++ 偏西風−Mistral− ++
風の吹くまま、気の向くまま。。。

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2008. 6. 25. Wed ジョギングは早朝に 23
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    2008. 6. 25. Wed
      ジョギングは早朝に 23
  
お話、所々直してUPしなおしました。 
けど、どこ直したかわからんて。 
 
なんかもう事象の説明が大変で・・・。 
もう少しすっきりするためには、もっとシンプルに結論へいった方がいいのか。 
自分は事件を全部(犯人と手口まで)知ってるわけで、でも、登場人物は知らないわけで、それをいつどうやってわからせるのかってのが難しいですね。 
レニーは頭は悪くないけど、相棒の右京さんみたいな名探偵、なわけじゃないからね。 
名刑事、だといいけど・・・脅しと度胸は一流だと思うけどね(笑)。 
 
 
レニーがレビンソンに向かって薄い笑みを浮かべ、指を1本立ててみせた。 
「さて、ここで問題。そもそも、前の晩、向かいの部屋の女性が見たのは、ブレンダ本人だったのだろうか? 顔は見たのかな? 」 
レニーの言葉に、レビンソンはわずかにためらった。 
「・・・いや、はっきりと見たとは言ってなかったな。だが、後姿が間違いなくブレンダだったと言ってた。他にも目撃者と一緒に友人が2人ほどいたが、そっちはブレンダを知らないそうだ。だから水色のワンピースを着た女性が車に乗り込んだ、としかわからない」 
 
「やっぱりね。まさに、そこがこの事件のネックなんだ。そして次の日」 
と、レニーはうなずいて指を2本立て、軽く片目にあてた。 
「目撃者その2。ジョニー・コベットともう1人の女性」 
「パティ・ハリス」 
と、レビンソン。 
「オーケイ。ジョニーとパティが公園で水色のワンピースを着た女性の死体、のようなもの、を見た」 
「のようなもの、か? 死体じゃないならなんだ? 」 
BBが眉をひそめた。 
 
「まぁ、それは根拠も証拠もないからあとで」 
レニーは小さく笑うと、BBの手から報告書をとり端からめくり始めた。 
「ジョニーとパティは、カヴァーディールと知り合いじゃないのかな? 調べてあるかい? 」 
しゃべりつつレニーの視線はページをすばやくなめ、手は一定のリズムを刻みながら止まらずにページをめくる。
 
 
..2008/6/25 23:32
  

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