昨日の朝、5時に一度目を覚ましてしまい、もう一度寝たときにすごい夢見ちゃいました。
夢だから経緯を長々と話しても仕方がないので省略するけど、どこかの丘の上に草の生えたような石の階段をのぼってあがると、そこにどーんとあったのは
・・・・でっかいウルトラマン(の本物)だった!>この場合の本物は着ぐるみのことではありません。
よく晴れた青い空にくっきりと映える銀色と赤のウルトラマン。
巨大・・・。
ちょっと遠目に下から見上げている感じが、本当に本物を見てる感じがするわけで・・・。
樹木に隠れて上半身しか見えないものの、質感とかが何とも言えず・・・。
そうか、自分、本物の(だから本物って何の本物だよ(笑))でっかいウルトラマン見てもあんまりびっくりしないんだなと妙なところで感心していたところで時間切れ。
目覚ましに起こされた。
あ〜そのまま進んでいたらもっと近寄ってみたのに!
足元には仮面ライダーもいたはずなのに(そういう設定だったから)
残念だ〜!
というか、自分、ウルトラマンのファンでもないのに、なんつー夢見てるんだ?
ちなみにここでは便宜上ウルトラマンといってますが、初代でも帰ってきたでもセブンでもなかったぞっと。
あれはなんだろう?レオ?
いささかあきれたようにレビンソンがレニーを見て、それからかぶりを振った。
「そもそもカヴァーディールとコベットは、学年も学部も違うし、入ってるサークルも異なってる。学生じゃないパティ・ハリスとは接点がない、と思うんだが、まぁ、正直言ってそこまでは調べてないぞ? 」
いきなりレニーが顔をあげた。
「サークル! カヴァーディールはなんのサークルに入ってるって? 」
「え? いや、なんだったかな? 報告書にはなかったかな? 」
レニーの勢いにレビンソンがとまどい、BBに助けを求めるような視線を投げた。
BBは毎度のこった、とつぶやいて肩をすくめた。
「それが事件と何の関係があるんだよ? レニー」
「いや、ごめん。もしかして演劇関係のサークルだったらな、と思っただけ」
肩をすくめたレニーが視線を手元に戻すと、おおっと声を上げレビンソンがぽんと自分の膝を叩いた。
「思い出した。それだよ、やつは確かミュージカル愛好会かなんかにいた」
「そうか、やっぱり」
レニーが満足げに顔をあげて笑みを浮かべた。
「待て待て、レニー。奴が演劇関係者だったらなんだってんだ? 芝居だった、ってことか?」
「それもあるけど、いろんなもんが手に入りやすいかなと思ってさ」
レニーがうなずき、レビンソンとBBが顔を見合わせる。
「いっつも彼はこんな感じか? 」
レビンソンがささやき、BBが苦笑した。
「まぁだいたいそうだな。天の啓示があるみたいでね」
「・・・がんばってくれ、ブリントン刑事」
シンプルだが真剣な言葉に、BBが吹き出しそうになるところをやっとこらえた。
レニーのほうは聞こえているのだろうが、涼しい顔でちょうど報告書のページを最後までめくり終えたところだった。
「なかったな、パティ・ハリスの写真」
「ああ、彼女の写真はないよ。だが、確か自動車免許を持ってる。顔はパソコンで見られるよ。見るか? 」
レビンソンは自分の席のパソコンの電源を入れた。起動には少し時間がかかる。
諦め悪くもう一度報告書を、今度は後ろからめくっていたレニーがあるページで手を止めた。
「これは何だ? 」 ..2008/6/26 23:35