ご紹介下さい。 …「全ての偶数を奇数にする男」 …!!その肩書きだけ聞くとめちゃくちゃカッコイイ!!でも現物は単にハブられてるだけ!! (笑)…こんにちは、黒川さんにスーパーかっこいい肩書きをどうもありがとうございます。本人に伝えておきます!黒川さんは、ネット上だとみなさん「好き」と仰ってくださるのに、現実だとどうしてあんなに人気が無いのかと私は不思議でしょうがないです。本当に、魅力的な人なんですけどね…。/私の影響で神話が気になっているとのこと、とても嬉しいです!ぜひ、ちゃんとした神話の本とかも読まれてみてください!「オリンポス」は私も気になっております。ハーデス様、超気になります…!!情報どうもありがとうございます。確かに、神話の神様の容姿が分からずとも、黒コゲのヤモリみたいなのが出てきたらハーデス様。 これを抑えておけば絶対大丈夫です! (笑)「絶対やれる〜」、ご紹介くださってどうもありがとうございました。多分、教えていただかねば絶対知らなかったです。本当にありがとうございます。はい、ハーデス様の回とか来たら死ぬ気で実況ないし感想を書かせていただきます! ギリシャ神話の入門的な書籍でしたら、オウィディウスの『変身物語』 か、ブルフィンチ著の『ギリシャ・ローマ神話』 をお勧めします。物語的でおもしろいです。でも、一番のオススメは、マニアックですが、『ホメーロスの諸神讃歌』 です! ●16:25 いつも楽しく日記を読ませてもらってます!いろいろギリシャ神話の解説本などありますが、シシン様の解説が一番好きです。すごく愛を感じます!!花畑に咲く一輪の水仙がハーデス様のオチンチンの暗喩っていうのを初めて知ったときに、「ハーデス様(のオチンチン)は可憐なんだな」と思って胸がきゅんとしましたが、冷静に考えるといろいろアウトですね(主に私の頭が)。ペルセフォネーにもぎ取られなくて本当によかったと思ってます。サガ様の絵も美しくていつもハァハァしながら見ています。これからもいろいろ頑張ってください。 …私の解説を好きと仰ってくださって本当に光栄です!!ありがとうございます!私も、「水仙に喩えられるってことは、ハーデス様、絶対包茎だな…」 と考えてきゅんとしましたぜ。サガのイラストにも感想を下さってありがとうございます。そろそろトップイラストも変えなきゃな…と思っているので、また美しいと仰っていただけるようなサガイラストをがんばって書きたいと思います。どうもありがとうございます! ●20:23 12神チョコレートに最初からいないハーデス様に涙しつつ、こんにちは(こんばんは)!紅です!まさかの第二アポロン様な上にハーデス様まで…!シシンさんの周りは刺客が多すぎですね!(笑)拝読してても、凄く素敵なカップルさんで、凄さにのけぞりつつホッコリしてしまいました♪ そして…!シシンさん画のアポロンとハーデス様が並んでるとか、勘弁して下さいッ!てなりました…!(眩すぎる…!)(それにしても、普段接点全然ナシな感じのふたりですが、まさに光と闇!て感じで並ぶと映えますね…!)そして、本日の更新でまた盛大に萌え転がらせて頂きました…!毎回言います!(笑)イラストも超素敵です!(ところで本文読んだ後だと水仙の位置にちょっと余計な思考が入って来…ゲホゲホ/笑) …私も、「オリンポス神チョコ!!どこかにハーデス様がいるはずだッ!絶対いるはずだ〜〜!!……無い、か…。」 っていう絶望を味わって本当に涙しました。今でも、どれか一つくらいはハーデスがあるんじゃないかとずっと探し続けています(笑)。本当に、まさか渋谷で二度までもアポロンを拝まされるとは思っていなくて、本当に驚きました…!そして、ああ!またイラストにコメントどうもありがとうございます…!超うれしいです!!確かに、この二人、全然接点ねーな… と思っていたのですが、見た目はいい感じに対照的ですよね!アポロンとディオニュソスのバランスには負けるかもしれませんが、この二人もなかなかいいじゃん!と思いなおしました。そして、水仙の位置…!私も「やっちまった。」 と思いました!(笑) どうも我が身を振り返ってみると、私はギリシャ側のギリシャ神話の方にばかり触れているという珍しいケースなのかも…と自分語りをしてしまいつつ、なのでオウィディウス版にはシシンさんの所で初めて触れてウットリ…!――で、ありつつ、私もやっぱりギリシャのギリシャ神話が好きです。あの、不器用さが堪らなくイイと言いますか…。不器用な分だけ生っぽく、いかにギリシャ人の生活に根付いていたかというか、ギリシャ人にとって神話が「リアル」であったか…!というのが肌身に感じられる気がする…と、また勝手な論を…。というか、ローマ人が素敵な二次創作(笑)を生み出しまくったのは、それだけ元のギリシャ神話が魅力的だったという事で、隙があるからこそ、想像する余地もある=ローマ人、語る事できまくり!楽しく創作しちゃうぞ!かな…と。(※シシンさんの所で触れさせて頂くだけでも十二分に、ローマ側のロマンチックギリシャ神話も凄く好き…なことは前提の上で…!) …ギリシャ側の神話の方に多く触れてる、って確かに珍しいパターンですよ!かなりうらやましいです。私は、神話を勉強していて、「う〜ん、ローマ側のイメージは全部締め出さねば」となった時に、「アレもコレもソレも全部ローマだ…」と気づかされますよ…。それほど、オウィディウスの影響力は偉大だったんだなあとしみじみ感じます…!/ギリシャ側の神話は、紅さんが仰っるように、本当に「リアル」ですよね!!あの「リアルさ」は本当にうらやましい…!ローマ側はハーデス様がペルセポネーをさらいに来るまでの経緯を色々理由つけているのに対して、ギリシャ側は「いきなり」出てきた、っていう描写も…「ハーデス様がいきなり花畑に出てきてもまったく不自然じゃないよ!ハーデス様案外いきなり出てくるよ!」 っていうハーデス様との距離の近さ?っていうものが背景にあるような気がします。 で、絵にも載せられている、ギリシャ側の描写が凄く好きです…!あのシーンって本当、平和な昼の光の中に突如ザックリと現れる闇の切れ目、そこから現れるハーデス様…という鮮やかでダイナミックな対比が好きで…! 燦々と明るい日差しの中なのに、突如奪われるペルセポネーを太陽しか見ていないという、光は明るいのに絶望的な孤独感というか、明るさが逆に厳しさを感じさせるというか…そして割けた地が戻ると同時に、また先刻と変わらぬ平穏な昼の光景、けれどそこからペルセポネーの姿だけが(誰にも知られず)失われている…というこの対比が…!――っと、語りまくってすみません…!それにしても、カー×ッ××…!いやもう、神様なので揺れまくる馬車も何のそのな気がしますというか、私の脳内でもめくるめく18禁光景が…(笑)。 …いやー私もあの情景が本当に大好きなんですよ〜〜っ!!あの、太陽の下の絶望感というか!本当にいいですよね〜〜!!鮮やかな花畑に、突如異質なものが現れるカンジとか…!光と闇の対比が本当にダイナミックです!!いつかこの情景を本気で描きたいなあといつも思っています!!そして、カーセックス…そうか、神様だから案外余裕か!? (笑)いや…でも揺れすぎて入らない んじゃ…?あ、でも、ハーデス様の馬なら、すごいスペック高いだろうし、低振動なら絶対いける!! ――なんて想像するのがまた楽しいんですよね!!(笑) そして、ひ、比較論なのですが…溜めてしまった分だけお恥かしい…別に大したことではなく、以前にゼウス様とアポロン様の差をお話させて頂いた事のチョロッと補足程度なのですが…。ゼウス様は、それこそ、雨とか白鳥とかもそうなんですけど、何と言っても「抱きたい女の夫」に化けて抱くのも全然平気で、本当にただただ肉体だけ手に入れれば良い(しかも、だいたい1度で気が済む)のに比して、アポロン様は、本当に真正面から口説いてるよね…!という事に、改めて思いを馳せてしまいまして…!溢れる自信もあるんでしょうけど(笑)、常に「アポロンとして」口説いているところがイイなあ!と。相手側も抱かれても良いと思わなければ抱かないというか、口説いている時は、ちゃんと相手の心ごと欲しがってる感がするところが、好きだしアポロン許せちゃうぜ!(私にとって)という点かなぁ…と。愛したいし、自分も愛して欲しい…という感情が、相手のことを思ってる間は、ちゃんとある…と言いますか。例え刹那でも、その期間中はド本気な感じがするので…アポロン、好きです! (なので…自分の所でも書きましたが、「絶対やれる!〜」面白かったんですけど、一部本当にショックが…ッ!)物で釣るとかはしてるんですけど(笑)、でも本当に常に「アポロンとして」正面から相手を本気で口説こうとするところが好きです!(2回目…。) …うお〜〜!比較論きたーーーっ!! 超楽しみにしてましたぁ〜〜っ!ゼウスが時には「変身して」事に及ぶのに対して、アポロンはいつも「アポロンとして」…というところにはっとさせられました!そして…ゼウスが、「セックスしてえ」 で女を抱いて、終わったらそれまでっぽいのに対して、アポロンは、確かに「愛してる!そして、私を愛し返して欲しい」 っていう気持ちが根本にあるんですよね!そしていつも悲劇でおわっちゃうところもいいなあ〜と思います。ギリシャ中から愛されている神として、誰か一人のもの(夫)になるのは許されない、という彼の宿命がそこに垣間見えるかんじです…はぁ〜アポロンいいなァ〜!紅さんのお話を聞いていると、これまで以上にアポロンが好きになります!!(「絶対やれる!〜」は私も紅さんのところの感想を読んでショックでした…! ) いつも落ち着こうとしても、シシンさんの所に来て何かお伝えしようとした時点で冷静さがスッ飛んでしまい…また一方的に語りまくってすみません!本当予告していた分だけ…比較論、本当、以前語った事のオマケ程度で大したことなくてすみません…!(あとハートガッチリキャッチできてますとか、本当ありがとうございます…!毎度いつかズレるんじゃないかとドキドキですが…/笑)いつも(シシンさんのサイトでの>)素敵な時間を本当にありがとうございますv失礼致しました〜っ! …本当に、いつも素敵なコメントをどうもありがとうございます!!あっ、「ズレるかも」なんて全然気にしないでください!私が勝手にうんうん言ってるだけですから!というか、私は紅さんのアポロンのイメージにすごく影響うけてます!昔は、ものすごいヤリチンのことを「ゼウスとアポロンみたいだな!」みたく言っていたのですが、紅さんの二人の比較等を聞いてから、「いや…アポロンは『ヤリチン』っていうのとはちょっと違う。」 と思い直すようになりました。こちらこそ、紅さんのサイトにはいつも素敵な時間を頂いております!!まじでハートをガッシリつかまれまくりです!本当にどうもありがとうございます!!
2008. 10. 20 おまけ:ローマ vs ギリシャ 神話描写対決 〜コロニス殺し +拍手のお返事(19日)
<画像> ――恋焦がれるアポロンは、残酷な処罰を悔やんだが、悲しいかな、もう手遅れだった。 くずおれた彼女をひしと抱いて、死なせまいと手を尽くすが、あまりにも遅すぎる。 試みた医術の術も、ついにむなしかった。 神は胸の底からうめきをもらした。 天上の神々は、涙で頬をぬらすことすら許されないからだ。 それでもアポロンは、乙女の胸に、もう喜ばれもしない香水をふり注ぎ、 そして何度も抱擁をあたえた。 非情にもわが手にかけた、彼女のために。』 ――突然何が始まっちゃったの? という感じですみません。昨日の 「ローマ vs ギリシャ 神話描写対決」 の流れで、ちょっと2コマ漫画などを描いてみました。 アポロンが一番輝いてるシーンといえばコレだろ!! ローマの詩人、オウィディウスが書いた、アポロンがカラスに恋人コロニスの浮気を告げられて、逆上してコロニスを殺しちゃうシーン …! もうあの自信過剰のカタマリ みたいな男が、弓も矢も竪琴も投げ捨てて、月桂樹も取り落として、髪ふりみだして、「自分が憎い!」よ!?…もうこのシーンすごいわよ!!さすがオウィディウスだよっ!!すごすぎる!! ――まあ、ローマ側がここまで美しいアポロン神話を打ち出して来ているのに対して、じゃあギリシャ側はどんな風に描いてるんだ? って話でしょ? 「どうせ、ハーデスの時みたくものすごく淡白に書いてるんでしょ!? アポロン『あっ!スミマセン、矢ぁ刺さっちゃいました!!』 くらいのトーンなんだろ!?どうせ!」って思うでしょ!? ――もうビックリするわよ!? ギリシャ側のこのアポロンとコロニスの話は、 神話じゃなくて、史実なのよっ! どういうことか、って言うと、 ある時、(現実の)ギリシャ人たちの間で、こういう話題になったんです。 ギリシャ人A「――そういや、 医神アスクレピオス っているじゃん?あいつって、アポロンとコロニスの息子 らしいな。知ってた?」 ギリシャ人B「マジで!? だって、コロニスって、アポロンに殺されたんだろ?!絶対ちがうって!」 A「いや、マジだって!!」 B「信じらんね〜よ!そんじゃあ、 今からデルフォイに行ってアポロンにウソかホントか直接聞き行こーぜ!!」 ――アポロンてさ、神様じゃん!!実在する人じゃないのよ!? 「アポロンに直接聞き行こーぜ!」 !? そんなの私たちの感覚から言ったら、 コンビニの店員が肉まんにラブレター出すようなモンじゃん!! アポロンとの距離近すぎだろ! 「ちょっとお隣のアポロンに回覧板回してくるわ!」 くらいの近さ!!いいなぁ〜! ――話がそれましたが、この二人がデルフォイのアポロンの神託所に行って、 次のように問いかけました。 「医神アスクレピオスは、あなたとコロニスの息子なんですか、アポロン?」 すると、巫女の口を介して、 アポロンからこのような答えが返ってきた。 「死す べき運命の人間を救う者、アスクレピオスよ。 そなたを産み落としたのは、私と愛で交じり合ったコロニス。 ああ、懐かしいコロニス。 岩がちなエピダウロスの地で、私は彼女を愛した。」 ――こんなの反則だろ。 直接、アポロンに思い出の中のコロニスを語らせるなんて…!! 本当に、ギリシャでは神話が歴史に組み込まれていて反則だよ…!! そんなのどんな美しい物語で神話を描こうが絶対勝てない! ローマ側がどんなに強いムシキング のカードを持っていようと…! 『オオクワガタ』のカード切ってきても、ダメだね!こっちには『バルサン』のカードあっから!! ってレベルの反則!! ギリシャ側では、アポロン自身の台詞はこの一言だけなのに! でもこの一言だけで、すべてが伝わる!! …愛していたんだな、アポロン…!コロニスを…!本当に!アポロン…!! アポロンって、いい。本当にいい! ――そんなわけで、昨日「絶対やれる!ギリシャ神話」を見逃した腹いせ に書いてみました。 拍手ありがとうございます! 19日のコメントのお返事はこの続きに、それ以前は前日の日記にあります! →続きを読む
●19日16:39 先日「オリンポス」と言う漫画を紹介した物です。作者の方がギリシャ神話の公式の設定を無視してるとあとがきに書いてましたので、もしかしたらお気に召さないかもしれません。ハーデス様がキリスト教の悪魔の姿と似てましたし。きちんと確認もせずに薦めてしまって申し訳ないです。申し訳ないついでに悩みなんですが、友人にハーデス様の良い所を知ってる限りで伝え好きになってもらおうとしてるのですが全然駄目です。とっておきのハーデス様にときめく話はないでしょうか。 …わざわざどうもありがとうございます!いや、私自身も「ハーデスなんか絶対ティッシュカバー作りを趣味にしてるような根暗男だぞ」 くらいの勝手な設定をしてるので、全然大丈夫です!お気遣いどうもありがとうございます。むしろ悪魔ハーデス様ちょいと気になりますよ! とっておきのハーデス話 ですか…!?うーん、実は一個ものすごく出し惜しみしてる話があります(笑)。 「ペルセポネー」っていう名前は、ハーデス様が彼女に贈った名前なのですが、その意味が… っていう…。なかなか一言にまとめるのは難しいので、近いうちにまた日記で書きますね!それまでは、とにかく「部下想い」とか、「ものすごく愛妻家」、「冷徹だけど、ペルセポネーのお願い事ならなんでも聞いちゃう」とか、そういう話でご友人様の興味をつないでおいてください!(笑) ●0:52 シシンさんが拍手レスを書いていらっしゃる真っ最中かもしれない間にこんばんは!(笑)紅です!っっっっぎゃあーーーー!!!!!不意打ち!不意打ち返しされた…!ちょっ…シシンさん画のアポロン様MAXシーン2コマ漫画、です、と、か…!あーもー「憎い…!この色の選び方がまた憎い…!」です…!そしてオウィディウス、ヤバすぎでしょうよ…!(涙を流すことも許されず呻くのみ、と、か…!ぎゃー!)と萌え転がってたらギリシャ側にトドメを刺されたんですけど…たんですけど…!とっ…とんだ三段構えの効果絶大すぎるトラップなんですけど…ですけど…!シシンさーん!(語る言葉をなくし、ただ叫ぶのみってゆー…。) …昨日のハーデス様のお返しです!! (とか言ってみる。笑)いや〜〜昨日は紅さんのハーデス様に興奮して完全に訳分かんなくさせられましたよ!!全然眠れませんでしたよ!!そして、ハーデス様に見とれてたら、「絶対やれる!〜」が終わってた、っていう…!でも、テレビよりハーデス様見つめてるほうが絶対有意義な時間でした!/オウィディウスやばいですよね!!「涙を流すことも許されず〜」のところは、私も最初読んだときゴロンゴロン萌え転がりましたよ!!いいですよね、ここの描写――っ!もうアポロンの苦悩がひしひし伝わってくる…!でも、それとは打って変わって、ギリシャ側の穏やかなアポロンのセリフがまた…!! …っは〜、しっかし、ギリシャ側は本当反則です…流石ですよ本家…!もうアポロンはどんな心情でこの台詞を言ってるんだろう…アポロン…アポロン…!と!(支離滅裂も程々に>自分)愛で交じり合ったって表現もイイなぁ…。あーもーアポロン様は噛めば噛むほどイイ(笑)です!ってか、ギリシャ神話のこの尽きぬ噛み応え(笑)よ…!それにしても、肉まんにラブレターとか、まさかのバルサンとか、シシンさんの比喩の破壊力には毎度全面降伏です! …本当に、さすが本家ですよね…!これには勝てねえ…!そして、一体アポロンはどんな気持ちでこのセリフを…!アポロンの頭には、エピダウロスで愛し合ったコロニスとの思い出が浮かんだだろうなあ、とか…懐かしさ、哀しみ、愛情…色々なものがまじってますよね。「愛で交じり合った」の部分は、若干私の意訳です…。原文では、なんというか、すごく訳しにくい表現だったので…(アポロン様のお言葉は美しすぎて、私ごとき若輩には表現しきれない…!) 。「ギリシャ神話の噛み応え」に超ウケました!確かに!本当に、噛み応えありますよね!!「ギリシャ神話つまらない」って言ってる連中はよく噛んでないからだよ!! と言いたい!(笑)アポロンなんかほんと、スルメみたいですよね!噛めば噛むほどいい味出すわ、あの男!! ではでは…あっ!そうだ…!丁度こちらのレスで補足させて頂こうかと思ってたのですが、コロニス繋がりだし!ゼウス様とアポロン様比較ですけれども、それこそ「(愛に殉じて)死ぬことのできる人間が羨ましい!」みたいな事って、もう本当ゼウス様の思考回路にはチラリとも掠める機会なんて絶対ないよ!――とかって事を書き忘れました!――と、書き逃げします!失礼致しましたーっ! …確かに、そうですね!ゼウスって、「世界中が死んでも俺だけ生き残る気まんまんだぜ!」 っていう感じですよね(笑)。…アポロンは、なんだかんだ言っていつも「愛している者に殺される」っていう究極の状態を夢見ている気がします!コメントどうもありがとうございます〜〜〜っ!!
2008. 10. 24 神話をクソ真面目に描いてみる企画〜オルフェウスのラストソング〜
――どうせ今日も 「ウワーっ!?オチンチンがっ!オチンチンがとれちゃったぁ〜っ!!」 とかそんなどうしようもない下ネタで始まると思うでしょ?始まらないの、それが。 今日は真面目に語ってみたい、ギリシャ神話を! 楽人オルフェウス の物語を。 死んだ妻を取り返すため、冥界のハーデスの前で彼が吟じた歌は、それはそれは悲しく美しかったという。 だけど、私は、彼が人生最後に歌ったこの歌の方が美しいと思うんです。 (以下、流血表現注意。) ――――――――――――――――――――――――――― 1 2 3 4 5 6 7 ―――――――――――――――――――――――――――――― (※…「ヒアシンス(ヒュアキントスの花)」は、古代ギリシャではパンジーの一種ことです。多分今は無い種類。) ――あ〜なんか私が描くと全然ダメで申し訳ないんですが、 オルフェウスは、酒神ディオニュソスに自分のことを崇拝する(歌う)ように命じられるも、 「僕が崇拝してるのはアポロンただ一人だから、お前さんのことは歌えない。」 。 で、嫉妬したディオニュソスに八つ裂きにされながら、最後首だけになっても歌ってる、という…。 っつーか、そりゃあ自分のライバル(アポロン)ののろけソング延々聞かされたら、私がディオニュソスでもコイツぶっ転がすよ!! 「いつ俺の歌になるのかなぁ〜……って最後までアポロンかよ!!」 って感じだったと思うよ、ディオニュソス! 「もう意味が分からない!!俺の大っ嫌いなアポロンが美少年とニャンニャンしてる歌を延々聞かされた!! 」 ってそりゃあ怒るだろ!! だけど、オルフェウスにとっては、自分に楽才を与えたのはアポロンだし、 最後もアポロンの歌を歌って殺されたい。とか、 歌の中のアポロンのヒュアキントスへの嘆きに、自分と奥さんへの思いを重ねてる。とか、 かつて奥さんを取り返すために、ハーデスの前で歌ったという過去、 だけど今は、死ぬためにディオニュソスの前で歌ってる、という対比とか、 八つ裂きにされながら、自分の体に滴る血の真紅に、 そうだ、この色をアポロンは愛したんだ。とか、 アポロンは養子である僕のことも、ヒュアキントスのように 愛してくれただろうか、 そして、僕は妻と同じ場所に行けるんだろうか。 とか、色々な考えがめぐっただろうなあ!とかさあ! 『わが父アポロンは誰よりもそれを愛した』 にはもうオルフェウスの万感の思いが込められてるんだろうなあとか!――…… ああっ!これよね!ギリシャ神話ってこれよね!! この美しさも醜さも全部詰まってるような感じ!! ――それに引き換えアポロンの うっかり八兵衛 っぷりと言ったら…。 アポロンはさ……なんていうか自分の「医術の神」っていう特性をまるで生かせてない わよね。 どうでもいい連中がケガした時には治せるのにさ!大切な人は治せないのよね!! ディオニュソスが、 「俺の体が八つ裂きに!頼むくっつけてくれ!!」 とか、 ハーデス様が 「肩に矢が刺さったぁああ〜〜もうダメ!もう私死ぬ!!」 って時は普通に治せるのにさ! あのさ、 ディオニュソスとハーデスなんて、そんなのアポロンにとっては一番どうでもいい連中じゃん。 「アイツらが今死ぬだろ…。問題無い! 」 ってレベルじゃん! 「なめときゃ治る。」 くらいの診断でいい連中じゃん!!そういう連中は治せてどうして…! それとも、あれなのかな!?大切な人だとテンパっちゃって手術に手が着けられなくなっちゃうとか!? アポロン 「ああっ、メス!私のメスがない!メスどこー!?……あっ!あったッ…… ってこれ万能ネギじゃんかよーっ!!」 ――真面目に話するとか言って、結局こんな話に…! でも、ギリシャでは神が人間を「殺す」という行為は、時に「愛する」という行為よりも強いつながりをもたらしてしまうもの、と考えられています。 なので、当然アポロンとヒュアキントスは一緒に祭られていますが、 それと同じくらいディオニュソスとオルフェウスの二人も一緒に祭られてることが多い という…。皮肉ですよね。 それに、 オルフェウスは、不死になっちゃったから、死んで奥さんと一緒になることもできなかったんじゃないかなあ。 あ、それと私は、「アポロンは誰よりも彼を『愛した』」と書いてしまいましたが、元のラテン語だと「delixit」という動詞で、これは 「重宝した」 とか 「選び出した」 とか、 「大事にした」 とかそういうニュアンスなので、恋愛してるという感じではない気がする。 ・・・・・・・・・・・ そして、すみません、 11月の初めまで日記とかサイトの更新は難しくなります。 10月末からちょっと大きな発表がありまして… ほんと、私、オルフェウスよろしくハーデス様の御前で一曲吟じる心境よ!! ああっ、もう絶対ハーデス様泣かせたる!!涙でぐじんぐじんにしてやるよ!! 絶対あの氷の心を溶かすような発表をして…!絶対ギリシャ神話を助けたる!だからどうか、アポロン!私に力を貸してくれ…!! そんなわけで、しばらく空けま〜す!つっても、2週間弱だから見た目にはあんま変わりないでしょうが、私的には、ほんと冥界に突撃する心境だからさ…! あっ、明日の「絶対やれる!ギリシャ神話」の感想は書けたらこの後に書きますぜ! 拍手のお返事はこの下に書きます!少々お待ちを!
藤村シシン 古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。 高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。 ◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。お仕事のご依頼 : euermo★gmail.com (*をアットマークに変えて送って下さい) 書籍『古代ギリシャのリアル』発売中。 ★よく出てくる宿敵「黒川君」 については →【黒川wiki】 をご参照下さい。 各種リンク twitter(基本的にここにいます) 「藤村一味」まとめ (古代ギリシャ、 呪術ナイトなどのトゥギャッターまとめ) 古代ギリシャナイト 歌って踊って喋って祭儀する、古代ギリシャ総合エンターテイメントですtwilog (ツイッターのログ) (ピクシブ) 私のサイト(ギリシャ神話の創作とか)