++ 偏西風−Mistral− ++
風の吹くまま、気の向くまま。。。

2008. 6. 30. Mon ジョギングは早朝に 27 
2008. 6. 29. Sun ジョギングは早朝に 26
2008. 6. 28. Sat ジョギングは早朝に 25
2008. 6. 26. Thu ジョギングは早朝に 24 シュールだが....
2008. 6. 25. Wed ジョギングは早朝に 23
2008. 6. 24. Tue 第二のミー●ホープ?
2008. 6. 23. Mon ジョギングは早朝に 22
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    2008. 6. 9. Mon
      ジョギングは早朝に 17
  
長いなぁ。 
まだここか。 
ってか長編にしようと思えば、いくらでも長くなりそうなところが怖いです。 
だいぶ削る予定。 
削らないと早く解決しないし、長引くと警部に怒られちゃうからねっ?!(笑) 
ほんとに短編苦手だなぁ。 
だからって長編が得意とも思えないけど(苦笑) 
 
 
「そりゃかなりの難問だ。はっきりいってそこまでは無理だね」 
レニーは肩をすくめて見せた。 
25分署は、ダーニング川沿いにある南北に細長い管轄を持った分署で、レニーたちのいる本署から一番遠かった。 
北の端は自然保護地域にかかっていて、犯罪は圧倒的に繁華街のある南側に多い。 
分署は、その繁華街のほぼ中心にあった。 
 
「久しぶりに来たな」 
埃っぽい道を一時間半ほども飛ばして、やっとたどり着いた分署の駐車場でBBは感慨深げにつぶやいた。 
助手席から降りたレニーも、しなやかな肢体を思い切りよく伸ばしながら、分署を見上げた。 
「俺はここ初めて。本署よりいいビルだな」 
確かに25分署は真新しく、本署より数段綺麗なビルだった。 
老朽化し、そろそろ建て直しが必要な本署とは比べ物にならない。 
 
「なぁ、BB。おれ、こっちの分署に転属願い出そうかな? 」 
腕を組んで大真面目に分署を見上げながらレニーが言うと、BBが笑い出した。 
「暇すぎて死ぬぞ、お前」 
「今は働きすぎだろ」 
「本署の刑事はな、過労死と殉職が多いけどな、ここじゃ暇死にが多いんだぜ? 」 
思い切りレニーが顔をしかめた。 
「そりゃ、どっちもやだね」 
入り口の短い階段を昇りながら、そんな軽口を叩き合っていると、後ろから不意に声がかかった。
 
 
..2008/6/9 23:10
  

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