++ 偏西風−Mistral− ++
風の吹くまま、気の向くまま。。。

2008. 6. 30. Mon ジョギングは早朝に 27 
2008. 6. 29. Sun ジョギングは早朝に 26
2008. 6. 28. Sat ジョギングは早朝に 25
2008. 6. 26. Thu ジョギングは早朝に 24 シュールだが....
2008. 6. 25. Wed ジョギングは早朝に 23
2008. 6. 24. Tue 第二のミー●ホープ?
2008. 6. 23. Mon ジョギングは早朝に 22
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    2008. 6. 30. Mon
      ジョギングは早朝に 27 
  
そろそろ表紙を替えないとなぁ、と思いつつ、先週も描けずに終わってしまった。 
うむむむ。 
とりあえず、↓ジョギングくらい終わらないとな。 
ここのところ、文章週間です。 
お絵かきモードに入らないと描けません。 
誰か気力下さい〜。 
 
本日で同僚のNさんがお仕事から離れます。 
いいな〜っ(おい) 
しんどいお仕事、お疲れ様でしたっ! 
(うちのヘルプよりハードですから) 
 
それにしても、おかげで金魚鉢の中は男ばっか! 
ワタクシだけですか、女性。>一応な 
(ほらそこ、あんたも含めてじゃないの?、とか言わないように!) 
おねぃさん、いないと潤いがなさ過ぎ。 
若いおねぃさん、入れようよ〜! 
 
 
パティは、顔を引きつらせたまま何も答えない。 
「あの日はすげぇ厚化粧していたみたいだけど、今日は普通だな」 
レニーはわざとらしくパティのそばで身体をかがめ、顔を覗き込んで耳元でささやいた。 
パティの頬に、うっすらと血が昇っているのがはっきりとわかる。 
レニーはパティの向かい側に座り、唇に薄い笑いをのせた。 
「その顔だとおれのこと、ちゃんと覚えてるみたいだな」 
パティの喉がごくりと鳴るのが、レニーのところまで聞こえた。 
 
彼女が気づかぬうちに、いつのまにか音もなく入ってきた大男のBBも、レニーの隣に座る。 
「な、なんなのよ、あんたたち。こんなところに人を呼び出して。一体何がしたいわけ? あたしは忙しいんだからね」 
声が震えているのがいまいましいとばかりに、パティは椅子に深く座りなおした。 
「パトリシア・ハリス、通称パティ。22歳。セイントストリートのブティック、ブラックロゼリィに勤めている」 
レニーの隣でBBが静かに書類を読み上げた。 
 
「パティ、君は大学の近くの公園で、ジョニー・コベットと一緒に、ブレンダ・ロギンスの死体を発見した。そうだね? 」 
BBが優しい声で訊くと、 
「そうよ」 
と、パティはふくれっつらのままうなずいた。 
「そばまで寄ってみた? 触ったりしたかな?」 
「そばには寄ってない。死体になんか触ったりしてない。気持ち悪いじゃない。何ヤード(1ヤード=0.9144メートル)も離れてたわよ」 
「そうか、そりゃそうだな」 
BBがうなずこうとしたとき、 
「嘘をつくな、嘘を」 
唇に酷薄そうな笑みを浮かべたレニーが身を乗り出した。 
「何が嘘よ」 
「何ヤードも離れてた、だと? 何のたわごとだ? 」 
声音は静かだが、中に冷たいものが含まれている。 
整った顔のレニーの鋭い瞳は、氷の刃のようにパティを射すくめた。 
「あんたがブレンダから何ヤードも離れてた、なんてのは大嘘なんだよ」
 
 
パトリシア・ハイスミス(太陽がいっぱいの原作者)が頭にあるせいか、パティ・スミスと打ちそうになります。 
間違っていたらやっぱりやったか、と思ってスルーしてやってください。(苦笑) 
 
..2008/7/20 23:01
  

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